「もう嫌やわ」
『え?』
2人きりでまったりしている時、唐突にテレビを消されるかもしれません。そして、なんの脈絡もなく言葉を始めます。
「恋人やめへん?」
貴方を不安にさせるようなことを言い始めるかもしれません。そんな時は、焦らずに、落ち着いて最後まで話を聞きましょう。
『別れたい、ってこと、ですか?』
長年付き添った侑さんからの言葉に動揺するのも仕方がありません。しかし彼の本質を忘れてはいけません。いつだって、貴方を驚かせようとしてくるはずです。
「彼女やなくて、嫁になって欲しい」
嫁…?………嫁ってお嫁さん?奥さん?という風に更に混乱するでしょう。現状に頭が追いつかないため、声を発することもできないでしょう。
そうやって悩んでいる間にも、貴方の反応を見て喜んでいる侑さんがいます。まるで、返事は決まっているかのような余裕の笑みです。
『侑さんの…、お嫁さんになれるってことですか……?』
「せや」
『"宮"になれるってことですか?』
「当たり前や」
貴方の質問にはなんでも答えてくれるでしょう。整理がついたら返事をしましょう。
『私、…貴方のお嫁さんになりたいです!』
元気良く返事をするといいかもしれません。貴方らしい返答に笑ってくれるでしょう。
「今度の休み、名前の両親に挨拶に行かなあかんな」
『はい、確認してみます』
「サムにも報告せな」
『はい!』
侑さんの双子の兄弟である治さんには良くしてもらったため、なるべく早めに報告しましょう。心から祝福してくれるでしょう。
2人で幸せになりましょう。