ST☆RISHと町おこし


以下お試し



「おはよう、名前ちゃん」
『おはようございます!』

「気をつけて行くんだよー」
『はーい!』

私はこの町の役場で働く公務員。
この町は人々が明るく暮らして、沢山の自然に囲まれている。つまりは自然豊かな田舎ということだ。

が、この町にはいい事ばかりではない。


一歩商店街に足を踏み出すと、閉まり切ったシャッターの数々。
開いているお店は手で数えられるほどだけ。

流石に町が老化してきてると思わずにはいられない。観光企画課である私としては放っておけない問題である。

…………町おこしだ。そうだ、それしかない。

んー、まずはそうだなこの町で大きいイベントをやるとかがいいんだろうか?
全国から一気に人が来るようなドーンとしたイベントをすれば、経済効果も生まれて町の活性化に繋がるんじゃない??もちろんそれらが簡単にいったら、全国で過疎地域なんて発生しない。しかし、行動しなければなにも始まらないということも事実だった。

思い立ったらまずは行動だ。

三日三晩企画書を寝ずに考えて、上司に提出をする。
すると、「いいんじゃないか」とわりとすんなり企画書が通ったのである。

実際企画書の内容は大まかで、細かい事は書き込んでいない。まだ荒い部分もあるから、これから細かいことを考えようという根端だ。

ちなみに大まかな内容は、この地域に芸能人を招いてライブを開くということだ。
今、一番ノリにのっている芸能人といったら…。


『ST☆RISH…。』

今一番人気があるのは、巷で有名なST☆ISHである。
ST☆RISHは多忙であり、この町のような小さな町に来てくれるかは分からないけど、お願いだけはしてみようかな。

と、いった具合にダメもとで問い合わせをしたわけですが…。

数日後、一通の手紙が役場に届いた。
とてもハイカラな手紙で、きちりと封がしてあった。

恐る恐るその手紙を丁寧に開けて行く。
何だかいい予感がする。すると封筒の中にはもう一つ封筒が。
遊び心満載だ。一回り小さくなった封筒を開け始める。


この封筒の中には水色の封筒が入っていた。
ドクン、ドクンと心臓が高なる。


水色の紙を開けると、それには何も書いていなかった。
えぇ!ここまで来てイタズラメール!?ガックリと項垂れてしまう。
ちょっと期待してたんだけど…。


「ンー、そのガッカリした顔いいデスねー!」


なんですと!?

テレビで聞いたことがあるような声が降り注いでくる。
ま、待って、何この声!一体どこから?

キョロキョロするとバンっと開けられたドアには、あの有名なシャイニング早乙女さんがいた。え!えっ、本物?

早乙女さんは何台ものテレビ局のカメラも引き連れてこの小さな町にやって来たと言うんですか。


「これは、ミーからのサプライズデース」

またもや、パァンと言う音と共にBGMが流れる。
いつからこんな仕掛けを…!?BGMとともにくす玉が割れる。

そこに書かれていたのは

『………ST☆RISH、ライブ開催決定……?』

「そうデース!ST☆RISHはこの町でライブを開催することが決定しまシター!」



ババンっと効果音が流れて紙吹雪が舞う。
待って下さい、急すぎて言葉が何も出ないんですけど!

「日にちは後日公開デース。」

あはは、あは。これは夢なのか?
一生分の幸運を使ってしまった気がする。

こうして、私と彼らの町おこしが始まったのだった。


***

っていう設定は、いかがでしょう。数年前に考えた設定だったんですが今見ても面白そうだなぁと思います。笑
このお試しに関しましてはたくさんの方から見てみたいというご感想をいただいたのですが、中々続きが思い浮かばず停滞してしまった悲しいネタになります。こういう続きがあったら面白いんじゃない?っていうご意見があったら是非その気持ちを殴る勢いでぶつけてほしいです。

・最初はつんけんしているトキヤが徐々に心を開いていく。
・オトメゲームのようにルート分岐だったらおもしろそう。
・実は歌が上手い夢主が飛び入りで歌う

みたいな感じで箇条書きでも構わないので気軽にご意見ください。
続きはおそらく書けないとは思いますが、このように箇条書きのネタが増えるだけでも作品に味が出ると思っています。というかいっそ誰か続き書いてくださいレベルです。

コメント

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