願えば叶う


『ねえ、本当なの?本当に本物?』

仗助「もちろんだぜ」

億泰「ああ、いいからついて来いって」

『ねえ、信じられないんだけど…』

仗助「まあまあ」

億泰「おい、仗助!
 あそこにいるのミキタカじゃあねえか?」

仗助「おお!よかった!」

『みきたか?』

億泰「おーーい!ミキタカ!」

仗助「こっちだ!」

「おお、これは仗助さんに億泰さん。
 こんにちは」

『?』

仗助「紹介するぜ、薔薇子
 こいつがミキタカだ。」

億泰「そして、なんとォ、
 うちゅーじん!」

『は…?』

ミキタカ「はじめまして、薔薇子さん
 あなたのことは仗助さんや億泰さんから聞いています」

『あ、あぁどうも…って
 そうじゃあなくて
 え、うちゅうじん?』

ミキタカ「はい、わたしは宇宙人です」

億泰「会いたがってただろ?薔薇子」

仗助「本物だぜぇー」

『いや、え?
 なんで二人ともにやにやしてるの』

ミキタカ「信じていませんね?
 まさか仗助さんや億泰さんも信じていないのですか?」

仗助「信じてるって!なあ億泰」

億泰「ああ、もちろん」

『あー…なるほど、あはは。
 宇宙船とか乗れるの?』

「はい、パイロットですから」

『呼ぶこととかは?』

ミキタカ「それは難しいですね。
 地上からはるか上空に待機しておりますから」

『じゃあ光線銃は?』

ミキタカ「そんな物騒なもの、持ち歩きませんよ」

『あはは…オモシロイねぇ…』

ミキタカ「薔薇子さん、信じていませんね!?
 私はマゼラン星雲出身で216歳になります。
 救急車の音はアレルギーでダメなのですが、
 動物が好きでハツカネズミを」

『私が映画観て宇宙人に会いたいなんていったから、
 ごめんね、こんなことに巻き込んで』

ミキタカ「待ってください、私は本物の宇宙人で」

『本当、ごめん、もういいよ』

ミキタカ「好きなアイスクリームはありますか?
 私が出してみせますよ」

『いや本当ごめんって!
 ちょっと、仗助くん、億泰君なんでずっと笑ってるの!?』


end.




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