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私の部屋に入った千歳はあまりの広さに驚いていた、まあ私も広すぎると思う、千歳に適当にくつろいでもらうよう言えばかしこまったようにソファーに腰を下ろした、千歳が緊張するとか意外
今朝もお世話になった給湯器のスイッチを押し風呂を沸かす、その間に買ってきた食材を冷蔵庫に入れてエプロンを装着、早速調理開始だ
「名前、何か手伝うことあると?」
「んー、じゃあ玉ねぎをみじん切りにして」
「わかったばい」
さすが一人暮らししているだけある、千歳の包丁さばきは様になっている、きっといい旦那さんになるね
千歳が材料を切っている横で私はほうれん草を茹でる、ほうれん草の水を絞って適当な長さに切り小皿に乗せる、その上に鰹節をまぶせば一品目完成
テーブルに小皿を二つ置けばタイミング良く風呂が沸いた
「千歳風呂入ってきて、その間にご飯作っちゃうから」
「わかったばい」
「あ、脱衣所に着替え置いとくからね」
脱衣所に向かう千歳を見送り私は残りの作業に取りかかった、食べる人が私だけではないということがなんとなく嬉しくてついつい気合いが入ってしまう
料理を作り終えるとほぼ同時くらいに千歳が出てきた、着替えの場所わかったのか、良かった
着替えは私の持っている中で一番でかいスエットで、千歳には丁度いいか少し小さいって感じだ
「名前の匂いばして落ち着かにゃー」
「ふふっ、なにそれ、ご飯出来てるから食べよ」
二人で手を合わせていただきますした、美味いって千歳が誉めてくれたのが嬉しかった、料理には自信があるのだ、ふはは
夕飯を食べ終えると千歳が皿洗いをしてくれたので私は甘えることにした、ソファーに座ってテレビを眺める
「名前、」
「ん、なに?」
「今日泊まってもよか?」
「別にいいよー」
本当に今日会ったとは思えないほど仲良くなったと思う、でもこういうのは時間の長さとかじゃないんだと思う、どれだけ通じあえるかなんだよきっと
とりあえず私はお風呂に入ることにした、脱衣所で服を脱いで洗濯機に放り込む、ちゃっかり千歳の服も入っている、明日一緒に洗ってしまおう
いつも以上念入りに体を洗って湯船に浸かれば今日あったことを思い出す、千歳と出会って、一緒に学校サボって公園で寝て、テニス部行って、一緒に買い物して、ご飯食べた
千歳と一緒にいるのが当たり前みたいな錯覚に陥りそうなくらい千歳と一緒にいるのが心地良い
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