御輿 ─ みこし ─

「あたしに喧嘩を売るたァ、いい度胸じゃねェか。いいぜ、買ってやらァ!」
「こういうのが趣味なんだろ。付き合ってやってるんだから喜べよ。って、ばか! 調子乗るな、ふっざけんな!」


■基礎情報
種族:ルガルガン(まひるのすがた)
特性:するどいめ
性格:やんちゃ
性別:女
年齢:21歳
身長:173cm

一人称:あたし
二人称:アンタ

■背景
 兄妹で恋人の仲となった両親は周囲にその関係を反対され、駆け落ちした。テンカラットヒルから離れた地で愛を交え、御輿は生まれた。この両親はどうやら親として子を大切にするよりも、恋人であるお互いのことの方が愛しいらしい。物心ついてすぐに察した御輿が捻くれ、少々突っ張った性格に育ったのは仕方がないであろう。しかし、非行に走るでもなく筋を通し、情に厚くなったのは両親が無責任に子を生み、弟妹の子守りを全て御輿がこなしていたからだろう。両親への反発よりも弟妹を自分が守らなければいけないという責任感の方が強かったのだ。
 両親に捨てられてから人間から逃げ時に撃退し、心身をすり減らしていた。夏彦に拾われてからは育児の負担を彼が引き受け、エンテン・カイセイの父母に招かれ彼らの庭に住むようになってからは気が楽になった。やたらとカイセイに絡まれていたので、彼女が島巡りに旅立ったときは静かになったと清々していたのだが……数か月後に「岩タイプゲットしたいから許せ!」とモンスターボールを顔面に投げつけられたことは許さない。

■特徴
 破天荒な両親。好奇心旺盛な弟妹。夏彦に拾われ、安全な環境に身を落ち着けてからは溜まりに溜まった不満を表出し、反抗期に突入した。その最中にカイセイの手持ちに加わったため、手も足も出るのが早い喧嘩屋となった。ラナより周囲に迷惑をかけることに躊躇いのない自由すぎる姉と言われているのはこれが原因だ。しかし、宵宮みたいに自分本位になれず、囃子のように快楽だけを求めて淫らに遊ぶこともできず。背伸びをして悪ぶっているようで、非常に微笑ましい。
 弟妹の面倒を見てきたからか、小動物や可愛いものに弱い。日頃、口調が荒れて悪ぶっているので隠している……のだが、全く隠せず御輿が可愛いもの好きだというのは周知のことだ。そして知られていることに気付いていない。意外にも嘘がど下手な上に鈍感なのだ。

■ポケモンバトル
技構成:アクセルロック・かみくだく
    ストーンエッジ・ロッククライム

■自宅関係
イリナ・ラナ『弱っちい弟と妹』
「すぐ野垂れ死にそうな弟妹を守るのも、まあ、姉の役目っつーものだろ」
 野山を駆け回る御輿とイリナ。それに手を焼いていた両親は色違いのラナを産んだところで自分たちには手が負えないと人里近くに捨てていった。周囲にとやかく言われず、2匹っきりの世界で生きていきたいと群れを抜け出し、好き勝手している精神年齢の幼い両親であったので納得の行動だ。だが、末っ子が色違いなのだから捨てる場所は考えてほしかったと恨み言を言いながら自分よりも小さな2匹を守ってきた。
 夏彦に拾われてからは御輿の負担が減り、少しだけ自分のために時間を使えるようになった。すると、やんちゃな弟妹2匹は御輿の時間より倍速で動き、好き勝手して自立した。まるで両親を見ているようで頭を痛めていたのは秘密だ。ラナは奔放に見えてしっかり者に育ち、手に職をつけているから安心できるのだが……。イリナは夏彦への反抗で危ないことをしようとしているようなので密かに胃を痛めている。

夏彦『自分たちを拾った物好きな父』
「血も繋がってない奴を我が子にするとか本当良い趣味してるな、親父は」
 とある雨の日。体力が限界に達し、意識が遠のいていた時のこと。せめて弟妹だけはと僅かに残る自身の体温で2匹を温めていたら夏彦に拾われた。2匹を守らなければならない長女の立場として、どれだけ衣食住を与えられようと何か裏があるのではないかと警戒し続けていた。素直に甘えるということができない時間があったせいか、10代後半に差し掛かってから反抗期が訪れた。
 昔、何やら危ない仕事をしていたこと。自分たちを育てるためにその仕事を辞め、巻き込まないようにしていたことは知っている。それを語らないのは自分たちのことを我が子だと心から思っているからだろうと追及することはせず。そういう姿を見てきたから、今では大切な父親だと認めている。だが、それを素直に伝えられる日はまだこない。

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