ホワイト本丸の紹介

■審神者
就職して一週間でブラック企業だとわかった会社に勤めていたが、この度晴れて退職できた。
これからは本丸という会社を超ホワイト企業にしていきたいと思っている。
顔色、肌荒れなどから実年齢より老けて見られていることを気にしているが、本人の思い過ごしなところもある。
性格は図太く大雑把。仕事に関してはきっちりやるがオンオフのスイッチが激しいため、私生活が乱雑。
今の目標は刀剣の数を増やすことと悪玉コレステロール値を下げること。


■山姥切国広
主が選んだ初期刀。初めて見た彼女の顔にはっきりと隈があったため、「第一印象は幽霊でした」と後に彼が語ることとなる。もしかしたら本当に何か取り憑いているのではないかとある刀に相談するが「知らない方がいいと思うよ」と言われ諦める。
主の事は気に入っている。初めての食事の味が忘れられずまた作って欲しいと思っている。


■薬研藤四郎
本丸の初鍛刀。顕現された当初は女の審神者で困惑したものの、青江の件で彼女がかなり男前な事に気付く。(刀に戻っても五感はある様子)それでも女であることに変わりはないから、今代では彼女の守り刀として生きたいと思っている。錬度としては青江の方がかなり高いため、最近では彼に手合わせをお願いする薬研の姿がよく見られる。今では一番の仲良し。


■前田藤四郎
昔仕えていたお姫様に審神者を重ね、献身的に支えていきたいと思っている。審神者にお茶を持って行くとお礼を言われるのが嬉しい。以前、皆に内緒で貰った金平糖は隠して取っておいている。それはこれから来る兄弟と一緒に食べたいからであり、いつか一期一振を含めた皆で審神者とお茶したいと思っている。


■骨喰藤四郎
審神者の観察が趣味。顕現当初は彼女の健康状態が心配であったが、日に日に血色がよくなっていく事が嬉しい。彼女に食べて欲しくて、遠征ではよく野いちごや木の実を拾ってくる。しかしそれにより彼女が腹を下していることに彼はまだ気づいていない。


■宗三左文字
「籠の鳥と一緒」という彼に「襖開いてるから出入り自由だよ」という変化球で返され、それ以降発言には気を付けるようになった。頭が悪いふりをして自分の中に踏み込んでくる彼女に嫌悪感を覚えるが、変わっていく自分が怖いだけ。小夜と江雪が来る頃には笑いながら彼女の事を話す彼の姿がある。


■燭台切光忠
例にもれず料理好きの個体である彼は顕現した当日から厨当番を申し出る。しかし刀剣が少ないため、出陣のために厨房に立てない時もあり少しもどかしい時がある。審神者が作る料理が好き。プリンの美味しさを知ってからは卵料理を極めるようになる。ふわとろオムライスを作る練習をひそかにしている。


■秋田藤四郎
日々新しい事を知れるのが楽しい。審神者を姉のように思っている。万屋への買い出しの際、「手を繋ぎたいですっ!」と顔を真っ赤にして彼女にお願いしたことがある。その後は買い出しのたびに手を繋ぐことになるが、今後顕現される主厨の刀剣の気が狂いそうで怖い。


■にっかり青江
霊力の供給は彼女からもらったお守りで得ていた。それがある種の結界のような役割を果たしていたため、審神者や他の刀剣は気付くことができなかった。居間の奥の部屋から出入りしていたのは、その部屋で彼女を看取ったからであり思い入れが強かったために通っていた。恋仲で合った元主の髪の毛を大切にしていることから“物”に執着する個体であることがわかる。「君の物を一つちょうだい」と新しく主となった審神者にお願いをしたことがある。彼女が昔使っていたシュシュをあげたところ内番の時はそれを付けるようになる。今では最愛の人の死を受け入れることができており、新しい主のためにこの身を捧げたいと思っている。また、週に一度はお墓参りをしている。


■小夜左文字
「復讐はやめなくてもいいけど、他にも心の拠り所を見つけたら?」という審神者の言葉を日々考えている。宗三にも聞いたが答えは見つからなかった。きっと彼なら答えを見つけられると彼女は信じている。


■加州清光
「主もおしゃれすればいいのに」が口癖。自分を可愛くしてくれるから、自分は審神者を可愛くしたいと思っている。偶に審神者の鏡台に化粧品を追加したり、部屋の掃除をしているが彼女はそれに気付いていない。


■山伏国広
彼が山籠りに行くときは審神者お手製の弁当が渡される。最近では加州監修の元、デコ弁を持たされる事も多いが実はそれが楽しみになっている。最近作ったのはピカ○ュウのデコ弁だが、彼はそれを新種の管狐と間違えている。


■乱藤四郎
昼ドラを見ることにハマっており、本丸でも何かできないかと考えた結果、サスペンスおままごとという遊びを考案する。一期一振も顕現されたため、今後の配役に力が入る。次回はドロドロ三角関係ネタをいち兄、審神者中心に行う予定。


■五虎退
月に一度、庭で審神者と共に虎たちのシャンプーをするのが日課。そこから水びだしのまま虎たちが本丸内を駆け回り、掃除をするまでが定石。夏はいいが、冬はどのような対策をするか考えなければならない。


■鯰尾藤四郎
おままごとの一件以来、馬当番から外されることになる。突拍子もないこともするが、彼のテンションに審神者は助けられることも多い。最近ではよく自作の歌を歌う為、カラオケ機を買ってあげようと考え中。


■三日月宗近
鯰尾の遊びに付き合った結果、顕現初日に“アレ”塗れになり審神者を発狂させ手入れ部屋に押し込まれた。本人が笑っているのが一番怖い。天下五剣であるが特別扱いしない本丸の雰囲気が好き。短刀たちの遊びには積極的に付き合うがすぐバテる。


■鶴丸国永
驚かすと審神者がいいリアクションを取ってくれるのが嬉しい。執務室の引き出しを花だらけにして審神者を驚かせたことがある。その時の彼女の驚いた顔と笑い声が忘れられない。この本丸の中では割と常識のある刀。


■江雪左文字
戦いを嫌う彼を戦場に送り出すことは胸が痛む。その彼が、せめて本丸では穏やかに過ごせるよう畑の隅で審神者は花を育て始めた。その後、貰った花を栞にして江雪はお守り代わりに持ち歩くようになる。


■数珠丸恒次
審神者がいた時代の文化に興味津々。特に厨房にある電化製品が気になるらしい。鶴丸の「今の時代は無精卵でも温めれば雛が生まれる」という言葉を信じ電子レンジで生卵を温めるという偉業を成した。幸い怪我人は出なかったものの彼が卵塗れになるという参事。これには鶴丸も驚き。


■堀川国広
兼さん>>>>>>主さんから、兼さん>>>>主さんになるがこれが上限である。和泉守がいない間は割と審神者に世話を焼く。しかし彼女がうっかり和泉守の事を兼さんと呼んでしまった時にはゴミを見る目で堀川に睨まれた。


■膝丸
審神者の仕事が減れば兄者を顕現させてくれるのではないかと思い、積極的に近侍を申し出る。が、徐々に主命主命と言い出すようになる。まるで某刀のよう。一度呼べば一時間は彼女の後ろを付いてくる。のちに来る髭切が付けた名は“ハチ公丸”。


■蛍丸
本丸初の大太刀。短刀と同じノリで審神者に抱きついたところ腰に重傷を負わせたのはつい最近の話。そこからは背中によじ登るようになるが、彼女のギックリ腰再発が懸念される。よく食べよく眠る。厨の米がなくなっていたら大抵彼のせい。


■太郎太刀
顕現時のリアクションより、自分が望まれていない刀だと勘違いしたがもちろんそうではない。初めの頃は他の刀剣達と距離を取っていたものの、徐々に打ち解けてきている様子。現世の文化として審神者が若者語を教えようとしているのをこんのすけが全力で阻止している。


■一期一振
短刀たちの為に審神者がやっとの思いで顕現させた。自分のせいで彼女が倒れたと思い、その後よく彼女の世話を焼くようになる。今は妹のように思っているが、いつ審神者セコムになるか分からない危うさも持っている。


■厚藤四郎
「あっちゃんいつものやったげて!」と言えば武勇伝を話してくれる優良個体。でもあまりやると機嫌が悪くなる。弟たちの面倒見はいち兄の次によい。無理をすると知恵熱を出すが、この時でないと審神者に甘えられない不器用な子。


■鳴狐
ずっとそれでは息苦しいだろうと、審神者から動物の口元がデザインされたマスクを支給される。非番の日にネコデザインのマスクをつけた結果、お供の狐が「浮気者―!」と叫び家出したためすぐに廃止された。因みに家出したお供は油揚げ三枚に釣られその日のうちに帰ってきた。


■へし切長谷部
「社蓄になるべくして生まれた刀」と審神者に言われたことを誇りに思っているが、彼女が伝えたかったことはそうではない。日々仕事を求める為、生返事や無視を決め込んでいたら聞こえていないと思ったのか大声で話すようになってしまった。まるで某刀のよう。非番の日には休むことを覚えたが、それはそれで“かまってちゃん”になってしまったので距離の置き方が難しい。


■小狐丸
遠征で山姥切、長谷部、膝丸がいない夜は審神者の部屋に忍び込もうとする。しかし一期一振指揮のもと、粟田口包囲網が発令されるため成功した試しがない。捕まった日の朝には、縛り上げられ畑の案山子にされている。彼を解放するのは三日月の仕事。


■歌仙兼定
燭台切に続き、彼も厨当番を担うようになる。しかし初めの頃は人の身としての力加減が分からず、調理器具を壊しまくっていた。(菜箸四組、鍋の取っ手、おろし金等が犠牲に)密かに“ゴリラ”と呼ばれていたがそれが表立った今となっては、何かと頼られることが多くなった。歌を詠むなど雅な一面もしっかりと持ち合わせているので安心して欲しい。


■千子村正
見かけよりもこの村正は闇を抱えていたりする。それでも妖刀伝説を語ったり、戦いを好む姿から自分が嫌いというわけではない。自分の居場所を見つけられた今では、余計に脱ぎ出すようになってしまったため蜻蛉切の苦労は増えた。しかし、それも互いに楽しそうなので良しとする。


■蜻蛉切
ホワイト本丸初の槍。顕現順は村正よりは少しだけ早かった。真面目すぎて審神者としては少し心配になる時があるが、村正といる事でそれが解消されていると思っている。好きな食べ物が大福だと知ってからは、そのギャップ萌に審神者は悶え苦しんでいる。


■陸奥守吉行
審神者とはよく賭け事をする。真夏日には、どちらが先に暑さで山姥切が布を脱ぐか三日月が炎天下で倒れるかを掛けた。三日月が倒れる方に掛けた陸奥守が勝利し、夕餉のおかず一品を審神者は彼に譲った。


■長曽祢虎徹
初めて彼を見た時、胸筋の凄さに鼻血を吹き出したのは二人だけの秘密。飲み会の時に寝落ちした審神者を部屋まで運ぶ役目は概ね彼である。その時は主厨の刀に見つからないように気を付ける。そのため隠蔽が脇差と並ぶようになってしまった亜種。


■大和守安定
「大和守って呼びづらいでしょ?安定って呼んでよ」の一言で審神者のハートは打ち抜かれた。「見かけがどストライクでした」と審神者は供述している。彼の戦闘での性格を知って以来、ギャップ萌ならぬギャップ破壊に見舞われたが最近では落ち着いてきた。しかし、初の誉十個のご褒美にサンドバッグを申し出たので審神者は少し悲しくなった。


■髭切
約束をした三日後には誉十個を集めてきた。審神者から与えられた名前は気に入っているが、みんなが混乱するからという理由で二人の時じゃないと呼んでもらえない。次代では貰った名を名乗りたいと思うが、そんな日はこないでほしいと思っている。次のご褒美には弟の名前を貰うつもり。


■蜂須賀虎徹
「目利きの腕は充分かい?」と言われたため、“利き茶”を彼の前で披露した。目は関係ないいだろう、と思いつつ育ちの良さはいいのかと審神者を認めるようになる。審神者には一日一回は自分から話しかけに行き、遠征の時は彼女へ手紙を残す。非常にマメな性格であるが、掃除や片づけに関しては大雑把。


■和泉守兼定
少々捻くれているところもあったが、審神者に言わせれば“思春期の高校生”なのだそう。無事に反抗期も終わり、今では審神者に厚い信頼を寄せている。彼なりにもっと親しくなりたいようで「兼さんって呼んでくれていいぜ」と言われたが全力でお断りした。何故なら彼女に“次”はないのだから。


■次郎太刀
彼の歓迎会をやる頃には若者言葉をマスターしていた。審神者とたくさん話したいからお酒を注いでくれるけど逆効果。彼女を潰した回数は早くも彼が一番多い。それでも事あるごとに会話をし、太郎太刀を交えて話す姿は本物の兄弟のようである。


■獅子王
「じっちゃん…じゃなくて今代はばっちゃんが主になるわけだ!」と言った彼の言葉に審神者から笑顔が消えた。この日を境にスキンケアや髪や爪の手入れをマメにやり始める。加州曰く、いい薬になったとのこと。それからは周りの刀剣達に「お姉さま!」「お姫様みたい!」と気を遣われるようになったので審神者としては心苦しい時がある。


■石切丸
見た目と中身が一致した刀剣が久しぶりに顕現され、審神者は嬉しく思っている。しかし「加持祈祷をやってみたい」と軽い気持ちで言ったら三時間余り正座をさせられたので二度とお願いしないと誓った。第二回 上司にしたい刀剣ランキング(審神者の独断)で一位を獲得するほどの安定した優しさを持っている。ちなみに第一回は一期一振が優勝した。


■平野藤四郎
万屋に連れていくと短刀達には内緒でお菓子を買ってあげるのだが、彼には断られてしまう。でもそう言われること自体はすごく嬉しいのを審神者も気付いているから「食べきれないから半分食べて欲しい」ということで大きな酒まんじゅうを一緒に食べる。それを律義にも彼は一期一振に報告するのだが、ひそかに一期が嫉妬していることには気づいていない。


■大倶利伽羅
安定の如く群れるのを嫌うが嬉しいとすぐに花びらを出すため、ついつい構ってしまいがち。“誰が大倶利伽羅の花びらを一番出せるか選手権”では伊達組が本気を見せるもお昼寝中の五虎退と虎たちが優勝を掻っ攫った。ポーカーフェイスが決まらないためババ抜きでは必ずと言っていい程負ける。


■大典太光世
ブラック本丸が解体された後は、蔵に安置されていた刀剣達から霊力を得ていた。
彼女の本丸に来てからは、さっそく練度上げだと言われ大阪城地下を周回させられる。張り切る一期一振部隊長指揮の元、弟達発掘のため人(刀)事を尽くす。何振りもドロップした包丁藤四郎を見ると寒気を覚えるようになるが、お陰で短刀達との絆は深まった。基本は蔵で寝食をするが、週に一度は夕餉をみんなで食べるのが審神者との約束。


■今剣
改めて誉の褒美として一週間審神者と昼寝をする権利が与えられる。また、彼に書類を見せると漢字間違えを指摘してくれ、重要書面は彼に確認をお願いすると安心して提出できる。体は子ども、中身はじじい。話し言葉は平仮名なのに漢検一級並みの知能を持つ。


■岩融
ホワイト本丸初の薙刀。今剣が肩車をされている姿を微笑ましく見ていたら、羨ましいと思われたのか担ぎ上げられた。高すぎて泣きました、と審神者は語る。審神者同様、小さきものを愛する彼と共に短刀達のためにブランコを庭に作った。中々の高評価を得られたため次はシーソーを作る予定。


■物吉貞宗
密かに審神者がずっと欲しいと思っていた刀剣である。彼が来てからは本丸の運気が上昇中。庭先で幸運を呼ぶ青い鳥が見られたり、畑の野菜が豊作であったりする。「小さな幸せですみません」と言うが、君の笑顔を見られるだけで審神者はデレデレです。その姿を石切丸に見られた審神者は何かにとりつかれていると勘違いされ、厄落としの儀式を三時間正座で受けさせられた。


■同田貫正国
審神者は彼がもっている兜に興味津々。一度兜を借り被ってみたら抜けなくなりめっちゃ焦った。その姿を見た同田貫に「ツタンカーメン」というあだ名をつけられる。普段は呼ばないが偶にそのあだ名で審神者をからかってくるときがあるのだが審神者とは本音でぶつかり合える仲。


■愛染国俊
手先が器用でコマやけん玉は木を削って作ったりする。明石に世話を焼いてくれた審神者には感謝しており、お礼にとお手製の木彫りの熊をプレゼントしてくれた。元気で優しくやんちゃな子。彼が来たことにより短刀達の遊びの種類は格段に増えた。


■明石国行
人間としての機能が鈍かったのは、審神者の霊力と馴染めていなかったから。しかし、頭撫で作戦により彼女に多く触れることで徐々に食欲や睡眠欲を得ることができるようになった。因みに彼女が明石のために作った料理というのがデスソース入り親子丼。食材を殺しに来たこの料理を食べた明石はぶっ倒れたので全ての味覚が失われていたというわけでもなかった模様。


■鶯丸
平安刀の中でも特にマイペースな彼に審神者は振り回されることが多い。しかし縁側でぼーっとしていると彼がお茶を持って来てくれるので周りの事は意外とよく見ている。また、「大包平はいるか?」という問に「大包平っぽいのはいる」と長谷部を紹介される。彼の観察をするも三十分で飽きる。


■後藤藤四郎
身長を伸ばそうとよく牛乳を飲んでいるため、彼のために牛乳寒天を審神者は作るようになる。厨に彼女がいると手伝いに来てくれるが普段は食べる専門。高いところにものがあるとジャンプして頑張って取ろうとしてくれる姿が可愛らしい。褒めて伸びる子なので戦場から帰って来た際は一段と労ってあげる。


■信濃藤四郎
懐に入りたがる癖に子ども扱いすると怒る多感な子。審神者が唯一抱きしめることができていない短刀である。しかし懐っこい性格は変わらず審神者が一人でいるとよく話しかけに来てくれる。洗濯や掃除もこなすため、加州や歌仙と仲が良い。彼女に襟巻を結んでもらうのが好き。


■博多藤四郎
「二十四時間戦えます」と言った彼に対し、「遠征以外、八時間以上は労働禁止だから!」と審神者は強く言った。そのおかげかは分からないが、彼は時間をうまく使って仕事をする。長谷部にも過剰勤務はしないよう言ってくれるので審神者も安心している。本丸の経理に関しては彼の担当。


■包丁藤四郎
顕現初の食事は審神者が作ってくれたためてっきり人妻だと勘違いしていた。誤解が解けてからは彼女を人妻にさせるべく本丸の刀剣男士とくっつけようとハニートラップを仕掛けるが全て失敗に終わっている。最近では長谷部と燭台切がトラップに引っかかり大目玉を食らった。


■毛利藤四郎
「毛利と主は気が合いそうです」と言った一期一振の言葉通り、審神者と毛利が揃うと片っ端から短刀を愛で始める。お兄さんぶりたい彼ではあるが十回に一回くらいは審神者に甘えに来てくれる。しかし彼に渡したお菓子は包丁や秋田に横流しされている。


■山姥切長義
偽物くんを見ると苛立ちを覚えるがその理由はおもに“自分に自信を持たない姿”が気に入らないから。あと審神者に可愛がられていることに対しての嫉妬。彼女は刀剣達の事を平等に扱っているつもりだが初期刀と短刀には甘い。そのことに気付き始めている刀剣がいるためいつか何かが起こるかも…。また、こんな性格の彼ではあるが他の刀剣と仲が悪いというわけではない。審神者に平手打ちを受けた光景をこっそりとみていたとある刀剣が「どうやら君もいい趣味をもっているようだね!」と喜々としてフレンド申請をしてきたのは次回明らかになる。


■浦島虎徹
蜂須賀から聞く「可愛い浦島」は審神者の期待を裏切らなかった。浦島が喜んでくれるかと思い、亀吉用の池を庭に作った審神者も十分「浦島に甘い」と言える。因みに浦島、蜂須賀、長曽祢は同じ部屋であり、これは浦島の希望である。どちらかが部屋に戻ってこないと彼は断固として寝ようとしないため兄たちは必ず同じ部屋で寝るしかない。


■日本号
「何杯飲んだか?」という彼の問いに関して、とんでもない奴が来たなと審神者は思った。彼が同じ酒飲みの次郎太刀と違ったところは、人にはあまり飲ませないところ。審神者に酔わないお酒の飲み方を教えてあげたりしている。その成果もあり、五杯くらいは飲んでも大丈夫なようになった。いつか審神者と二人で飲む用にとっておきのお酒を用意している。


■亀甲貞宗
長義とは錬度が近いため共に出陣する機会が多い。帰還する際に彼と同じ場所に体に傷が出来ていると興奮するらしい。朝起きたら長義と共に庭で乾布摩擦をし、風呂の時はサウナで我慢対決をしている。どちらも長義がしているのを聞いて亀甲が着いてきただけのように思えるが、長義も仲間が増えて内心は嬉しい。しかし亀甲が一々興奮しているので二人の距離は縮まらない。


■南泉一文字
短刀達に懐かれたように思えるが、粟田口の刀剣からしてみたら弟が増えた感覚。ぼんやりしてると寂しいのかな?と思い皆が声を掛け始めるから彼からしたら堪ったもんじゃない。が、今では逆に一人でいるのが少し寂しい。審神者の前では相変わらずデレない。お酒が入った時に審神者に今回の件のお礼を伝えたがそれは一年以上後のお話。


■不動行光
捻くれて出てくるつもりが思った以上に自分が来てくれたことに喜んでくれたのでリアクションに困った。審神者はお酒に強くないので飲むのを控えているが、甘酒は酔わないので彼と一緒に飲むようになった。ダメ刀だ、と言うと彼女が全力で励ましてくるので気軽に言えない。今代では愛された分頑張りたいと思っている。


■南海太郎朝尊
この朝尊、有能である。彼がいなくても審神者を助けることはできたが、審神者を助けに行った刀剣たちも時空のはざまで迷子になり帰れるのは本丸時間で五年ほどかかっていたと思う。改めて刀剣として迎え入れられた後も様々な研究に取り込んでいる。その度に真っ先に被害を受けるのが肥前。


■肥前忠広
優秀()な朝尊の助手として本丸に迎え入れられる。とてつもない苦労人。やべぇ先生とやべぇ本丸に来たなと思ってる。でもご飯は美味いのでプラマイゼロ。厨の手伝いをすると夕餉が多くなることを知ってから割と手伝いをするようになる。頼まれたら基本断れないので将来的に内番を押し付けやすい刀剣として認知される。やはり苦労人。


■竜胆の君
にっかり青江の前の主であり、恋人である。青江を介して審神者のことを見たり聞いたりしていたので初対面でもフレンドリーだった。自分が青江にしてしまったことを審神者にはしてほしくなかったので最後に忠告した。後日、お墓の周りに竜胆がたくさん咲いたのは誰の力であるかは不明。
▷竜胆
病を治すという逸話も持っており、霊草とする風習をもっている地域もある。
花言葉の一つに“あなたの悲しみに寄り添う”というものがある。


■山姥切国広(極)
修行から戻り三日ほどは「布被り忘れてるよ!」と審神者に言われる羽目になる。元々しっかり者タイプの個体だったが極めてからはそれが表に出て全体的に過保護になりそう。
検非違使との戦闘において背中を預けた長義に「無様な姿は見せるなよ、山姥切」と言われる未来があったりする。その後、長義のことマブダチと呼んだらキレられる。何故だ?解せぬ。
審神者とは時折、縁側や神域でお酒を飲んだりする。一番、楽しい時間だった。
この本丸で過ごせてよかった。ありがとう、主。