学園祭と″そのとき″−7
R18描写
寮に帰ると、廉造は自室に戻った。着替えるためで、基本的に廉造はそのあとリビングでうだうだとしていることが多い。朝祇はジャージに着替えてから、廉造が着替え終わった頃を見計らって扉をノックした。
「んー?」
「ちょっといい?」
「ええよ〜」
廉造の許可を得て、室内に入る。廉造はシャツとスウェットに着替えてベッドに横になっていた。
「どしたん?」
「…や、別に」
朝祇は曖昧に答えると、廉造の隣で横になり、体を密着させる。廉造はそれにくすりと笑うと、優しく抱き締めてきた。
「俺が行こう思うとったんやけど、先越されてもうたな」
「同じこと考えてた感じ?」
「多分な。…誰もおらへんのやし」
しばらく誰も帰ってこないことが確実な空間。そこに2人きりとなれば、考えることは一つしかない。
廉造はそっと、朝祇に顔を寄せてきた。朝祇も目を閉じて受け入れれば、唇が重なる。感触を楽しむような触れ合うキスをしたあと、ぬるりと舌が入ってくる。それを咥内で自身のものと絡ませ、徐々に大きく動くようになってきたのについていく。
それに合わせて廉造は体を起こしていき、マウントを取った。
一度唇を離して目を開けると、濡れたような目線と合う。
「…今日は随分サービス多かったなぁ?」
「女子に…?あれくらい、んっ、」
お帰りなさいませ、とやったことだろうか。大したことじゃないだろ、と思った瞬間、廉造に胸をシャツ越しに摘ままれた。布に擦れる感覚だけで強い快感になってしまう。
「俺のやって言うたやろ?」
「っ、ん、お前だって、ダンパのパートナー探して声かけまくってたくせに」
「朝祇が女装してくれるんならせえへんかったよ?」
廉造はさらにシャツの中に手を突っ込み、直接責め立てにかかった。すっかり廉造によって開発されてしまい、途端に強い快感が走る。
「ぅっ、あっ!」
「…かわええな、」
耳もとで囁かれた直後に舐められ、鼓膜のすぐ近くで水音が鳴る。それにびくりと体を揺らすと、腰をつつ、と撫でられる。そこから腹筋の溝をなぞられ、へその辺りを擽られる。愛撫に翻弄されるうちに、今度は膝で股間を刺激された。
「んん、はっ、ぁ、」
「もービンビンやん、」
楽しげに言うと、廉造はジャージを下着ごと降ろす。外気に触れる感覚に震えると、軽く屹立を扱かれる。
本当ならここからさらに弄られてしまうのだが、今日は違う。朝祇は廉造の扱く手を掴んで止めた。
「?どしたん?」
「あ…のさ、その、廉造が嫌じゃなきゃなんだけど…」
自分で言うのが滅茶苦茶恥ずかしい。顔がつい火照るのを感じる。それでも意地で言葉を続けた。
「う、後ろ、使わない?実は、ちょっと準備してさ…あ、いや、ほんと廉造が嫌じゃなきゃだけど、」
「えっ、ええんか…?」
「…うん」
まさかの提案だったのだろう、廉造は驚いて目を見開いていた。理解するなり、すぐに期待に熱の籠った眼差しを向ける。
「朝祇がええんやったら、そら、ぜひ」
「ん、そんならローションが…」
「あ、あるで」
すると廉造はベッドの下からローションのボトルを取り出した。用意周到だ。それに少し苦笑して、上半身を軽く起こす。
「そだ、あとあれ」
朝祇は脇に避けられたジャージからピンクの細長い棒を取り出した。先端にいくにつれて細くなり、半分から上が球体が縦に連なっているようになっている。
「ホンマに準備してくれとったんやね」
「…まぁ、な」