サーヴァント・サマー・フェスティバルII−18


必死にキスについていきながらアーサーの舌と自分のものを絡めていると、アーサーはリネンシャツのボタンをギリギリで引きちぎらないようにしながら外し、晒された肌に手を這わせた。

いったんそこで口を離すと、アーサーはマウントポジションから唯斗を見下ろして、恍惚とした表情を浮かべた。


「あぁ…とても素敵だよ唯斗。ずっと、君をこうしたいと思いながら3ヶ月我慢してきたんだ」

「むっつりなのに爽やかってずるいだろ」

「ふふ、持っているリソースはすべて使ってでも君をこの手に留めておかないと、と決意したところだ。森殿は良いきっかけになったよ。さあ、たくさん感じさせてあげるから、君もたくさん乱れてくれ」


どうやら相当に鬱屈していたらしい。おくびにも出さなかったアーサーの爽やかさには脱帽だ。まさか、今まで隣でこれほどの激情を抑えていたとは。

アーサーは、言葉は終わりだとばかりにシャツを広げると、唯斗の胸先に顔を近づけた。そのまま乳首を口に含むと、舌でこねくり回すように舐めながら音を立てて吸い込んだ。
水音が響き、濡れた感覚が胸の先を這いずる感覚が背筋にダイレクトに伝わってくる。


「んッ、は、ァ、っあ、!」


反対側も指で摘ままれ、吸われる度に震えてしまう。さらに、アーサーは舌でなめ回していた胸の先に、柔く歯を立てた。固く一際強い快感がじんじんと広がり、体が跳ねる。


「ッあ!ひっ、ん、ッんん!」


アーサーは感じている唯斗に微笑むと、体を起こして唯斗の耳元に口元を寄せる。


「かわいいね、唯斗」

「ん、!」


濡れたような声とともに、耳梁を舐められてぞわぞわとした感覚が背筋を伝って下腹部に集中する。立ち上がってサーフパンツにテントを張るそこを、アーサーはそっと撫でた。

さらに、アーサーは体の位置を下げて唯斗の下半身に移動すると、おもむろに、サーフパンツの裾の隙間から手を差し込んできた。両足のパンツ内に手が侵入し、インナーサポーターの中にまで突っ込んできて、唯斗のものを直に掴んだ。


「っ、く、ぁ、まっ、て」

「出そう?」


こくこくと頷いた唯斗に、アーサーは手を引き抜くと、そのままサポーターごとサーフパンツをずり下ろした。一気に自身が外気に触れてびくりとする。


「…僕も正直、暴発しそうだ。早く入れたい。いい?」

「…ん、おれも、早く、ほしい」

「っ、ふーッ、慣らすから、もう少し待ってね」


アーサーは自分を落ち着けるように息を吐くと、自分の荷物からローションのボトルを取り出した。準備がいいことだ。

ローションを手に取って温めてから、アーサーは濡れた指を後ろの窄まりに触れさせ、円を描くように縁を撫でる。
もうすでにそれだけでじわじわと快感で追い詰められるようになってしまうのは、それだけ回数を重ねてきたからだ。

思えば、ルルハワに来る1週間ほど前にも致していた。ループで体感した時間こそ3ヶ月に及ぶが、この体はあくまでルルハワ到着後7日目のものだ。要は、2週間ほどしか空いていないことになる。
唯斗自身が慣れていることもあって、指はあっけなく侵入し、奥へと肉を割り開かれる感覚からも快感を得るようになっている。


「んんっ、ふ、ぅっ、」


縁からはむずがゆいような、奥からはジンと来るような、そんな快感が指の動きによって繰り返される。

初めてしたときは30分以上を費やしていたこの作業も、今ではすっかり、10分ほどの前戯となっている。指を3本入れられてもなお、もっと太くて固いものが欲しいともどかしい気持ちになってしまう。
それでも、唯斗が感じる感覚と、実際のほぐれ具合には若干の差があるため、痛みが生じないよう、アーサーは多少生殺しのような時間をかけて後ろを慣らしていくのだ。


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