要点は掻い摘む(3)



試合開始のゴングが鳴った。
スタースクリームの爆撃は画面越しに見るよりもはるかに激しく、離れていても感じる熱と爆発の勢いで転んでしまう。
しかし痛がる暇も泣く暇も今は無い。
たとえバンブルビーの足が吹き飛んでいても振り返らない…振り返れない。
感傷も躊躇も歩みを阻む足枷となるから。

本当はサムがキューブを持って走るのを隣で走りながら援護したいが、体力的に幸縁には無理だ。
だからすまないと思うが彼女は決めた。
サム、無視します(キリッ

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