政府職員とはじめちゃん2
・捏造のオンパレード





「────霊基の拡張、ですって?」


白を基調とした部屋の中、菫色の髪の女性は怪訝そうな声を出した。
その隣に居る亜麻色の髪の女性は、ふむ、と声を漏らしつつ顎を撫でる


「まぁ、聖杯を使えば出来ない事もないだろうね。
けれど君が言いたいのはそうじゃないんだろ、斎藤くん?」


彼は何時も通り飄々とした雰囲気で、へらりと笑みを浮かべた


「ええ。簡単に言いますとね、魔術回路を僕に移植して欲しいんですよ」


彼の言葉に、菫色は目を見開いた。
亜麻色も予想外だったのか、動きを止めている


「僕は近代のサーヴァントだ。神秘も魔術も関わってない。
そんな僕に出来るのは、敵を斬る事だけ。
でも…僕が魔術を使える様になれば、あの娘の負担は減るでしょ?
維持だけで魔力を食う様になれば、そして僕自身が魔術を使える様になれば────僕のマスターを、魔力過多から少しでも楽にしてあげられる」


彼のマスターは、出自が特殊だった。
一族が神という名の聖杯を祀っており、それに育て上げた生贄を捧げていた。
術を修め、純潔を守った十五の娘を新月の夜に捧げる。そんな下らない儀式を、平成の世に移ろった現在でも行っていた。


彼のマスターは、生贄にされた上で、生きたいと願った。


その願いが同化した聖杯に叶えられ、斎藤一が召喚された。
どうにかその場から救い出したものの、聖杯は彼女の魂に深く食い込んでいた。
家から逃げ、カルデアに来たのは、彼が彼女から聖杯を引き剥がしたかったからだ。
十五年もの間家に縛られ、死ぬ事を強いられてきた彼女にどうか普通の暮らしを得て欲しいと、彼が願ったからだ。


しかし────神代の魔女や万能の人など、神秘や魔術に精通した英霊達が見ても、マスターから聖杯を分離させる事は出来なかった。


聖杯と同化した彼女は、無尽蔵に生み出される魔力で体調を崩しやすい状況にある。
確かに普通の魔術師よりも魔術回路が多いとはいえ、人の身に聖杯は重いのだ。
彼は、それを歯痒く思っていた。
最高ランクのサーヴァントを喚べたなら、きっと彼女の魔力は安定するだろう。神話級のサーヴァントは、維持だけで大量の魔力を消費する。
もしもう一人のマスターである藤丸ではなく、彼女が盾のサーヴァントと契約していたなら。
そうなれば、数多のサーヴァントと契約するという特性上、オーバーヒートが起きる暇もなくなるかもしれない。


しかし生きたい、生きてみたいと願った彼女の声が届いたのは、生き延びる事に特化した極東の人斬りだった。


その身は神代とは程遠く、宝具も己の技術から生み出されたもの。故に彼は魔力消費が少ない部類に入る。
低燃費でありながら敵を斬れる彼は、マスターからは大層有り難がられる存在だろう。
だが魔力過多で調子を崩しやすい彼女とは、相性が悪過ぎた。


「…判っているの?魔術回路の移植は簡単じゃない。一時的に魔術回路を構築するにしたって、燃える鋼鉄の棒を背骨に差し込まれる様な痛みを伴う。
移植となれば痛みだって尋常じゃないし、魔術と縁遠い貴方の霊基は魔術回路を受け入れられないかもしれない。行ったとして移植した瞬間から、拒絶反応による霊基の崩壊だって有り得るわ。
それに────たとえ魔術回路の移植が成功しても、貴方に魔術を使えるとは限らない」


菫色の魔女が諭す様に懸念事項を挙げた。
しかし、そんな事で彼は動じない。
彼は既にあらゆる文献も、方法も、懸念事項も、可能性も、危険性もカルデアのデータベースを駆使して調べ尽くしていたからだ。
痛みなど、既に覚悟していた。
それに────その痛みには耐えると、耐えねばならぬと決めていた。


何故なら、彼のマスターはその激痛を耐え抜いたから。


生贄となる為に魔術のみを磨き続け、普通の暮らしを知らない彼女が耐えたもの。
それと同じ痛みであるならば、彼は絶対に耐えねばならぬ。
…何より。
同じ痛みを受ける事が出来れば、もっと彼女に寄り添える筈だから。マスターとの夢の共有で受けた幻影の痛みではなく、現実で同じ痛みを共有出来るまたとない機会なのだから。
そんな仄暗い思考を圧し殺し、彼は口を開いた


「俺はあの娘のセイバー。あの娘の為の自由の剣だ。
ならば、俺がどんな苦しみからも、刹那を救ってやりたい。
その為ならば────何でもする」


剣を捧げた彼女の為なら、何だって。














『………………』


朝から重い夢を見た。
なにこれ…重…しれっと同じ痛みを共有出来るとかって思ってる辺りおっも…
先ず抱いた感想がそれだった。重い。思っていた以上に重い。
何とも言えない気分で目を開けると、すやすやと気持ち良さそうに眠っている元凶が居た。


こいつだ…朝からカツ丼みたいな記憶見せてきた奴…


無性にいらっとしたものの、穏やかな眠りを邪魔してやろうとも思えず。細く見えて筋肉質な腕も巻き付いていて、抜け出せそうにない。
結局はじめちゃんが起きるまで、黙っていれば陰のある男前を眺める事にした














『どう思いますか班長。これを朝からぶちかまされた私の気持ち』


「おっっっっっっっっっも……」


『正解』


執務室に向かえばまだ班長とみっちゃんしか居なかったので、今朝の夢の話をしてみた。
すると班長は頭を抱えてしまった。そして絞り出したのがさっきの一言。マジそれ。重いよね。


「正解じゃねぇわぜんっぜん軽いでしょうが」


朝から胃もたれしている私達にそんな事を言ったのは、今日はコート姿らしいはじめちゃんだ。
二人揃ってチベスナ顔を向けてやれば、元凶はへらりと笑う


「わぁ、親子みたーい」


『腹立つ』


「実際親子みたいなモンだろ。お前育てたの俺と光忠だし」


『パパ、大好きだからノルマ減らして♡』


「娘、大好きだからノルマ頑張って♡」


『チッ、愛想売って損した』


「誰だこんなじゃじゃ馬育てたの」


『あんたとみっちゃん』


「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」


後方でゲラが机に伏せて震えている。
それをシカトしつつ、私は硯に水を注いだ。


『実際さ、班長好きな人居ないの?
私も寮に入ったんだし、そろそろ自分の幸せっていうのを探しても良いと思うけど』


「げほっ、急になんだよ」


『いやこれ前から思ってたんだよね』


私の問いにお茶を飲んでいた班長が噎せた。
オールバックに眼鏡を掛けた班長は、パッと見はインテリヤクザだ。けれど優しいし、こんな小娘を育て上げる甲斐性だってある。
寧ろ今まで女性の影を見ていない辺り、育てて貰った側からすれば不安しかない。
多忙な彼の貴重な時間を未来の部下とはいえ、子供に使わせてしまった、と。


「余計な事を考えてるみたいだから言うけどな、お前を育てた時間は、俺の宝物だ」


『えっ』


急にブッ込まれ、固まる。
慌てて視線を上げると、班長はにっと笑ってみせた


「だから俺の事は心配するな。お前は俺達の娘として甘えて良いから」


『………ありが、と』


…まさか、宝物だなんて言って貰えるとは思っていなかった。
ぎこちなく視線を彷徨わせる私を、背後からぎゅっと抱き締めてくる男。はじめちゃんはゆるりと目を細め、班長を見た


「マスターちゃんがあんたみたいな人に出会えて良かった」


「…あんたのマスターの時は、こうじゃなかったのか?」


「…十五まで、ずぅっと神様の生贄になるって事だけを言い聞かせられながら、魔術の腕だけ鍛えてたんだ。
僕が初めて会った時は、人形みたいな子だなって思ったよ」


『…なんか、迷惑掛けたっぽいね?ごめんね?』


いや前世の私なんぞ知らんけど。
だが明らかに苦労したと言外に滲ませる彼に謝罪すれば、へらりと笑って手をひらひらされた


「いやいや、あの時も大変だったけどさ…楽しかったよ」



『……人には恵まれてんのね、私』


どんな生まれだろうが、寄り添ってくれる人には出会えているらしい。
そう呟けば、班長とはじめちゃんが笑った
















墨に筆先を浸す。札に乗せる。滑らせ、押さえて、ゆっくりと払う。
最後の文字を書き終えた所で息を吐いた。


『どうせこんなに書いても望みの刀剣男士来なきゃ紙屑って言うじゃん…なんで私紙屑書いてんの…?』


「はーいマスターちゃん一回休憩挟もっか。美味しいお茶淹れましたよ〜」


富士札って実は祝詞の量が凄いのだ。そして書いている間に吸われる霊力の量も半端ない。
小筆の中でも一番細いものの先端で細々と文字を書き込み、蟻の行列かな?みたいな文面を完成させた所で富士札と刻んだ袋に納める。
札一枚を書き上げるのに大体一時間、込める霊力は依頼札十枚分。勿論一字でもミスったらやり直し。終わりが見えてきた所で失敗とか発狂ものである。
それなのに、審神者達は中身を改める事もなく、式神に札を渡すだけなので我々の苦労など知る由もなく。
一時間の大作をじゃかじゃかと炉にブチ込んだ末、目当ての刀剣男士が鍛刀出来なければ紙屑と罵るのだ。


『紙屑……』


「富士札ってああなるよなぁ…」


「お疲れりんちゃーん。鬼神丸さん、りんちゃんよろしくー」


「はぁいはい。鬼神丸ちゃんにお任せあれってね」


はじめちゃんにひょいと抱えられながら、声を掛けてくれた先輩達に手を振る。
奥に作られた休憩室に運ばれ、座椅子に優しく降ろされた。
既に用意されていた急須から、綺麗な色の緑茶が注がれる。
目の前に置かれた湯呑みからふわりと豊かな香りがして、ほっと息を吐いた。
そんな私を、隣に座って頬杖を付いたはじめちゃんが笑う


「お疲れ様、マスターちゃん。あんな小せぇ字の札、良く文句も言わず書けるねぇ。僕なら文句タラタラよ?」


『私らしか札書けないんだからしょうがないじゃん…政府が人員増やさないから…』


「まぁ、書字班は特殊ですからね。竜胆さん、お八つに水羊羹は如何ですか?」


『ありがとう堀川さん』


「あれ、僕の分まで?ありがとね堀川ちゃん」


「いえいえ。主が休む時は護衛刀も休む、がウチの基本ですよ」


ひょこっと顔を出した堀川さんに水羊羹を差し出され、有り難く受け取る。
隣で受け取ったはじめちゃんが苦い顔をした


「つっても僕ら、書類ちょっと整理して飯作ってるだけじゃない。他に仕事ないの?なぁんかマスターちゃんは忙しいのに、僕だけ楽しちゃってるとか罪悪感凄くてさー…」


「今こうして竜胆さんの傍に控えるのも立派な仕事ですよ。富士札みたいに長くて疲れる札を書いた後の主さん達って、ちょっと目を離すとまた筆握っちゃうんで…」


「あー…疲れてハイになっちゃったマスターちゃんの見張りってワケね、了解」


遠い目をした堀川さんに色々察した顔になったはじめちゃん。
彼に頭を撫でられながら、水羊羹を口に運ぶ。
大きな手にすり寄りつつ甘過ぎない小豆を堪能していれば、堀川さんが笑みを浮かべた


「竜胆さんは鬼神丸さんが来てから調子が良さそうで、良かったです。前は富士札五枚連続で書くくらいじゃないと、帰る前には熱が出てましたし」


『すみません、霊力の調節下手くそで…やっぱ霊力制御装置着けた方が良かったかも…』


「竜胆さんのそれは規格外ですから、無理に抑え込まずに外に出す方が良いんですよ。
それに、霊力制御装置なんて着けない方が良い。
アレは制御なんて名前ですけど、実際霊力を装置にみっちみちに押し込んでるだけで、外したら大変な事になるって話ですし」


「は?何それ詳しく」


怪訝な表情を浮かべたはじめちゃんが、霊力制御装置に食い付いた。
それを見た堀川さんが、向かいに腰を降ろした


「霊力制御装置というのは、時の政府が開発してるものなんですが────」


霊力の調節が出来ずしょっちゅう体調を崩す私の世話をしてくれたのは、主にみっちゃんと堀川さんである。
一応時の政府も霊力の調節が上手く出来ない職員の為に、霊力制御装置なるものを作成していた。
ただそれは、頸に嵌めた鉄製の装置に霊力を吸わせるだけ。しかも吸う量は調整出来ず、どんな時でも同じ量をギュンギュン搾取するんだとか。


ただ吸うだけならまだ良い。
いや使用者が倒れても吸うから良くないけど、まだマシ。


どうやらその装置、霊力の質と量との相性もあるらしく────相性の良い使用者の霊力は何時までも吸うのだが、相性が悪いと五分も経たずに爆発するらしいのだ。


「爆発」


「そう。頸に嵌めた鉄製の装置が、爆発します」


『あとは…使用者の体質によっては吸収量に負けない様にガンガン霊力作る様になっちゃうから、外したら霊力の調節効かなくて大変って話だっけ?』


「そうそう。だから霊力を増やしたい職員さんなんかはこっそり着けるみたいですよ。巷では首輪チャレンジって呼ばれてるとか」


「首輪チャレンジ」


『…鬼神丸ちゃん?大丈夫?』


なんだかはじめちゃんの顔色が悪い。
そっと肩に手を乗せると、指抜きグローブを嵌めた手に包まれた。
反対の手が此方に伸びてきて、指先が探る様に頸もとをなぞる。
擽ったさに笑っていれば、堀川さんが言った


「大丈夫ですよ鬼神丸さん。竜胆さんは制御装置嵌めてません」


『んふふふ……あー、擽ったかった。
大丈夫だよ鬼神丸ちゃん、制御装置嵌めようかって聞いたら班長とみっちゃんに秒速で却下されたから』


「あとそんな危険物着けようとするなってお説教されてましたね」


『う……だってしょっちゅう熱出すよりはマシかなって…』


「僕達からすれば、首に爆弾嵌められる方が怖いんですよ。お世話出来るのは脇差としては有り難いですし、遠慮なんかしないで欲しいかな」


『…ありがとう堀川さん』


熱に魘される私の頭を優しく撫でてくれた事を思い出す。それこそはじめちゃんを喚ぶまでそんな体調だったのだから、十年は看病して貰っただろうか。
うわ、すんごい迷惑掛けたな私…今度差し入れ持ってこよ…
そう決めた私に、大きな影がのし掛かってきた


『どうしたの鬼神丸ちゃん、私は元気です』


「僕のクソ燃費のお陰で健やかになってくれて何より……ねぇ直ぐ迷惑かもとか考えて斜め上に突っ走るのやめな?
誰が首に爆弾巻けっつったよ怖ぇから二度と自分で何かを決めんな」


『おっと華麗な人権侵害』


「鬼神丸さん、流石にそれは」


「止めんな堀川。コイツ前からそうなんだよ。
言葉も意志疎通も足んねぇの。前もはじめちゃんって一言になんもかんも押し込んでたのよ?
はじめちゃんって言ったら右から二番目の棚の小瓶取ってって意味だった事もあんのよ?んな事判るか。いや判るけども。ちゃんとご所望の品を渡しましたけども。
俺の名前何時から複数の意味を含む単語になった?って思うレベルなんですが?前々から思ってたんだけど可笑しくない??俺の名前って斎藤一って意味以外にあるんだっけ???」


「鬼神丸さん、斎藤さんが出てきてますよ」


「おっっっっとこいつは失礼」


苦笑いで堀川さんに言われ、はじめちゃんが口を押さえた。
一つ不言色が瞬いて、手が外される


「……堀川ちゃん相手だと、どうにも気が緩むんだよねぇ。新選組の縁かね」


「だとしたら外では気を付けて下さいね。新選組の刀は結構居ますし、僕みたいに見ただけで正体に気付く刀も居るかも知れません」


「その辺りは対策済みよ。今は僕のスキルでしっかり刀剣男士に擬態してるから」


……そう、はじめちゃんの事情は複雑かつ面倒なので、班長とみっちゃん、それから上層部以外には知らせないつもりだったのだ。
ただ、私の護身刀として書字班の面々の前にはじめちゃんが立った瞬間


「……竜胆、それは刀剣男士ではないぞ…?」


「えっっっっっっっ斎藤一さん???
なんで?なんで斎藤さんが此処に居るんですか???」


……大典太さんと堀川さんに爆速でバレた。
その瞬間はじめちゃんが斬る?口封じしちゃう?みたいな顔で此方を見たので、私は彼にしがみついて阻止した。
隣の班長とみっちゃんは同時に額を押さえ、天井を仰いでいた。
その後、結局全員に理由を説明し、呼び名を鬼神丸に固定したのだ


「班長の話だと、審神者ってのにだけ気を付けてりゃオーケーって感じだったのにね。刀剣男士にも鋭いのが居るなら先に言っとけっての」


「まぁ大典太さんは霊刀だし、僕は土方さんの刀ですし……運が悪かったとしか…」


「えぇ?僕幸運Aよ?…いやあれで一括で自己紹介済んだし、良かったっちゃ良かったのか…?」


『鬼神丸ちゃん、そろそろ離してくれない?』


「えーもう少し良いじゃない。お疲れ様のハグよ?」


『お茶飲みたい』


「じゃあ背中から抱っこしようかね。失礼しますよ」


ひょいと抱えられ、向きを変えてはじめちゃんの胡座の上に降ろされた。この間私への意思の確認などはない。実に勝手である。
湯呑みを手で包んでいれば、私の頭に顎が乗せられた。
右手は脇腹付近から左肩に伸ばされ、左手はお腹に巻き付いている。
完全に扱いがぬいぐるみなのは如何なものか


「良いよねこのサイズ感。きゅっと抱え込める感じがさぁ」


『人をジャストサイズのぬいぐるみみたいに言うな』


「良いじゃない。マスターちゃんだって僕の身体好きでしょ?」


『待って。私は鬼神丸ちゃんが好きなのであって、身体目当てではないんだが?』


なにその言い方語弊しかない。
思わず口を挟むと、はじめちゃんが沈黙した。
珍しい。要らん事は沢山言う男が動かなくなったのを不思議に思い、見上げようとするとそれを察した腕に力が込められた


『…鬼神丸ちゃん』


「嫌だ見んな」


『鬼神丸ちゃん』


「言うな、判ってんだよ遊び人の癖に直球が刺さってんのダセェって事くらい……!!」


無言で前を見る。
堀川さんがにっこりしたので、口を開いた


『照れてんの可愛いね鬼神丸ちゃん』


「真っ赤ですね鬼神丸さん」


「言うなっつってんだろ!!!!!!」





















はじめちゃんを召喚してから、霊力過多による体調不良がなくなった私はすっかり健康体である。
本日も班長からお使いの任務を授かり、はじめちゃんを伴って城下町区画に出ていた。


「ちょくちょくお使い言い渡されんのね。書字班ってのはもっと机に齧り付いて、札ばっか書いてるもんかと思ってたよ」


『前まではそうだったよ。そうじゃないと、私倒れてたから』


私は霊力を吐き出した所でほぼ同じ量の霊力が補充される為、術なんかを連発した所で無意味なのだ。
故に一定量をゆるゆると放出し続ける札作りか、形を保持するのに霊力を消費し続ける刀剣男士と契約する方が向いていた。
本来なら直ぐにでも刀剣男士を付けたかったらしいけれど、子供のうちに、末端とはいえ神と契約させるのは危険と判断され、先ずは札作りを覚える事となった。
そうしてある程度政府での生活にも慣れ、身体的な成長も落ち着いてきたという事で、自身の護衛刀を鍛刀しようという流れになったのだ


『だからね、あんまり他の区画見に行った事ないんだ。お店もゆっくり見た事ってないし…楽しみ』


「……じゃあ、これからは僕と一緒に色んなものを見に行こうか」


柔らかく微笑んだはじめちゃんが、大きな手を差し出してきた。
指抜きグローブを嵌めた手にそっと手を重ねると、優しく握られる。
そのまま手を引かれ、城下町区画に繰り出した。


「買い物リストは綺麗に区画を一周だったよね。マスターちゃんは何か見たいものとかある?」


『特には思い付かないけど、見るのは楽しい』


「じゃあ気になったら入ろうか。…にしても、刀剣男士も審神者も居るのね」


はじめちゃんが周囲を見渡して、そう呟いた。
商店街区画は大きく二種類存在していて、此処は江戸時代をメインとした城下町エリア。隣には、近代をメインとしたショッピングエリアというものがある。
二つは政府直轄の繁華街であり、審神者も本丸のゲートから来る事が出来る場所だ。
故に、政府職員も審神者も垣根なく買い物を楽しんでいる。
…その中にはやはり、此方を見ている人も居て。
彼等から感じる視線に気付いて、私は声を落とした


『…鬼神丸ちゃん、私から離れちゃダメだよ。
知らない人に声掛けられても付いて行かないでね』


はじめちゃんは左腕に特例刀剣男士の腕章をしているけれど、それはつまり、僕は激レアの刀剣男士ですと自己紹介している様なもの。
まぁ彼は刀剣男士じゃないのだが、稀有な存在であるのは確か。
所有者である私から離れた所で何かされれば、多分被害が出る。相手側に。


「あのねぇ、それは僕の台詞よ?
マスターちゃんこそ僕から離れちゃダメだからね?僕の腕が届く範囲から出ない事、良い?」


呆れた顔でそう言われ、眉を潜めた。
いやちょっと待って?腕が届く範囲って結構狭いよ?なんでそんな具体的な制限なの?


『あまりにも狭い』


「知ってる?方向音痴って目の前で真逆に進むのよ。前を歩かせたら自信満々に間違っていくから。
だからさっと止められて、引っ張れる位置が妥当ってワケ」


『具体的すぎる…』


「好奇心旺盛な方向音痴の護衛は任せな。慣れっこよ」


『…うん。私の世話に慣れてるのは良く判った』


名前の件といい、あまりにも迷惑掛けてないか、前世の私。なんかこう、予想以上に世話を掛けてる感が凄い。
思わず顔を引き攣らせた私を見下ろしたはじめちゃんは、楽しそうに口角を上げた


「なぁに気にしてんのマスターちゃん。言ったでしょ、僕は好きであんたの世話してたんだって。
堀川ちゃんもそうでしょ?好きで世話焼いてんの。


……俺はお前が好きだから、何でもしてやりたいんだよ」


………一つ間を置いて、低い声で紡ぐのは何時も本音だった。
思い出せないけれど、そう思う。
そして私は、何時もヘラヘラしていて簡単には思っている事を教えてくれないこの男が時折見せてくれる本音が、きっと堪らなく好きだった


『じゃあ、私が死ぬまでずっとお世話してね』


私の言葉に片方の眉を跳ね上げると、はじめちゃんは意地悪く笑った


「あーらマスターちゃん、死ぬまでで満足するつもり?薄情だなぁ、僕ってばこぉんなに真面目で健気で信用出来る刀なのに」


『僕ぁ信用ならない刀ですよって言ってたのはどの口だっけ?』


「あはは、そんな事もあったっけねぇ。でもほら、それってマスターちゃんには言ってませんし」


ヘラヘラしながら言うのを見て、そういえば私には言ってなかったんだっけ?と考える。
…あれ?いや私そんな言葉聞いた事あったっけ?
首を捻る私を見下ろして、不言色の瞳がゆるりと細められた。
背を丸め、高い位置にある頭が近付いてくる。


「……狼ってのは一途でね。
一度護ると決めたからには、御供しますよ。輪廻の果てまで、ね」


とろりと融け落ちそうな程甘い目で、低く掠れた甘い声で。
落とされた囁きに、思わず顔を覆った私は悪くない












「煎餅と練り切りと茶葉……これでお使い終了かな」


『お使い完了!鬼神丸ちゃん、お団子食べる?あ、きな粉餅…まってパフェ食べたい!
特盛…!?クリーム特盛ってなに…!?!?』


「落ち着きなさいなマスターちゃん、茶屋は逃げないから」


目に入ったカフェを指差せば、優しく手を引かれた。仕方ないなと言わんばかりの笑みを浮かべたはじめちゃんが、そっと視線を流した。
はっとして周りを見ると、周囲の皆さんから微笑ましいものを見る目を向けられている。


しまった…!!!!
政府職員として、毅然とした態度で居なくては…!!!!


首から提げた職員証の角度を直し、背筋を伸ばす。咳払いを一つ。
それからしっかりした口調で問い掛けた


『……鬼神丸さん、戻る前の小休止を挟みませんか』


言った瞬間、はじめちゃんが口許を押さえた


「んっふ……いや急に改まんなくて良いのよ。やめな?今キリッとしても……っくく、すっげぇ面白いだけだから」


『オイ鬼神丸オイ』


「急にオラつくじゃんwwwwwwwwむりwwwwwww」


『んのクソゲラ』


背中を曲げて笑うクソゲラをばしばし叩く。
人が!!!!せっかく!!!!政府職員として振る舞ってんのに!!!!!!!


「かわいい…」


「え、誰だろうあの刀剣男士。職員ちゃんとの会話可愛い…」


「ねぇ主、まだ小さいのに頑張ってるねあの子…」


「そりゃ刀剣男士からしたら人間なんて皆若いでしょ…でもあの子若いよね…頑張ってんね…」


そして背後から聞こえるひそひそ声よ。
やめてほしい。聞こえてるから。
恥ずかしくて口をもにゃりとさせたその時、弾かれた様にはじめちゃんが顔を上げた。
鋭い視線が彼の斜め後ろ、私の右斜め前に突き刺さる。
そこに居たのは金髪の女の人と、刀剣男士。
キツめのメイクの双眸と目が合った…と思う間もなく、コートの背中で視界が埋め尽くされた


「マスターちゃん、僕から離れない様に」


『えっ、うん』


…あの女の人、もしかしてレア狂いだろうか。
連れているのも、最近限定鍛刀で顕現する様になった刀剣男士だ。
レシピが重いから、SNSに悲鳴が溢れていたのを覚えている。
…念の為、霊力を覚えておこう。
はじめちゃんが警戒したという事は、此方に害意を向けたという事だろうから。
袖に隠した符に触れ、対象の霊力を落とし込む。
その瞬間、くるりとコートの背中が振り向いた


「…さて、茶屋に行きましょうか。
特別に、食べたいの二つ頼んで良いよ。僕と分け合えば夕飯に支障はないでしょ」


『ほんと!?』


「あ、特盛パフェなら一つね。あれ明らかに二人前あるから」


『え゙っ…パフェ一つかきな粉餅とお団子か…まって白玉あんみつある…!』


「ふわふわパンケーキってのもあるね。季節限定もあるみたいよ?」


『おあ……まって、全部…全部食べたい…あっちのお店も気になる…』


「わぁ、少食なのに食いしん坊ちゃんだ。
と・い・う・か、僕のマスターちゃんってば、随分寂しい事言うじゃないの」


『え?』


思わずお店からはじめちゃんに目を向ける。
つん、と鼻先を硬い指でつついた彼は、悪戯っぽく笑っていた


「マスターちゃんが今、一番食べたいの選びな?
僕とデートするのは、なにもこれっきりじゃないんだから」


『……あ』


…そっか。
私、これからはじめちゃんと沢山此処に来られるのか。
此処だけじゃない。今まで直ぐ体調が悪くなっちゃうからって諦めてきた、色んな所に。
…なんだかみっともない顔をしている気がして、俯く。
それでもはじめちゃんにはバレているんだろう。握る手が優しくきゅっきゅとしてきた


『一番食べたいの、かぁ…』


「そうそ、気楽に行こうや。お使い帰りじゃなくてもさ、休みの日にデートしたって良いんだし。
何も今、ぜーんぶやる必要なんてないのよ」


『…あ。鬼神丸ちゃん食べたいのある?
一緒に食べるんだし、鬼神丸ちゃんが食べたいの知りたい』


折角ならはじめちゃんにも好きなものを食べてほしい。そう思って問えば、不言色が丸くなった。
それから細められて────ひどく柔らかい、此方がどきりとする様な微笑になる


「…はは。僕に気なんか遣わなくて良いのに。
でも、ありがとうねマスターちゃん」


『いや、聞くの遅くなっちゃってごめん。私自分の事ばっかり考えてた』


「そのぐらいで丁度良いのに。いっつも周りに気ィ遣ってんだからさ。
んー、僕は何にしよっかな……取り敢えず、店に入ってから決めましょうかね」


『はーい』


「ヒエ…耳が死ぬ…」


「デート…!?あのスマートさ、長船派か…!?」


「長船じゃない!?スーツだし!!!」


「長船に鬼神丸って居たっけ?」


手を繋ぎ直し、カフェに向かう。
その間にはじめちゃんのタラシ発言に被弾した方々をちらほら見掛けたが、放置。
残念ながら長船ではない。まぁ、この格好で新選組と結び付けろという方が無理か。
空いている席に通され、ソファーの奥に腰を下ろした。そして、何故か隣に座ってきたはじめちゃんを無言で見上げた。


『……何故?』


「鬼神丸ちゃん、寂しがりだからくっついてたくて♡」


『はぁ…まぁ良いけど』


ニコニコしているはじめちゃんに、文句を言う気も失せた。何でだろう、不健康そうな成人男性なのにかわいい。
動かずとも腕が触れ合う程ソファーの端にぎゅうぎゅうになりながら、メニュー表を開いた。
これ絶対もうちょっと余裕持って座れるよな…はじめちゃんスペースあるのに此方にくっついてきてるもんな…


『甘えたさん、何にする?』


「僕はもう決めたー。マスターちゃん、何食べたい?」


『えっ早…』


慌ててスイーツコーナーを捲る。
うーん、特盛パフェ…でもやっぱり期間限定は食べてみたい。
特盛パフェは常設だし、此処は期間限定を食べに行くべきでは?


『期間限定のふわふわ桜パンケーキにする。鬼神丸ちゃんは?』


「あれま、僕もそれにしようと思ってたんだ。気が合うねぇ。じゃあ…マスターちゃんが二番目に食べたいのも選ぼうよ。
二人で半分こするんだし、ね?」


私の言葉に驚いた表情を浮かべ、それからはじめちゃんはへらりと笑った。
え、被ったの?やっぱり惹かれるよね、期間限定。
それならとページを捲り、次に惹かれたものを指差した


『ティラミス!鬼神丸ちゃんこれ好きそう』


班長とみっちゃんがそうなのだが、どうやら男の人は甘いものを沢山食べるのが得意ではなさそうに見える。
お土産などでくれるシュークリームには何時もブラックコーヒーがセットで、一個食べたら御馳走様。残りは次の日の私のおやつだ。
先輩の中にも甘いものを沢山食べられない人が居るし、もしかしたらはじめちゃんもそうなんじゃないかと思ったのだ。


「……もー、ほんとそういうトコよマスターちゃん」


『んぎゅえ』


隣からぎゅうっと抱き締められた。
なんだか良く判らないけど、はじめちゃんがこういう事をするのは、嬉しい時だ。


『んふ、嬉しいの?』


「嬉しいですよ。マスターちゃんが僕の事考えてくれてるってだけで、とぉーってもね」


『大袈裟〜』


「ホントなんだなぁこれが」


『結構な頻度で考えてるのにね』


「僕はおはようからおやすみまでマスターちゃんの事考えてるって言ったら?」


『おっっっっっっも』


「あっはっはっ」


笑いながら解放された所で、店員さんに注文した。
とても良い笑顔の店員さんだった。きっと彼女は評判の良い事だろう。


『〜♪』


「ふふ、ご機嫌だねマスターちゃん」


『こんなにお出掛けするの初めてだから、嬉しい』


前は一時間外に行ければ良い方だったのだ。
執務室に居る分には札を書いていれば良かったが、外となるとそうはいかない。
熱発するまでの時間も考慮して、執務室の周りをちょっと歩く程度。
…皆はもっと自由にして良いと言ってくれた。言ってくれたけれど


『…熱出して心配させるのが嫌でさ。自分から部屋に居たんだ。そしたら迷惑掛けな………掛けるけど、外で熱出すよりはマシかなって』


「……優しいね、マスターちゃんは」


『そんな事ないよ。せめてもの配慮ってだけ』


「それを優しいって言うのよ。しかもそれ、小さい頃からしてたんでしょ?
大人からしたらね、遠慮なんかせずに甘えて欲しいなって思うヤツよ、それ」


優しい笑みと声で言われ、返す言葉に窮した。
優しくないと思う。でも今のはじめちゃんの表情を否定する事で崩したくはない。
そして地味に忙しい書字班の皆に甘えるのはちょっと…そもそも目の下にクマ住ませてる人に言われても…


「ちょっと?なんか失礼な事考えてない?」


『鬼神丸ちゃんの事考えてた』


「ほぉ?僕に失礼な事考えてたんだ?」


『あっ』


「誘導尋問のゆの字もないのに引っ掛かった…マスターちゃん、一人でどっか行くのやめてね…騙されそう…」


『私に失礼な事言うじゃん』


「失礼…?何処が…???」


『ポムポムプリンみたいな顔するじゃん腹立つ』


軽口を叩いて、言葉が途切れた瞬間に二人で笑う。
先程の笑顔の店員さんが品物を運んできて、それを受け取ってテーブルに並べた。
淡い桃色のパンケーキが白い粉砂糖の桜と生クリームを乗せていて、とても可愛らしい。
ティラミスには繊細な螺旋を描いたチョコレートが飾られていて、美しい仕上がりだ


『かわいい…!!!写真撮って良い…!?』


「どーぞ」


『鬼神丸ちゃん、両方のお皿持って笑って!』


「あんれま、僕まで撮るの?」


『持って!』


「はいはい、そんなに必死にならないの。僕で良ければ幾らでもどーぞ」


仕方無いなぁと言わんばかりに笑って、はじめちゃんがお皿を二つ持ち上げた。
すかさずシャッターを切れば、途切れない音にはじめちゃんが噴き出した


「なんでwwwwwww連写すんのwwwwwww」


『かわいい鬼神丸ちゃんを選抜する』


「真顔やめろwwwwwwwwwwww」


『えっ、鬼神丸ちゃんかわいい…どれも消せない…』


「だめだwwwwwwwwあんた案外僕の事好きだよねwwwwww」


『好きだよ。当たり前じゃん何言ってんの?』


前にも言った気がするが、私ははじめちゃんが好きである。こんな私に前世から付いてきてくれる人なのだ、嫌いになりようがないというのに。
写真を撮る手を止めて、驚いた表情を浮かべるはじめちゃんと目を合わせた


『言ったでしょ。私は鬼神丸ちゃんが好きだよ。鬼神丸ちゃんは、私の大事な護衛刀。
私の事を大事にしてくれる貴方が、大好きでとっても大切。
貴方が私を大事にしてくれるくらい、私も貴方を大事にしたい』


きっと私が思っているより深く、はじめちゃんは私の事を思ってくれているし、行動してくれている。
それに見合うくらいはきっと今すぐには無理だから、少しずつ、はじめちゃんを大事にしたい。
最終的にははじめちゃんが思ってくれているのと同じ分だけ、暖かな感情を返したい。
少しでもこの気持ちが伝われば良いな。
そう思って口にした、結果。


────目の前が、薄紅で埋め尽くされた。


『うわっぷ!?』


ぶわっと甘い香りに包まれる。
降り注ぐのは薄紅の花弁で、それははじめちゃんから発生している様だった。
…これもしかして、誉桜?
刀剣男士が嬉しいと出るという噂のアレだろうか。
何でサーヴァントであるはじめちゃんから誉桜が出ているんだろう。にしても量が凄いんだが。
誉桜はあくまで刀剣男士の感情の発露が一時的に視覚化したものなので、直ぐに消える。
触れたらほろほろとほどけていったので、これも同じ様だ。お店には後で謝っておこう。
抵抗もせず桜に降られていると、はじめちゃんは口許を手で覆っていた。肌が白いので、赤くなるとまぁ目立つ


「なに…なんでそんな…まって…そんなのきゅうにいわれたら…おれしんじゃう…」


とろっとろな声と顔で呟いているのがそれである。
己は乙女か。
ただ蕩けたはじめちゃんはやっぱり可愛いので、写真を撮っておいた。
桜の花弁が降る中で顔を真っ赤にした成人男性……事案では???







前とは違う騒がしい日々を









刹那→書字班所属のひよっこマスター
前世の影響で魂に聖杯を抱え込んでしまっているので、斎藤一を喚ぶまではしょっちゅう霊力過多による体調不良を起こしていた。
斎藤を喚んでからは以前が嘘みたいに元気。元気に方向音痴。
前世の斎藤を夢で見ても『おっっっっっもwww』くらいにしか思ってない。もっと重い。
斎藤の事は可愛い成人男性だと思っている。

斎藤一→サーヴァント
聖杯を使って霊基を弄っているので、バグみたいな密度で現界している。並の魔術師なら維持だけで干からびるレベル。
刀剣男士に紛れる為色々ルーンで寄せてみたら、マスターの言葉が嬉しすぎて誉桜を溢れさせた。
そして更にじめじめして重くなる。マスターはもっとコイツの重さを自覚した方が良い。

班長→親代わり
刹那が以前が嘘みたいに元気で嬉しい。
斎藤の事はやべぇ湿度のサーヴァントという認識(正解)

みっちゃん→親代わり
刹那が以前が嘘みたいに元気で嬉しい。
斎藤の事はやべぇ内面のサーヴァントという認識(正解)

堀川→先輩の護衛刀
初対面の時は斎藤がルーンも何も使っていなかったので、一発で正体に気付いた。
刹那が以前が嘘みたいに元気で嬉しい。
斎藤の事は沼みたいな男という認識(正解)

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