今日のグリーン
私の恋人、グリーンの話をします。
短いグリーン夢だと思ってご覧ください。
きままに更新。
08/19
◎イーブイになりまして4
私はグリーンの膝から降り、ベッドのヘッドボードに置いていたドッグタグネックレスを咥え、枕へ下ろした。そしてチェーン部分をなるべく輪になるように手で大きく広げ、なんとか首にかかるようにしたいんだけど、最終的には片耳に引っ掛けるので精一杯だった。それでもこのドッグタグを身に付けることの意味を察してほしい。グリーンと向き合い再び声を上げる。すると、通じたのか私の名前を疑問形で呼ぶグリーン。
『キュ!キュウ!(そうだよ!私だよ!)』
「いや、まさか…。でもホントにそうだって言うなら、3回回って一回鳴いて」
普段なら罰ゲームかよ!と真っ先に言いそうだけど、状況が状況なので直ぐに3回回って一回鳴く。グリーンの目が大きく見開かれた。
「う、嘘だろ?!イーブイになったってのか!?」
『キュゥ…(そうみたい…)』
混乱しているグリーンが私を持ち上げ、視線の高さを合わせる。信じられないと物語る瞳とかち合うと、グリーンから渇いた笑いがこぼれた。
「は、はは…。お前、こっちの姿の方が可愛いじゃん…」
ムカついたので宙ぶらりんの後ろ足でグリーンの顎を思い切り蹴り上げてやった。