ティッツァーノとアジア系


「ティッツァの瞳の色って、ちょっと不思議だけどすごく綺麗。肌と髪の色とがワンセットで完成されてる感じ」

「…私からすれば、あなたの肌のほうが不思議ですよ」

「え、ああ〜…こっちだと悪い意味で目立っちゃうから困るんだよねぇ…。どうしてアジア系って狙われがちなんだろ…」

「どうです?私のように肌を黒くしてみては。できないことはないのでしょう?」

「うぅん、焼きまくればできないことはないかもしれないけど…」

「冗談ですよ。どう考えても身体によくないでしょう」

「なんだ、分かって言ってたの…。でも、ティッツァみたいになったら少しはわたしもセクシーに見えるかも、とかちょっと思っちゃった」

「今のままでも充分魅力的ですよ、あなたは」

「えっ!そ、それって…、」

「…冗談です。本当に、あなたはいちいち真に受けて面白いですね」

「ひ、ひどい…乙女心を弄ばれた…。わたしのときめきを返して…」

「(ああ、かわいらしい人だ…)」




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