オラ親子と結婚式


◇『承太郎×執事シリーズ』のなまえさん。4部より前。


「ママ、今日ね、教会の前を通ったらちょうど結婚式をしていたの。花嫁さん、とってもきれいで幸せそうだったわ」

「あら、そうなの。丁度素敵なシーンを見られて、徐倫も良かったね」

「うん。あたしもあんな結婚式がしたいなぁ」

ガチャンッ

「…承太郎、大丈夫?カップ割れてない?」

「…ああ、大丈夫だ(なんとかな…)」

「ねえ、ママは結婚式どうだった?写真とかないの?」

「あー…、わたしたちはね、結婚式はしてないの」

「えっ!…ママかわいそう…」

「そ、そんなことないよ!式なんて挙げなくても問題ないというか、徐倫とパパと一緒に居られることが幸せだから…!」

「でも、ウェディングドレスは結婚式じゃないと着られない特別なんだよ。ママが着てるの見たかったし、ママだって着たいでしょ」

「それは…まぁ、一応夢ではあったけど…、」

「なら、挙げるか」

「「えっ?!」」

「あの時は色々とごたついちまったが、今はとりあえず落ち着いたことだしな。別に式はいつ挙げたっていいんだ。身内や特に親しい友人だけでやる分には、そう細けえこと気にすることもねえだろ」

「でも、式を挙げるとなれば色々大変だし、」

「夢だったんだろ。言っとくがおれだって見てえと思ってる。…それに、なまえの親父さんも喜ぶだろうぜ」

「徐倫もできることお手伝いする!」

「承太郎…徐倫…!」

「やはり衣装は白だな」

「ええ、ピンクとか青いのもかわいいよ」

「む…、確かにそれはそれで迷うな…」

「でしょ〜!」

「展開早いね!?(流石ジョースターと空条の血筋…っ!)」




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