ジョースター一行と肉芽ない少女2
ジ「さて、無事に目も覚めたことだし、キミのことはSPW財団に頼んで国へ送り届けてもらおうと思うんじゃが…どうかね?」
「…お気持ちは大変ありがたいのですが、」
ポ「何か事情でもあるのか?」
「その…わたしも旅に同行させてもらえないでしょうか?!」
承「ダメだ」
「即答?!ていうか速答!?や、やっぱり信用問題とかそういう社会的なアレですか…?」
花「そうじゃないと思いますよ」
ポ「それだと同行できてねえもんな、俺ら」
承「こんな危険な旅に女を同行させられるか」
「意外ッ!それは優しさ!」
ジ「承太郎の言うことは最もじゃな。しかしこの旅が危険なことは彼女も承知のはず…何か理由があるんじゃあないか?」
「はい。DIOに大事なものを人質…いえ、物質にとられているんです。わたしはそれを取り戻したい!」
承「大事なもの?」
「母の形見です」
ジ「意外ッ!それは深刻ッ!」
ポ「ヤバいぜ、ギャグだからと思って油断していた…!」
花「温度差で風邪引くかと思いました…」
「それにわたしだって結構タフなんですよ!カイロからこの砂漠まで一人で来たし、当然幽波紋も使えますし!」
承「幽波紋っつっても雪降らせるだけじゃねえか」
「あ、あれは皆さんを風邪っぴきにさせる作戦だったからです!本気になれば雪崩で生き埋めにしたり凍傷にさせたり低温火傷にだってできるんです!」
ポ「一番最初が一番エグイってどうなの」
花「何故本気にならなかったのかこの人は…。おかげで助かりましたけど」
ジ「ふむ…。キミの気持ちは分かった。それにキミの力も」
承「ジジイ…」
ジ「しかし、男ばかりの危険な旅にキミのような女の子を同行させるのは、やはり問題があると思うんじゃ」
「そんな…。なんでもします!ご飯も作りますし、砂漠越えの際は冷気で涼しく快適に!」
ジ「なにそれ魅力的」
承「似非CMに食いつくんじゃあねえジジイ!」
「承太郎さん…あなたはお母さんを助けるためにこの旅をしているんですよね。だったら、わたしの気持ちも分かって頂けるんじゃないですか…?」
承「っ、」
花「すごいな、ジョースターさんの後ろに隠れつつも承太郎の痛いところを的確に突いてくる」
ポ「お前完全に傍観者決め込むつもりなのな」
花「僕は別に反対ってわけじゃあないからな」
ポ「そうなの?涼しいから?」
花「それもある」
ポ「あんのかよ」
花「冗談だ」
ポ「お前の冗談分かりづれえ」
花「ただ、僕は承太郎に命を救われた。それが全てではないにしろ、僕がこの旅に同行した理由の一つだ。彼女も、そういう節があるんじゃあないかと思うと反対できないってだけさ」
ポ「いい事言ってるとこ悪ぃけど、だからこれギャグだよな?ねぇ、俺間違ってないよね?」
花「どうかな」 ズァッ
ポ「良かった、間違ってねえわこれ」
ジ「よし、分かった」
ポ「結局どうするんだい、ジョースターさん?」
ジ「彼女の想いもある。暫くは共に行動し、我々が無理そうだと判断したら帰国してもらう。お袋さんの形見は我々が取り返すよう努める。…これでどうじゃ?」
「はいっ!ありがとうございます!」
承「やれやれだぜ…」
花「分かりました。えっと、名前を教えて頂けますか?」
「あっ、申し遅れました。みょうじ なまえっていいます」
▼みょうじ なまえ ガ 仲間 ニ ナッタ !
承「とりあえずジジイの後ろに隠れるのやめろ」
end
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