ゲブ神編2
ピピピピピピピピピ…ッ
ぐしゃっ
ジ「一体なんだ…パイロットの死体を攻撃したぞ…」
「何だか良く分からないですけど、注意が逸れた…ってことなんでしょうか」
承「…時計だ。時計のアラームを攻撃したんだ」
「時計を?なんでしょうか…アラームとかの雑音が気になる神経質タイプ、ってことですかね」
ア「…音だ!音で探知して攻撃しているんだ…!」
ポ「音…?!」
ジ「ヤバい!ポルナレフ!今度こそ襲ってくるぞ!」
ポ「げ…!」
「何故これだけ騒がしいのに執拗なほどポルナレフさんばかりを…っ!」
ジ「車まで走れーッ!」
ポ「うおおお!…っは、速い…!」
ジ「早く!ポルナレフ―ッ!」
ポ「うわぁああ!足を切られた―ッ!」
ジ「ハーミッドパープル!」
「やった!汎用性の高さの勝利!」
ア「水が…幽波紋が地面に染み込んだ…」
「アヴドゥルさんのマジシャンズレッドで蒸発とかさせられないんですか?」
ア「…無理だろう。この砂漠の暑さ、そして砂の中でも問題なく動いているんだ。ピンポイントで出てきたところを狙わない限り、ダメージはないと思う」
「そうですか…」
ポ「逆に、お前のスノーマンで凍らせたりできねーの?」
「いえ、スノーマンはあくまで雪を操る幽波紋ですから、凍らせるとなれば時間がかかりますし、日中の砂漠で広範囲を銀世界にするほどの力はありません」
ジ「敵は地面の振動で音を探知できる。そのうえ砂の中を自由に移動できる。姿を見せることなく行動し、我々が気付く前に背後からでも足の裏からでも攻撃が可能。…しかも本体は遠くにいることができるというわけか…」
「一瞬も気を抜けない状況には変わらないですね…」
ポ「アヴドゥル、花京院はどうだ…?」
ア「まずいな…失明の危険がある。車を出そう。すぐに医者のところへ連れて行かねば」
ジ「…といって、動けば即座に攻撃してくるぞ。うかつに動くわけにはいかん」
承「チッ」
「花京院さん…。ひとまず、わたしの雪で傷を冷やします。この暑さですし、すぐにでも化膿してしまうかも…」
ア「ああ、そうしてくれるか」
グラ…ッ
「わっ?!」
ジ「なにィイーッ!?」
承「タイヤが水の中に!ヤバい、ダメだ!引きずり込まれるッ!」
ア「滑り落ちるぞ…!」
ジ「もっと後ろの方へ移動しろ!」
「か、花京院さんっ!」
ア「大丈夫だ、花京院は私が支えているから、キミは自分のことを心配しなさい!スカートが捲れかけている!」
「わあああっ!」
承「おめーはスパッツ穿いてるから問題ねーんじゃねえのか」
「こういう中途半端が一番恥ずかしいんですよー!」
ポ「助っ人!おいこら!てめー助っ人しろよ、おい!」
イ「ふわ〜…」
ポ「くそ…何処まで呑気なんだ、あのバカ犬ッ!」
「ポルナレフさん、ワンちゃんに求めるハードルが高いです!あの子だけでも無事ならそれでいいじゃあないですか」
ポ「ちくしょう、この博愛者め!」
シュパ…ッ
ジ「前輪を切断しやがった!後ろに下がるぞ!ヤバい、みんな掴まれー!」
「〜〜〜っ!」
end
全員大ピンチのまま続く。
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