ゲブ神編4
ジ「どうじゃなまえ、見えるか?」
「ちょっと待って下さいね…なかなかピントが合わなくて…」
ポ「なんで双眼鏡一個しかねーんだよ!承太郎とイギーは一体どうなったんだ?!」
「あっ!見えました!今、承太郎さん目掛けて敵幽波紋が攻撃を!」
ジ「なにっ!?承太郎はどうした?!」
「えっと、直撃の瞬間にスタープラチナで弾き飛ばしました!…でも、ザ・フールの翼に当たって、少しバランスが悪く…な、なにィーッ!?」
ポ「ちょぉおっ!なんだよ気になるよ!俺にも見せろッ!」
「あっ、あ!乱暴しないで下さい!」
ポ「あれは…、げっ!まさかあの犬…!」
ジ「おぃいッ!しっかり実況せんかポルナレフッ!」
ポ「じょ、承太郎を敵に差し出しやがった…!」
ジ「なんじゃと!?くそ…、やはりイギーを連れて来たのは間違いじゃったか…!」
ポ「あ、危ねえじょうた…な、なにィーッ!?」
ジ「さっきから流行っとんのかそれ!ああもう、ワシに貸せッ!」
「な、なにがあったんですか…?」
ジ「…イギーが空を飛んでおる…」
「良かった、持ち直したんですね!」
ジ「いやそうじゃあなくてじゃな…」
ポ「承太郎の奴がイギーをぶん投げたらしい。流石にキレたかぁ?」
「ぶんなげ…って、えええっ!?」
ジ「敵が幽波紋をガードのために自分のところまで引き戻した!」
「いやそれちょっと待って下さい!イギーちゃん大丈夫なんですか…?!」
ジ「おお、承太郎が一気に走り出した!…なるほど、敵は目の不自由な男らしい…それで音を頼りにワシらの位置を正確に探知する術を持ったわけか…」
「いや!だからイギーちゃんは!?どうなったんですか…?!」
ジ「安心しなさい、イギーも無事じゃ。…物凄く怯えとるが」
「当たり前ですよ…!心に癒えない傷ができちゃったんです!」
ジ「…やったッ!敵がダウンしたぞ!承太郎の一発がモロに入りおった!」
「それじゃあ…!」
ジ「よし、我々も怪我人を車に乗せて承太郎のところへ向かおう。ポルナレフ、手伝てくれ」
ポ「俺も一応足切れてんだけど…。まぁ、頑張るけど」
「二人とも、多分とても危険な状態だと思います。傷口を冷やして、なんとか止血できるか…やってみます。気休めくらいにはなるかもしれませんし」
ジ「ああ、頼んだぞ!」
「(でも、イギーちゃんの心の傷はどうやって癒してあげたら…くっ!)」
ジ「おーい承太郎―ッ!」
ポ「承太郎―!大丈夫かーッ!?…ん?承太郎、帽子どうしたんだ?」
ジ「そういえばさっき吹っ飛ばされとったな」
「…あれ、イギーちゃんがなにかを拾って…、はっ!あ、あれは承太郎さんの帽子!」
ポ「へぇ、仲良くなったってことなのかねぇ」
「すごいですイギーちゃん!なんて逞しい…!」
承「帽子にガムを…!このクソ犬ッ!」
end
承太郎、仲良し疑惑を抱かれたままゲブ神編終了。
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