コラさんとお茶の時間
「コラさんって、黙って止まってたら恰好いいですよね」
「なあなまえ、もしかしておれ、今すごく貶されてる?」
「まさか。わたしがコラさんを貶すわけないじゃないですか」
「そっか…うん、そう信じたいんだけど…」
「あ、コラさんそのコーヒー、」
「あッつ!?」
「まだ熱いって、言おうとしたのに…。大丈夫ですか?ハンカチどうぞ」
「うぅ…悪い…」
「別にいいですよ。コラさんのドジっ子にも慣れました」
「…なまえのさっき言ったこと、本当は分かってるんだ」
「さっき言ったこと?」
「おれ、いつもドジばっか踏んでるから…呆れられるのも無理ないよな」
「…コラさん、あの、わたし呆れてるわけじゃ…ないです」
「え、」
「わたしの言い方が悪かったです。ごめんなさい」
「え、ちょ、どうしたんだよ頭なんか下げて?!」
「コラさんは、可愛いです」
「かわ、え、な…」
「黙ってる時のコラさんは恰好いいです。でもそうじゃない時は可愛いです」
「それほとんど、」
「どっちも好きです。だって、両方含めてコラさんだから」
「そ、れは…」
「あ、コラさん、」
「え、あッ!」
「…コーヒー、服にかかってませんか?」
「…うん、だいじょうぶ…」
- 60/65 -
前ページ/次ページ
一覧へ
トップページへ