ローに手当される
「…なまえ…またか」
「…ごめん」
「そこに座れ。…今度はなんだ」
「…街で、女の子たちが柄の悪い連中にちょっかいかけられてたから、」
「見ていられなくて首を突っ込んだ、ってことか」
「…うん」
「お前な…」
「ごめん」
「お前は何に対して謝っている?」
「勝手に揉め事起こした。あと、怪我したし、心配かけてる」
「分かってんなら自重しろ」
「善処は、する」
「はぁ…。目ェ閉じとけ。…染みるぞ」
「ん…。…イ…っ…」
「お前が強いのは知ってる。正義感も、腕っぷしも」
「…、」
「けどな、お前は能力者でもなければ巨人族のような特殊な種族でもない」
「…分かってる」
「もっとおれ達を…クルーを頼れ、なまえ」
「…ごめん、ありがとう…」
「…さて、おれは今から街へ行くが、お前はどうする?」
「え、ロー…これから街へ行くの?」
「ああ、立つ鳥跡を濁さず。後片付けはきっちりやらねえとな」
「…わたしも、行く」
「何人だ?」
「五人。でも少なくとも二人は暫く動けないはず」
「なら、三人か。余裕だな」
「キャプテン、街行くの?」
「ああ。留守を頼むぞ、ベポ」
「アイアイ!」
「勝ち込み…いや、御礼参りに行って来る」
「行ってきます、ベポ」
「気を付けて〜」
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