露伴先生とクリスマス
◇名前変換なし。
「露伴先生はクリスマスでもお仕事なんですね」
「漫画家にクリスマスも何も関係ないさ。ぼくの漫画ではあまり時事ネタを使えないしな」
「…そうですよねぇ」
「…キミこそ、なんでクリスマスにわざわざぼくん
家なんかへ来てるんだよ。一緒に過ごす彼氏だとか友達すらいないのかい?」
「そうですね…一緒にいてくれそうな人ならいますけど、一緒にいたい人は別なんです」
「ふぅん…」
「ね、露伴先生。原稿が一段落してからで構わないので、一緒にケーキ食べませんか。持ってきてるんです」
「…まぁ、一段落ついてからなら付き合ってやらんこともない」
「ふふっ、分かりました。待ってますね」
大丈夫、先生は仕事がとても早いことを知っているから。
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