仗助くんとロングスリーパーな彼女


◇年越し直前。


「ふわぁ〜…っ」

「ははっ、でっけー欠伸」

「し、失礼しました…(仗助くんの前なのに思いっきり欠伸しちゃった…恥ずかしい…)」

「なまえ、いつもならそろそろ寝る時間だもんな〜」

「うん、わたし基本8時間以上寝てるから…0時近くまで起きてるなんてそうそうないんだ」

「そんなに眠かったらよ〜、一回寝ちまっても構わねーんだぜ。0時の5分くらい前になったら起こしてやるし」

「…ううん、頑張る。せっかく仗助くんとこんなに一緒にいられるのに、寝ちゃったらもったいないよ」

「そっか…へへっ。でもよォ、もし本当にお前が寝ちまっても、おれはずぅっと側にいるからさ。安心していいぜ」

「…っ、そ、それは…逆に緊張しちゃう、かな。寝顔とか見られるの恥ずかしいし」

「ええ〜、そうかぁ?」




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