空条兄弟の宅飲み
◇名前変換なし。4部といいつつ4部ちょい前くらいのイメージ。
「ぷはーっ!やっぱワインにゃチーズだなぁ!」
「兄貴が飲むとどんな酒も安価なビールかのように見えちまうのが不思議だぜ…」
「はぁ?なんだよ承太郎、もう酔ったのか?ワインがビールに見えるとは…重症だな」
「違ェよ。あんたがおっさんくせーって話だ」
「そりゃあお前、自分で言うのもなんだが俺もいい歳だしな。仕方ねーんじゃねぇの」
「まぁ、それもそうか…。しかし兄貴は黙ってりゃあ歳よりずっと若く見えると思うんだがな」
「…お前に言われると微妙に複雑な気分になるってのもあるが、まさにそこが問題なんだよなぁ…」
「問題?」
「いやな…一応俺、じいちゃんの跡取りだろ?でっけぇ会社の後継ってのはなにかと面倒が多くてよ〜。ナメられねーように気ィ張っちゃあいるんだが…」
「なるほどな。その見た目から既にナメられちまうってわけか」
「そういうこった。だからこそ安酒でも宅飲みが一番うまい!承太郎相手なら何を喋ろうが吐こうが気にしなくていいからな!」
「吐くのは勘弁してくれ…」
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