シーザーは断らない
◇会話だけですが一応最後の方卑猥注意。
「なまえ、エプロンの紐が少し緩んでいないか?」
「あ、気づかれちゃった。直したいんだけど…今、手が泡まみれだからそのままにしちゃってて。シーザー、よかったら直してもらえないかな?」
「ああ、もちろん」
「シーザー、シーザー」
「ん、どうした?」
「この本をね、あそこの、一番上に置いてほしいの。お願い!JOJOに言うと馬鹿にされるんだよぉ…!」
「ったく、JOJOのヤツときたら…。いいか、なまえ。これからそういうことは真っ直ぐ俺のところへ相談しにおいで」
「タオルの山が動いていると思ったら、なまえだったか」
「その声はシーザー。ごめん、もしかしてぶつかりそうだった?」
「いいや、大丈夫だ。だがその様子じゃあまともに前も見えていないみたいじゃないか」
「あはは…しばらく悪天候続きだったから思ったより大量でね…。スージーQと手分けして、乾いたものから戻してるとこなの」
「確かに今日は久しぶりの快晴だからな…。どれ、俺も運ぶのを手伝おう」
「え、いいよいいよ。そんなに重たくはないし、身の回りのお世話はわたしたちの仕事なんだから!」
「いつも世話になってるんだ、これくらいのことはさせてくれ。それに、この大量のタオルを持ったなまえが転んだりしたら、また洗濯のやり直しだろう?」
「うっ、それは…そのとおりです。…じゃあ、お言葉に甘えるね。ありがとう」
「お安い御用さ」
「は、ぁ…あっ、シーザー…っ」
「は…ッ、どうした?なまえ…」
「おねがい…ちょっとだけ、休ませて…っ」
「…すまない、なまえ。その『お願い』は…っ、叶えてあげられない…ッ!」
「ぁあっ、も、むりだよぉ…っ」
「(半泣きのなまえもかわいいな…いつもは見ない顔だ。かわいい)」
開かなくていい扉が開きそうな気配。
シーザーは断らない(断れないとはいってない)。
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