ジョセフとお酒飲んでたら寝落ちした
「ん?おーい、なまえちゃ−ん?」
「………」
「あらら、こりゃ完全に寝ちまってら。もー、おれだって男なのよ?男はオオカミっていうでしょ。…ったく、ほんと…人の気も知らねぇでかわいー顔してくれちゃって…」
「んん〜…」
「…しょーがねーなぁ。ベッドまで運ぶか。…よっと」
「……なっ、なんでわたし…ジョセフと一緒にジョセフのベッドに…!?で、でも服はちゃんと着てる…いったいなにが…」
「…ん〜…、あ、なまえちゃん…おはよ」
「おはよう…。え…っと、あの、昨日は…、」
「昨日?…あー、覚えてない?もしかして」
「えっ、いや、部屋でお酒飲んでたのは覚えてる、けど」
「…ふぅ〜ん。じゃ、どこまでいったかも覚えてねーんだ」
「どこまで?!…ま、まさか、わたし酔った勢いで、そんな…っ」
「(ま、な〜んにもないんだけどね。どうせすぐバレるし、今後のためにもこれくらの教訓はあっていいと思うのよ、おれは)」
「ジョセフ…、その、ごめんなさい!わたし覚えてなくて…でも、ジョセフのこと好きなのは本当だから…っ!」
「えっ!?」
「順番が逆になっちゃったかもしれないし、もう…嫌われちゃったのかもしれないけど、それだけは信じて…」
「待って!ごめん、ほんとに待って!まずマジで謝るからッ!」
「え…?」
マジで謝って結局泣かれた。
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