プロシュートと任務


本日は2月14日。サン・バレンティーノ。
恋人たちの記念日とでも言えようこの日、街の花屋さんやお菓子屋さんは随分賑わっているご様子。

それに引き替え…。

「…こんな日に任務とはねぇ」

「おいなまえ、ぶつくさ言ってねーでしっかり見張ってろ」

「へいへい、わかってますよ〜プロシュートの兄貴」

「オメーが言うと異様に腹立たしいな」

「なんでさ!…ま、ペッシくんみたいな純粋さを求められても困るけど」

「純粋、ねぇ…このチームじゃあそれが命取りになりかねねぇ。あいつはもっと学ぶべきだ」

「確かに、仕事柄仕方がないよね。…でもわたし、人としてはペッシくん大好きよ」

「はぁ?あのマンモーニがかァ?」

「だって素直でいい子じゃん。わたしも姉貴って呼ばれたいなぁ」

「お前はそんな柄じゃねーだろ」

「さっきから何気にひどいよね。…あ、」

「動いたか」

「ちょっと待って…。……うん、オーケー。一人になった!」

「さっさと終わらせるか。なまえ、ここで待ってろ」

「はーい。まだおばあちゃんにはなりたくないからね。何かあったら呼んで」

「ハッ!んなヘマするかよ。それより、終わったらメシだ。支度しとけよ」

「え、メシ?アジト行かないの?」

「当然、リゾットへの報告はする。今日中にな。が、それはメシの後だ。…アジトに行ってからじゃあ色々と面倒だからな」

「ふぅん…?ま、いいや。行ってらっしゃい」



予約は二人分しかしてねぇからな。




- 44/100 -

前ページ/次ページ


一覧へ

トップページへ