ブチャラティと罰ゲーム


◇平和なブチャラティ、アバッキオ、なまえさん。


「ブチャ…ダーリン、そっちの資料見せてくれる?」

「ああ、これでいいか?ハニー」

「そうそう。ありがと、ダーリン」

「…おい、ブチャラティ、なまえ…オレはオメーらがどういう関係になろうと別にどうこう言う気はねぇがな…ちっとは自重しろ」

「ノンノン、アバッキオ。これはね、罰ゲームなんだよ」

「あ?罰ゲーム…?」

「アバッキオとミスタが買い物へ出ている間に、ちょっとしたゲームをしてね。わたしと彼が負けたから、罰ゲーム」

「今日一日、オレは彼女のことをハニーと呼び、彼女はオレをダーリンと呼ばなくてはならなくなった」

「なんだそりゃ…またくっだらねぇことを…」

「そうなんだよ。これがもしわたし以外が負けてたら面白かったんだけど、まさか自分が負けるとは…」

「お前考案かよ。自業自得じゃねぇか」

「だからこそ、今日一日この罰ゲームを遂行してみせる!がんばろうね、ダーリン!」

「負けたからにはペナルティは遂行しなければならない。完璧にこなしてみせるさ、ハニー」

「まぁ…頑張れ」



アバッキオは負ける気はしなかったが、「その時に自分がいなくてよかった」と思った。




- 56/100 -

前ページ/次ページ


一覧へ

トップページへ