スクアーロとティッツァと雨降り
「うわ、雨降ってきちゃった…」
「随分嫌そうな顔をするなぁ。キミは雨、嫌いなのか?」
「だって頭痛くなるし、洗濯物は乾かないし、靴が濡れるし。…逆に、スクアーロはなんだか随分上機嫌に見えるけど、なんかいいことあった?」
「なまえには悪いが、オレは雨が好きなんだ。水たまりがそこら中にできれば、オレのクラッシュは最強だからな!」
「ああ、なるほど。確かにそうだね。…でも、」
「ん?」
「ティッツァーノがイライラしてるから、スクアーロの能力も充分に発揮されるとは思えないんだよなぁ」
「聞こえていますよ、なまえ。仕方がないじゃないですか。湿気が多いと髪がいうことを聞かないんです」
「別に悪口じゃあないよ。スクアーロはティッツァがいないと突っ走る可能性があるから、二人のコンディションが良くないと意味ないって話」
「おい!オレだってちゃんと考えて行動してるぞ?!」
「感情的になりやすいでしょー。それよりティッツァ、髪ゴムあるからあげるよ。ほら」
「ありがとう。今度きちんとお返しします」
「ううん、気にしないで。わたし、ティッツァが髪あげてるの好きなの」
「…そうですか」
「どうしてオレだけ疎外感を味わわなくっちゃあならないんだ?!」
「スクアーロも髪縛る?うねってるし」
「オレのはもとからだッ!」
スクアーロはティッツァーノよりちょっぴり年下のイメージがあります。
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