高校生とアヴドゥルさんで日本食に思いを馳せる
◇エジプトツアー中。
「わたし、日本に帰ったらまず味噌汁を飲むよ」
「なまえ、そういうのを人は死亡フラグと言うんだ。むやみに『国に帰ったら』話はするものじゃあない」
「えぇ…そんなマジな顔してマジなトーンで諭されるようなこと言ったかな…。花京院だって長旅になったんだからなにかあるでしょ?国に帰ったら何が食べたい?」
「唐突に言われると案外悩むな…。ああ、そうだ。さくらんぼ食べ放題ツアーに行かないか」
「お、いいね〜。…いや、確かにエジプトではアレだけども日本食カテゴリーではなかった…!承太郎はー?なにかある?」
「…白飯だな」
「ああ、確かにお米はお米でもやっぱ違うもんね。白飯に味噌汁…最高じゃないか!」
「承太郎はハーフだけど、やっぱり日本育ちだから日本食の方が好みかい?」
「そうだな。じじいの好みと比べりゃ断然日本食派だ」
「あはは、ジョースターさんからしてみたら日本食ってイマイチ素っ気ないとか感じちゃうんだろうねぇ」
「それぞれ国によって違うからな。逆に、アヴドゥルからしたらこっちの食事の方がベースなわけだし」
「おお、そういえばそうだ!じゃあ参考までに…アヴドゥルさーん!」
「…ん、どうかしたのか?なまえ」
「いえね、くだらない、ちょっとした興味でお聞きしたいんですけど、アヴドゥルさんは日本食って興味あります?」
「ああ、もちろんあるとも」
「今、わたしたち三人で日本に帰ったら何が食べたいかって話をしてるんですけど、アヴドゥルさんからしたらどういう料理に興味があります?」
「そうだな…。私は日本の家庭料理を食べてみたいんだが」
「ふむ、家庭料理…。あっ!家庭料理といったらやっぱアレか!カレー!」
「お前、よくアヴドゥルを目の前にしてカレーと言えたな」
「えぇ、だってこっちのカレーと日本のカレーじゃあ全然違うじゃない。それにカレーはご家庭によっても結構味が違ってくるものだよ。まさに家庭の味!」
「それを日本食と呼ぶかどうかは知らねぇがな…」
「じゃあカレーライスに味噌汁つける!どうだ!」
「ミソスープには興味があるが、カレーとの相性はどうなんだ?」
「我が家ではカレーの時も味噌汁出ますよ」
「マジかよ」
「えっ!承太郎ん
家出ないの?」
「僕の家も出ないぞ」
「な、なにぃ〜〜〜?!」
そしてまた新たな論争が始まる。
企画にてご応募頂きました台詞を3つ、使わせて頂きました。
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