ポルナレフに助けられた男装少女


「おーい、みょうじ!あんま離れっとはぐれちまうぜ」

「ああ、うん。すぐ行くよ、ポルナレフ!…じゃあ、連れが待ってるんで…」

「…オメーなぁ…なんでナンパなんぞに引っかけられてんだよ」

「は?ナンパ?…おれが?いつ?」

「おいおい、さっきのだよ!ありゃ完全にナンパだろ〜?知らずに会話してたのかよ。こえ〜」

「いや、ふつーにきれいなホテル紹介してくれるって勧誘?されただけだよ」

「バァーカ!大荷物抱えてたわけでも団体でいたわけでもねぇのにいきなりホテル紹介するなんておかしいだろ。そーいう意味のホテルだよ、そーいう意味の!」

「…え。で、でも相手も男だったんだぞ?!」

「世の中には色んなやつがいるからなぁ。つーか、単にみょうじが女だと思われた可能性のが高ぇんじゃねーの?」

「うっ、…けど、男物の制服着てるだろ…!」

「そりゃ日本の常識だろ。こっちのやつらからすりゃ、お前のブレザーも承太郎たちの学ランも、『異国の服』ってカテゴリーだろうよ」

「そ、そっか…そうなのか…。はぁ…、どうしたらもっと男らしく見えるんだろう」

「男らしく、ねぇ…。お前の場合、ルックスが一番の問題だからどうしようもねぇんじゃねぇの?」

「ズバッと酷いな!そんなこと言われたらどうしようもないじゃんか」

「怒んなって。どうしようもねぇもんをどうこうしよと考えるよか、みょうじはもっと自信持ってビシッとしてりゃあいいんだよ」

「お、おお…さんきゅ。おれ、ポルナレフのそういうズバッとしたとこ結構好きだよ」

「おいおい、俺に惚れんなよ〜?俺は女のコにしか興味ねぇからな」

「ははっ、知ってる」




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