「海に行くなら送迎してあげるよ」
夏休みに九州一周をして、私たちは長谷津へ来ていた。立ち寄り温泉のお兄さんと仲良くなり、昨夜居酒屋でそう約束してくれたのだ。海辺には着替える場所がなく、ミニバンの中で着替えたらいいじゃない、と。
「勝生さんドラレコで盗撮しませんよね」
「しないしない、これ、駐車中は衝撃がないと録画開始しないし、車内は音声だけだから」
笑いながら勝生さんは作務衣のまま、車を裏の駐車場から出してきてくれた。九州はとっても暑い。コンクリートが焼けつくようで、ゴオオとMAXで冷房を効かせた車内はあっという間に別世界になる。4人組の私たちは2列目と3列目に分かれて座り、助手席には荷物を置かせてもらった。そういえば昨日、勝生さんはタバコを吸っていたけれど、車内はタバコの匂いはしない。送迎用なのか、物は何も置かれず綺麗な車だ。海辺までは20分程で着き、彼が車外で待っている間に私たちはシートの間で着替えた。水着に着替えて冷たい車から外に出ると気温差で頭がじわっとする。勝生さんはこないのかな。海でしばらく遊んだ後、私はひとりで車へ戻った。
「あれ、◯◯、どしたの」
「ちょっと疲れて」
とっさに嘘をつく。勝生さんは車の外でタバコを吸っていた。あ、ほら、やっぱり吸うの。
「中入る? シート倒そうか」
えーっと、と言いながらテキパキ後部座席をフラットシートにする。スクリーンカーテンをあげると立派な個室になった。
「普段運動しないからかなー」
「しないんだ」
「全然」
水着の上にパーカーを羽織って寝転ぶ。勝生さんは運転席のところで携帯を触っているようだった。
「勝生さんは海来ないんですか?」
「僕はいいよ、一応仕事中だし」
「でもさっきタバコ吸ってた」
「あは、バレちゃったか」
顔を半分だけこちらに向けてニコッて笑う。昨日は、二次会の途中で彼は帰ってしまったので、ラインも教えてもらえなかった。
「営業時間外ということにしといて」
「はい」
私もバッグからスマホを出して、身を乗り出して運転席と助手席の間から勝生さんを覗き込む。
「彼女とか、いないんですか?」
「どーゆーこと?」
「ふつうに、気になっただけ」
「そういうこと聞くの。今、どういう状況か、わかってる?」
ハンドルに両腕を預けた彼は私を見てニコッと笑う。
「車から出るには今のうちだけど?」
「勝生さん、よかったらライン教えてくれませんか?」
「◯◯、グイグイくるねぇ。嫌いじゃないけど……聞いてどうするの」
「……一緒に飲みに行ったり?」
「昨日行ったでしょ」
「うーん、2人で」
「そう」
左手で私の頬を捕まえて、優しい顔が近づく。タバコの匂いがする、と思ったら、唇が重なった。
「ん……」
「2人で行くと、僕間違いなくこういうことするけど。いいの?」
「……べつに」
体をぐっと押されてシートに倒れる。運転席から降りた彼はスライドドアを開け、後部座席のシートに寝転ぶ私の上に被さった。ぴー、ぴー、と小さな警告音とともにゆっくりドアが閉まる。
「ほかのとこでもこうやってオトコ食ってんの?」
「っそういうわけじゃ」
「じゃあ何? 水着で男と車の中で2人っきり。シートまで倒させてさ」
「っぁ」
「2人っきりのデートのお誘いとか、ヤること以外になんかある?」
水着の上から胸を揉まれる。
「昨日からハメて欲しそうだったもんね……ココ」
足の間に入ってきた勝生さんは、ズボン越しに硬くなっているそれで、水着の上からそこをグリグリと押した。
「あっ」
「ぬちゅぬちゅいってる……えっろ……ほら。やっぱりパイパンだし、旅行中あっちこっちで食ってきたんでしょ〜、やらしいなぁ」
ずらされた水着はあそこだけむき出しになっている。そのまま中指がずずずっと入ってきた。
「ぁあっ」
「濡れすぎ……ぎゅうぎゅうしてるし。こんなので僕のところに1人で戻ってきたら、セックスしてくださいって言ってるのも同然だからね」
「ぁうっ、あ、あ」
「ヤリたかったんでしょ?」
「あっ、うんっ」
「女の子ばっかり、グループ旅行だったら窮屈だよねぇ……隠れてセックスするの楽しいよね」
「ん、たのしいっ」
「何人食ってきた?」
「あっ、んっ」
「言わないの……言ってくれたら、ハメてあげてもいいんだけどなぁ……」
指は2本入って、奥をグリグリ押す。親指がクリを押しつぶして下から擦り上げるから、キモチイイのがすごい。一気にやってくる……
「あ、あっあっあっそれ、やば、やばいぃっ」
「イキそう? だ、め」
「んんっ、なんでぇ」
「イったらそこでおしまい」
「いっ……いきたい、イキたい……」
「指でおしまいにする? これがいい?」
作務衣の下だけをさっと下ろして、勝生さんはそのままちんこを私のそこに当てた。
「それ、そっち」
「それじゃわかんない」
ちんこが入口にぬるぬるこすられるのを感じる。少しでも挿れてほしくて、腰が動いてしまう。
「ビッチ、やばいね……」
「これ挿れて、勝生さんのちんこ挿れて……」
「そっちが誘ったんだからね、後でいろいろ言わないでよ?」
しっかり掴まれた両足は大きく開かれて動かせない。みちみちと大きなちんこが中に挿ってくる……! 吸いつくみたいになじむ感覚が、いつもと違う。
「えっちょ、待って、ゴムっ」
「こんな所にコンドームあるわけないじゃん? 持ってんの?」
「持ってな、あ、ナマだめっ」
「はぁ? お自分から誘ったくせに」
ぐぽ、っと音を立てて奥まで突き上げられる。
「ひぁ……! あぅっ、あっ」
「うわー、ビッチのまんこ、やばっ、すごい呑み込んでくんだけど」
「んんっ」
ぐずぐずにぬれた膣とちんこがぴったりくっついて、少し動かすだけで全部持っていかれてしまう。奥に当たった、と思ったらさらにそこからずっと押し込まれる。
「ああぁっ」
「奥がいいの? やらし」
「ちが、あうっ、おっきすぎっ」
「そんなのが欲しくて昨日からずっと見てたのそっち。ほら、気持ちよくなっちゃえよ」
「うっ、あっ、あうっ」
奥まで到達したそれはほとんど抜かないでごりごり子宮を揺らす。おなかの中全体を突き上げられて、今まで出たことがない声が出ちゃう。
「ひぃ、あっ、ああっ」
「うるさ、ここいちおう外なんだから、黙って」
「んんっ……!」
口元を手で押さえられる。
「大丈夫だよ、息できる」
「んっ」
かろうじて息ができるけれど苦しくて頭がぼーっとしてくる。狭い車内の限られた酸素をふたりで分け合って、しかも私は口を塞がれている。
「締まるね……◯◯、苦しいの好きなんだ」
「んんっ」
ずるるっと限界まで抜かれて、そこから奥までごちゅんと突き上げられる。
「んっ!」
「水着にまでしみちゃいそう、ふふ」
自分で塞いでて、と手を口に当てられ、勝生さんの足と私の足を交差させられる。あ、これ、深く挿っちゃうやつじゃん、だめなやつ、あたま、おかしくなるやつ……。
「ふ、どう」
「……!!」
「声でないね、すご、まんこひくひくしてる」
「……! ん、んっ」
奥をごつごつされて、交差した腰がクリもこする。お腹の中に気持ちいいのがたまっていく。やだ、やだ、すぐいっちゃう。
「ひぐ、いくっ」
「えー? もうイっちゃうの? しょうがないなぁ」
「あうっ」
「ていうか、手、勝手に離して」
「ごめん、なさぁ、あぁ、あぁぁ」
「ダメだねー、ビッチな上に、いうことも聞けないんだ?」
ごりごりごりっ……抉られる子宮が震えている。
「子宮、おく、あいちゃうからぁ」
「どうせあいてんじゃん、がばがばなんでしょ?」
「おく、だめぇ、あうっ、おかしい、ひいっ」
「うるさい」
「んんっ、ひぃ、んっ」
今までで一番興奮している、脳が溶けちゃってる。全身でイクのを我慢しているのに、お腹の中の気持ちいいのがどんどんたまって、体中が爆発しそう。
「ほら、これ噛んでて」
私のバスタオルを口に突っ込まれ、声が出ない。苦しい。
「ふふっ、イってさ、そのまま死なないでよ?」
しんじゃう、しんじゃう、鳥肌が立って神経が全部びりびりする。
「ほーら」
「!! ……!!」
「あ、イキそうだね? いいよ? イこうか?」
がつがつがつがつって揺さぶられる、こすられて、あ、むり、むりむりむりっ。
「ン”ン”ん”〜〜……!!」
「あー、すご、っう」
イってるのに、まだ、突いてるっ……!
「ぅうっ……!! んぅ〜〜……!」
「っぁ、きっつ」
「……ぁ、あ……」
「……気持ちよかった?」
返事ができない、こくこく、と頷くしか、できない。
「そっか、じゃあもういいよね」
「ひぃっ! やっ、あ、いま、いまっ」
「うん。今イったもんね? すご、イキまんこやばか……あー、気持ちい」
「あぅっ、ああっ」
「中、出すよ」
「やっ、だめ、だめぇっ」
「無理無理。ほら、まんここんな僕のこと離してくれないのに」
「やだ、デキちゃう、赤ちゃんデキちゃうっ」
「ね、デキちゃったらどうしようか? デキちゃうかもよ?」
くくっと笑いながら勝生さんは私の腰をつかむ。びりびりしている体はそれに触れられただけでびくっと震えてしまう。
「ヤりたくてしょうがなかったんでしょ? ちんぽ欲しかったんだよねぇ?」
「あうっ、あっあっ、だめ、いやそこ、そこぉっ」
「こーんなに気持ちよくなって、ザーメンも中に出してもらったらさぁ。絶対妊娠するよ」
また奥の、やばいとこ、ぐりぐりしてくるっ。
「ひぃぁ、あぁっ」
「よだれ出てるんだけど、ふふっ」
「あうっ、くる、また、く、る、イくぅっ……!」
「イキながら精子かけてあげようか、子宮の奥、届くように」
「だ、め、ぇ、あ、うう…ぃ……イくうっ……!」
「いいよ? イって、孕んじゃえ」
「イくイくイく、い、く、うぅ、っ………!! ……♡♡」
「っ、あ……ぁーー……」
深い、ところ、押し付けられてる。あ、あ、中出し、されてるっ……。
「ぃやぁ……イき、とまんな、ぃ」
「イキすぎ……あー、絞られ、あっ」
「ぁぁ……あ……」
「はぁ……ふ…」
はぁ、と息を吐いて勝生さんは髪をかきあげた。あ、カッコいい……。
「!?」
腰を抱えられうつ伏せにさせられる。持ち上げられたそこにまた後ろからはいってくる。
「あっ」
「すげ、じゅっぽじゅっぽいってる」
「あうっ、もう、むりっ」
「見てほら、今出したせーえき」
つながっているそこからあふれ出た精液を指にからめとり、目の前に差し出された。
「あっあっ」
「舐めて」
「はうっ、はふ、ん」
開けた口に入ってくるそれは間違いなく精液の味がする。
「おいしい?」
「おい、ひい」
「はは、正直だから、もう1回出してあげる」
「むひぃ……」
「無理じゃないでしょ、ほら、ちゃんとまんこ締めて」
「んんっ」
「あー、どろどろ……この後、友達にばれないようにしなきゃね」
「う、あぁっ」
「今セックスしてましたって、顔で戻っちゃだめだよ? おまんこのなかにザーメン溜めて、こぼさないで」
「んんっ」
「そうそう、上手……あー、精液まみれのまんこ、気持ちいい…また出していいよね」
「らめ、えっ」
「1回も2回も一緒……ていうか、最初にナマで入れた時点でもう手遅れだから」
「ひぃつっ、あ、とどく、奥っ」
「ここまで届いてる」
お腹の上をぐっと押される。子宮が下がって、ちんこと手に挟まれて、もう、痛いくらい気持ちいい。
「むい、あ、あっ、なんかでちゃう、もれちゃうっ」
「んー? 潮ふいちゃいそう?」
「あっあっだめ、そんなこと、しちゃ、ああぁ、出るっ」
「しょうがないな……」
バスタオルが足の間に置かれる。肩を噛まれて、もう、あ、むり、でる、イっちゃう。
「上手に潮吹きみせて」
耳元でささやかれる。タバコの香り、この声、あ、むり。
「ぁああ、で、るうっっ……!」
水着が温かく重くなる。繊維からあふれて、びしょびしょに湿らせながら、足を伝って落ちる液体。
「えっろ……」
「ひぃっ……!! あ、あぁ、ああっ、しぬ、しんじゃうぅ」
「はは、イキまくってる……」
「んんん〜〜……!!」
「はぁ、でる……ぁ〜〜……」
ぐぐっと押し付けられて、そのままそこで送り込もうとちんこがびゅくびゅく震えてる。だめ、なのに。体がうごかない。
「ぁぁ……」
「……あーー。は、ぁ」
「ん……」
ふっと体が軽くなる。
「抜くよ」
「んっ」
どろおっと広がる。あ、ほんと、中出し……。
「立てる?」
「まだ、むり……」
「でも、なんか携帯、通知着てるけど」
「えっ」
「ほら」
画面を見ると「10+」件通知が着ている。そうこうしているうちに着信もかかってきて、慌てて通話にする。
「あ、ごめん」
『どうしたの? いなくなったから、今どこにいるの?』
「あっと、え、えーっとね、その」
ちらっと勝生さんを見ると、何事もなかったかのようにきちんと作務衣を着て、汚れたタオルをたたんでいた。口パクで、(熱中症)と言う。
「そう、ね、熱中症になったぽくて、車の中で休んでた」
『そうなん? 大丈夫?』
「大丈夫、大丈夫。もう、そっちに行くね」
『休んどきなよ』
「いい、いい。大丈夫だから」
『そーお? こっちでねー、勝生さんと2人でラブホ行ったんじゃないかって話してたけど、違ったねー』
「そ、んなわけ」
『ごめんごめん』
「じゃあそっち行くから」
『はーい』
電話を切ると勝生さんはずっと笑っていた。
「……何がおかしいんですか」
「だって、ふふ」
「ていうか! 中出しするし! ほんとどうすんのデキたら」
「嫌なら産婦人科行ってピルもらっておいでよ、近くにある。そしたら大丈夫だよ」
「っそうだけど……」
「んー? 何、デキてもまんざらじゃなかった?」
「それはないです」
「だよね。んー。僕も海いこっかな」
「仕事中でしょ」
「仕事中にはセックスしません」
「うそばっかり」
「ばれた?」
いたずらをしてやった、みたいにニコッと笑われると調子が狂う。
「ほら、行っといで」
「……」
背中を向けてドアを開ける。外はやっぱり暑いしくらくらする。足に力が入らない。やっと立ち上がったところで後ろから、くっとパーカーのフードを引っ張られた。
「っ」
「お尻、精液、溢れてるよ」
ちゅ、っと耳にキスされる。さっきまでのが全部蘇ってきて、ぞくぞく、腰が震えてしまう。中に入ったままの精液から、もう1度犯されているような気がする。
「……」
「……なに、まだ足りない?」
「……っ」
また、勝生さんはニコッと笑う。触られてもいない腰は、あそこは、勝手に熱くとろけてしまう。目が離せない。言葉らしい言葉が出てこない。
「おいで」
END