歓迎会をした翌日。私は任務を終えて高専に戻ると、ナナミンにメールをした。今どこ?と聞けば、灰原と一緒に体術の実技をしていたらしい。まだグラウンドにいるというのでそのままグラウンドに向かう。
「あ、いたいた。おーい、建人くーん、灰原くーん!」
「あ、理玖さーん!」
「どうも。」
手土産の袋を掲げて手を振れば、灰原はわんこのように目を輝かせて駆け寄ってきた。はぁあかわゆい。ナナミンもタオルで顔を拭きながら灰原に続く。
「可愛い後輩たちにお土産だよ!大事に食べてね?」
「はい!ありがとうございます!」
「んもうっ、可愛い灰原きゅん!よすよす〜!」
「あははっ!」
「建人君も。はい、」
「ありがとうございます。」
「実技は終わり?」
「いえ、休憩中です。」
「そっか。ならお姉さんが相手したげる。2人同時にかかって来なさい。」
「「え、」」
「ん?」
「…ありがたいお誘いですが、まずは着替えた方がよろしいかと。」
「え〜めんどくさいから制服のままでいいよ〜。それともなぁに?スカートだから気を遣ってくれてるの?」
ニヤニヤしながらスカートをちらりと捲ると、2人は慌てて目を逸らした。あ、うん、童貞だな。かんわいい!!
「ねぇねぇ、2人はおっぱい派?お尻派?」
「なんてことを聞くんですか、」
「ぼ、僕は太もも派です!!」
「灰原!!」
「やだぁ灰原きゅんのえっち!」
「すみません!!」
「建人君は?」
「…言いません。」
「え〜?じゃあさ、こうしよう!私から一本でも取れたら、好きな所を好きなだけ好き〜に触っていいよ?どう?やる気出た?」
「はいっ!!」
「灰原!!」
「じゃあ灰原きゅんからやろっか?どっからでもかかって来なさい!」
私がそう言うと、灰原は鼻息荒く気合を入れた。私があげたお土産をナナミンに預けて、灰原が私に対峙する。人差し指でくいくいっと挑発すると、灰原は私に飛び掛かってきた。攻撃をいなして掴んだ腕を絡め取って背負い投げをすると、転がった灰原の上に跨る。
「はい、一本。」
「ま、参りました…。」
「うーん、灰原きゅんの攻撃は真っ直ぐで単調過ぎだね。性格が出てるのかな。もっとズルく攻撃しないと。呪霊は狡猾だからさ、そのやり方だといつか怪我するよ。…ま、灰原きゅんの真っ直ぐな性格私は好きだけどね?」
「は、はい、ありがとうございます…!」
「じゃ、次建人君ね。」
灰原の上から退くと、手を差し出して立たせてあげた。よすよすしてあげると、灰原は照れ臭そうに笑った。きゃわいい。ナナミンにバトンタッチすると、灰原と同じように挑発した。流石ナナミン、挑発には乗らないらしい。
「…女性に手を上げることはしたくありません。」
「それ、相手が呪詛師でも同じこと言えるの?」
「…、」
少しムッとしたナナミンに向けて走り出す。私の攻撃を避けてカウンターを繰り出したナナミンに向けて上段蹴りをお見舞いした。あ、入っちゃった。どさりと尻餅をついたナナミン。
「っ、」
「ごめん、痛かった?」
「いえ、」
何とか立ち上がったナナミンだったけど、そのままバタンとその場に倒れた。ヤバ、大丈夫かな!?
「七海!!」
「ご、ごめん灰原きゅん、建人君運ぶの手伝ってくれる?」
「は、はい!」
灰原がナナミンを背負って、私は二人に買ったお土産の袋を抱えて医務室に向かった。医務室の先生は軽い脳震盪だと言った。少し安静にさせるように、と言って先生は医務室を出て行った。私と灰原はほっと息を吐く。ナナミンは私が見とくから、と伝えて灰原は寮に帰らせた。私はベッドで眠るナナミンの寝顔を眺める。はぇ〜彫りが深くて鼻もスッと高くておまけに金髪…こりゃたまんねぇな。写メっとこ。ナナミンの寝顔を写真に収めて、ナナミンの手を握る。指、マメができてるし、もうあのナマクラ刀を振り回してるんだろうなぁ。ごつごつして長い指を眺めながら、ベッドに体を預けて少しだけ眠った。目を覚ますとすっかり日が暮れていた。その場で伸びをすれば背骨がバキボキと音を立てる。
「あら、起きてたの?」
「…ええ、少し前に目が覚めました。」
「ごめんね建人君、綺麗に蹴りが入っちゃって。」
「…いえ。強いですね、理玖さんは。」
「ふふん、そうでしょうとも。でも、建人君も強いよ。というか、もっと強くなれるよ。だからあきらめないで鍛えてね?」
「はい。」
「部屋、戻ろっか。あ、お土産は灰原君に頼んで建人君の部屋に持って行ってもらったから。」
「ありがとうございます。」
「そうだ、あとで建人君の部屋に行っていい?積もる話もありますし!」
「…分かりました。」
寮の入り口で別れて部屋に戻ると、軽く食事をとってシャワーを浴びた。髪を乾かしてルームウェアのままナナミンの部屋に向かう。ぐへへ、ナナミンの童貞を貰う会、ここに再び!ナナミンの部屋に向かう途中で2人分の飲み物を買った。ドアをノックするとすぐに返事が聞こえる。ナナミンがドアを開けてくれたので、私は飲み物を掲げて部屋に入った。スウェット姿のナナミンも良き。部屋は物も少なく簡素だった。私はナナミンのベッドに座る。
「建人君、久し振りにイイコトする?」
そう言ってにっこり笑うと、ナナミンは顔を赤くして私から目を逸らした。んふふ〜かわゆいのう…!
「…五条さんや夏油さんとも、そういう事をしてるんですか。」
「ん?どうだと思う?」
「…どちらかとお付き合いは、」
「誰とも付き合ってないよ。」
「…はぁ…自分をもっと大事にしてください。」
「お説教は聞きたくありませ〜ん。ね、早く来てよ建人君。それとも女性からのお誘いを断るつもり?」
しくしく、と嘘泣きをすると、ナナミンはフーと息を吐いた。
「後悔させます。」
「優しくしてよ?」
ナナミンが私に覆いかぶさって押し倒した。噛みつくようにキスをされて私もそれに応えるように侵入してきた舌に自分の舌を絡ませる。
「ねぇ、建人君は結局何派?」
「…くびれです。」
「え、そうなの!?意外!昔はおっぱい好きだったのに!」
「それは子供の頃でしょう。」
「今も子供じゃん。」
「あなたと1つしか違いません。」
「細かいことはもういいから、早く脱いでよ。」
すっとナナミンのズボンに指を引っ掛けると、ナナミンはスウェットの裾を掴んで脱ぎ捨てた。おおぅ、やっぱナナミンもいい体してるなぁ…はぁはぁ…、おっと涎が、
「建人君童貞?」
「っ、悪いですか。」
「全然。むしろ童貞貰っていいの?」
「…元々理玖さんにあげるつもりでしたから。」
「え、何その処女の女の子みたいな、え、建人君可愛い。」
思わずきゅんと胸を押さえると、集中してください、と唇を塞がれた。キスをしながらナナミンの大きな手が私のルームウェア越しに胸を揉んだ。私はナナチンをズボン越しに撫でながら、私を見つめる切れ長の目をじっと見つめた。
「好きにしていいよ?」
ルームウェアをたくし上げると、ナナミンがごくりと唾を飲んだのが分かった。ナナミンの手がするりとくびれを撫でる。くびれ好きは本当らしい。
「理玖さん…、綺麗です。」
「理玖お姉ちゃんって呼んでくれてもいいんだよ?」
「いえ、流石にそれは、」
「えぇ〜。」
「…姉には手を出せませんから。」
「建人君…、んもうっ!好き!!」
「…私も、好きです理玖さん。」
再びキスをした。私の胸を揉むナナミン。私もナナミンの雄っぱいに手を伸ばして、小さな突起を爪でカリッと引っ搔いた。ピクリと震えるナナミンが可愛くて、くすりと笑うえばすぐに唇を塞がれる。唇から耳にキスをされると、今度は擽ったさに私が震える番だった。ナナミンが私の胸に顔を埋めた。膝でナナチンを擦ってやると、ナナミンは小さく声を漏らした。
「ふふ、可愛い。あっ、」
ナナミンは私のくびれに舌を這わせていた。くすぐったい。するりと脱がされたショートパンツ。ショーツを見せつけるように脱いでやると、ナナミンのズボンとパンツに手を掛けた。ぽろんと現れたナナチンを咥えると、ナナミンが小さく息を漏らした。えっろ。チロチロと舌先で舐めて、唾液を竿に塗り付けるように手で扱いた。ぱくりと咥えて裏筋に舌を這わせて擽る様に舐めると、ナナミンは顔を赤くして私の頭に手をのせた。私の髪を掬って耳にかけると、ナナミンは色のある声を漏らしながら小さく笑った。じゅぽじゅぽと音を立てて吸い付きながら扱いてあげると、ナナミンが私の名前を呼んだ。何度目か忘れたころに小さく呻いたと思えば口の中に吐き出された白濁。躊躇なく呑み込んでお返しとばかりにナナミンにキスをすれば、顔を顰められた。
「自分のなのに?」
「飲み込むとは思ってませんでした…。」
「美味しかったよ?建人君の濃いめのカルピス。」
「言わなくてよろしい。」
「ねぇ、下触る?」
私がそう言って割れ目を見せつけるように足を開けば、ナナミンは額に手を当ててフー、といつもの溜め息を吐いた。