教育的指導という名のお仕置きえっちをされた私だったけど、結局仕事着はそのままだ。だって作り直すデザインとか考える暇もなかったんだもん!それに、冥さんみたいな動きやすそうなズボンタイプにしようかとも思ったけど、三銃士がうるさそうだから諦めた。そんな翌日、私は自分が死んでいた期間中の神仏関係の任務をひたすらこなす事になり、絶望していた。そんなバナナだよ、1か月で100件以上溜まるってどういう事よ…。
「うわーん!こんなの不服だ!異議申し立てだぁ!」
「そ、そう言われましても…、」
「伊地知君さ、どう思う?これは所謂パワハラというものじゃない?いや、ブラック企業!?呪術界にはなんで労基が存在しないわけ!?自分から神仏関係の任務を振れとは言ったけどさ、この量!!なんで!?皆もっと神様仏様大事にしてえええ!!」
「そ、そうですね、」
今日は伊地知の送迎で明治神宮に向かっている。原宿に着いてゆじたんとメグエルが悟と待ち合わせしていた駅前に降りた。うぇーい、聖地巡礼あざま〜す!そういえばあのゆじたんがしてた2018眼鏡どこで売ってるんだろ。アニメではROCKになってたよね…!可愛かったなぁ、あの時のゆじたん…。あれ後で探してみようかな?明治神宮に入ると長い石畳の歩道を進む。いつも通り参拝から始まり、神主さんと話をして神社に溜まった負のエネルギーを浄化。それが終わればまた原宿駅の前まで戻って次の任務へ。報告書は移動中の車内で書いた。…そういえば、真人に会いに行かないとだ。真人は私が死んでない事を分かっていたみたいだけど、今後の
「どうしようかなぁ…、」
「なにがですか?」
「んー?お昼ご飯何食べようかって思って。伊地知君なんの気分?今回はめちゃくちゃ迷惑掛けたしお昼奢るよー。」
「えっ、」
「ほれほれ、たまには先輩らしい事させなさい。」
「あ、え、っと、ありがとうございます、では、次の目的地の近くで気になったものを…、」
「任せなさい!」
さて、伊地知には誤魔化したけど、私は正直迷っている。何に迷っているのかというと、吉野順平だ。彼はゆじたんが死んでいる時期に真人と知り合って、式神を使えるようになるけど、まあ結果的に真人の無為転変で死んでしまう。私は彼を死なせたくないし、羂索はもういないから母親の凪さんが勝手に死ぬことはないと思う。できれば2人とも生かしたいし、なんなら幸せになって欲しい。順平は私が術式でぴゅーひょいしたからイジメはなくなってるだろうけど…。ああ、あの煙草でついた火傷の痕も消してあげないとな…。それから、うーん、ゆじたんと一緒に高専に通わせるもよし、式神は使えるまま呪術界とは関わらせないようにするもよし、私の術式で呪力を奪って非術師に戻すもよし…こんな所か…。うーん、うーーーん、どうしたものかなぁ。順平もゆじたんも折角友達になれるんだから、そのまま高専に通わせてあげたいけど…正直順平が任務で死なない保証はできない。そうしたら結局凪さんはひとりになってしまう。できれば2人で平和に過ごして欲しいのが私の本音だ。でも凪さんが死なないと里桜高校での順平ブチギレ事件は起こらないし、真人とゆじたんとナナミンの戦いも…いやいや、ちょっと待って私!無理に原作に沿わせる必要ってある…?だってゆじたんあそこで人殺しちゃうんだよ!?ダメダメ!人殺しダメ絶対!
「…さん、廻神さん…?着きましたよ、廻神さん。」
「んぇ?あ、ああ、ごめん、考え事してた!じゃあ、ちゃちゃっと終わらせてくるから、伊地知はこの辺の美味しそうなご飯屋さん探しておいてね♡」
「了解です。お気を付けて。」
「はいはーい、」
危ない危ない、一先ず任務に集中しないと。えっと次はお寺だ。墓地に出没する呪霊の祓除と人形供養だったか。呪霊は十手でブスッと殺っておいた。人形供養は術式使ってちょちょいのちょいだぜ!はー、特級様様!私強くなった!ていうかやっぱり術式が最高だなぁ!うんうんと心の中で自画自賛しながら車に戻る私。けどやっぱり1か月地下室生活のせいで体は鈍ってる気がする…。高専に戻ったら三銃士の誰かと組み手でもするか。
「伊地知君おまたー!」
「おかえりなさい、廻神さん。」
「どうだった、美味しそうなお店あった?」
「はい、この辺ですと、廻神さんの好きそうな「こらこら伊地知君や、」は、はい、」
「私が好きそうなものじゃなくて、伊地知君が食べたいもの、気になったものを食べに行こうって言ったでしょ!」
「あ、し、失礼しました…!では、あの…、」
「そうだ、うどん好きだったよね?この辺になかったっけ?」
「お、覚えていらしたんですか?」
「え、うん、」
だって公式ファンブックに書いてあったんだもん☆
「うどん食べる?それとも他に気になるお店ある?」
「いえ、実は、うどんが食べたいなぁと思っていたので、」
「ぃよし!じゃあうどん食べに行こう!」
伊地知と共にいざ、近くに会ったはなばつうどんへ!
「好きなの頼んでねぇ、あ、天ぷらとかおにぎりとかも遠慮せず食べたいのを取りなさい。」
「は、はい、ありがとうございます…!(ああ…廻神さんはやはりいい人だ…!五条さんも見習ってほしい…。)」
「あ、私とり天も食べちゃおー。」
うどんとトッピングの天ぷらをトレイに乗せて伊地知の分と一緒に支払いを済ませると、テーブル席に座って向かい合っていただきまーす!伊地知は嬉しそうにほくほく顔でうどんを食べ始め、私はそれを見ながらとり天に齧りついた。
「ほーひへはさ、」
「は、はい、」
「んっ、なんか悟が勝手に私からの伝言とか言って変な文書送ってたでしょ、」
「あ、あれは、すみません…私も止めようとしたんです…っ、」
伊地知が泣きながらぺこぺこと頭を下げた。いや、伊地知は悪くないよ…。絶対悟が勝手に面白がってやったでしょあれ!
「いや、違う違う、それを責めるとかじゃなくてね、あれに関して…その、まあ、うん、周りの反応というかなんというか、大丈夫だった…?」
「あぁ…実は、その、OB、OG、呪術連、アイヌのお偉い方…各方面から、あの文書はなんだと…、」
「ですよねええ!?!?いやぁ、うん、やっぱりそうなるよね…。うん、ちゃんと自分で文書書くわ…。」
「そうされた方がよろしいかと…。」
「でもさぁ、なんて説明するのがいいと思う?今は亡き腐ったミカン共からの執拗な嫌がらせにプッツンして踏み潰しちゃいましたーメンゴ!あとは、死刑になって死んだけど、神様仏様パワーで生き返りました、ヤッタネ、みたいな?」
「え、あぁ…その…、(それだと五条さんとあまり大差ない気が…、)」
「いや、これじゃあ悟と大差ないか。」
「そ、そうですね…。」
「まあちゃんと丁寧に文書化するけど、内容としてはこんなもんだよねぇ。私の事なーんも話せないのは変わんないし。」
「そうですね…。そういえば、」
「んー?」
「荒井さんは総監部の面々から脅迫されていたわけですが、今はもう皆さん亡くなってしまいましたし、荒井さんが脅迫故の共犯であることを知る者はもういないのではないでしょうか。」
「……確かに。それに私の両親ももう狙われることないよね…。」
「その筈です。」
「…皆呼び戻しちゃおうかな。」
「荒井さんがもし補助監督に復帰して頂けるのであれば、私達も嬉しいです。とても仕事のできる方でしたから…!」
「だよねー、私も嬉しい!うちの親もああ見えて寂しがり屋だから、すぐ会える距離が一番いいよね。」
「では、」
「うん、呼ぶでしょ、海外組!荒井さんとは飲みに行く約束もしてたし!」
「はい!」
うどんを食べ終えて私達はほくほく顔ではなばつうどんを出た。呼び戻すと決めたら善は急げだよね!私は猥談グループと化している大人組のグループトークを開いた。さて、何と切り出すかな、
『お疲れサマンサー!急でメンゴ!腐ったミカンは全部取り除いたから、私の両親と荒井さんを呼び戻そうと思います!どすか!?』
五条悟『理玖がいいならいいんじゃない?荒井さん共犯なの知ってる腐ったミカンはもう生きてないでしょ?』
夏油傑『私もいいと思うよ。』
甚爾『任せる。』
夜蛾正道『荒井が戻るなら助かるな。織神の顔も暫く見ていない。俺も賛成だ。』
七海建人『私も賛成です。』
《七海建人が灰原雄を招待しました。》
《灰原雄が参加しました。》
灰原雄『お疲れ様です!七海にお願いして入れてもらいました!』
『え、灰原きゅん仲間外れになってた!?なんでぇ!?ほんとごめん…!!』
灰原雄『全然大丈夫です!(*‘ω‘ *)』
七海建人『隣から覗き込まれていたので、ここでの会話は殆ど見られています。』
『マジかwww』
灰原雄『理玖さんがどこをどう攻められると弱いかも全部把握してます!お尻もイケるんですよね?』
『やめて私の灰原きゅんを汚さないでえええ!!!誰そんな話したの!!!』
五条悟『理玖はポルチオ攻めも好きだよね♡』
夏油傑『2穴プレイも好きだよね♡』
甚爾『ケツ叩かれて悦ぶ。』
《廻神理玖が退会しました。》
《五条悟が廻神理玖を招待しました。》
《廻神理玖が参加しました。》
『もう!!!!!!!』
夏油傑『www』
五条悟『www』
灰原雄『www』
七海建人『縛られるのもお好きですよね。』
『建人君までやめて!?』
夜蛾正道『親の顔が見てみたいな…。』
『夜蛾学長の後輩です。』
夜蛾正道『合わせる顔がないな…。』
『さっき顔見てないって言ってたくせに!!!』
『あと悟はあの文書何!?マジで何!?』
五条悟『よく書けてたでしょ(^_-)-☆』
『各方面から苦情を頂いているそうです!!!!』
『怒ったから悟3日は接近禁止。』
『半径10メートル以内に入ったら絶交する!!』
五条悟『嘘でしょ!?』
《廻神理玖が五条悟を退会させました。》
《夏油傑が五条悟を招待しました。》
《五条悟が参加しました。》
『傑!!!!』
夏油傑『www』
五条悟『www』
七海建人『何やってるんですかあなた達は…。』
甚爾『オマエら仕事しろ。』
『甚爾様に言われたくないです!!』
五条悟『オマエに言われたくないね!!』
夏油傑『伏黒さんには言われたくないな^^』
甚爾『電波が悪い。』
『嘘つけ!!!』
灰原雄『www』