渋谷事変?�@


無事に九相図トリオの一件も落ち着き、普段通りの日常が戻ってきた。今日の日付は2018年10月10日。そう、10月がもう始まっている…!ということはハロウィンが来るということ。原作の流れでいくなれば、ハロウィンとは羂索達呪霊サイドが渋谷事変を起こす日…。五条悟の封印され、ナナミンがパァーン!してしまう日なのだが、もう羂索はいないし、獄門彊は表と裏の両方を天元様に封印してもらったから、安全で平和な2018年10月31日が過ごせること間違いなし!!!

『来る10月31日、我々はハロウィンパーティーを行う!!皆仮装して参加するように!思う存分楽しもうじゃないか!以上!』

任務先に移動中の車内で、東京校の面々が参加しているグループLIMEにそう送ると、すぐに複数の既読がついた。そうそう、九相図トリオにはスマホを買ってあげて、使い方も教えてあげたし、グループにも招待した。

『理玖は勿論、これを着てくれるんだよね?』

というメッセージと共に、悟からグループトークに投げられた写真に、思わずスマホを落としそうになった。いや、なにこれ、え、完全にえっちなコスプレイ用じゃないですか。そしてそれに便乗して、傑とパパ黒がポンポンとトークに投げた写真は、これまたえっちなコスプレイ用。悟が送ってきたのは悪魔コスチューム、傑が送ってきたのはナース服、パパ黒はバニーコスチュームだ。いや、流石変態三銃士、欲望丸出しじゃん!!!

『いや、なにやってんの?子供達も見てるトークでなにやってんの!?』
虎杖悠仁『理玖姉、俺はこれがいいと思う!』
虎杖悠仁[ 写真 ]
『こら悠仁君便乗しないの!』
伏黒恵『理玖さんはこっちだろ』
伏黒恵[ 写真 ]
『ひゃだ!!恵きゅんまでなに言ってるの!!』
釘崎野薔薇『分かってないわね、アンタたち!!』
釘崎野薔薇[ 写真 ]
釘崎野薔薇『理玖さんは断然これよ!!』
『待って野薔薇ちゃん待って、ほんとに待って』
五条悟『www』
夏油傑『www』
虎杖悠仁『釘崎の選んだやつやべぇ!すげぇエロい!』
乙骨憂太『僕も釘崎さんのがいいです、理玖さん^^』
『ねえ待って本当に待って?君達18歳未満でしょ?どこからこんな写真引っ張ってきたのよ!』

ゆじたんはパンプキンカラーのドレス風のコスチューム、恵きゅんはシスター服、野薔薇ちゃんは…ミニスカピチピチ囚人服。しかも手枷足枷つきだ。これ絶対アウト。ねえ、絶対アウトだよね!?一番ヤバいよねぇ!?

真希『理玖はこれ↑で、私らがこれ↓ってことか』
真希[ 写真 ]
釘崎野薔薇『流石真希さん、分かってる!』
『待って、やっぱりナシ。ハロウィンパーティーなし!!!』
《廻神理玖が退会しました。》
《五条悟が廻神理玖を招待しました。》
《廻神理玖が参加しました。》
『もう!!!!!!!』
五条悟『衣装は僕が人数分用意しておくから!』
夏油傑『場所はどこにしようか?』
『ねえマジでごめん、私が悪かったですお願いだからやめて!!!!!』
甚爾『女に二言はねぇだろ』
『いやほんと無理、絶対嫌な予感しかしない!!!』

真希がトークに投げた写真は、警察官のコスチュームだ。そして私に囚人服のコスチュームを着せるということは…、

夜蛾正道『理玖を捕らえた者に、褒美として1日休暇を与える』
『やめろください!!!!』
五条悟『流石学長!分かってる!』
夏油傑『生徒相手だろうと私は容赦しないよ』
甚爾『つまり好きなだけヤっていいってことだな』
『ばっきゃろおおおお!!!!!!』
乙骨憂太『僕が必ず理玖さんを捕まえます^^』
伏黒恵『理玖さんは俺が捕まえます』
虎杖悠仁『いやいや、俺も負けてられねーから!』
釘崎野薔薇『真希さん、ここは手を組みません?』
真希『ああ、いいぜ野薔薇。理玖を捕まえるのは私らだ。』
パンダ『俺はどうする?』
棘『明太子』
パンダ『オッケー!』
菜々子『理玖様は私らが守るし!』
美々子『他は吊るす?』
『菜々子ちゃん、美々子ちゃん…!(ノД`)・゜・。』
菜々子『てかうちらが理玖様守るフリして捕まえれば理玖様独占できるくね?ゲロヤバ!』
美々子『じゃあ理玖様を吊るす?』
菜々子『それ!超いい案じゃん!』
『待ってなにもよろしくないよ?!?!?どうしてそうなった?!?!?!』
吉野順平『大規模な鬼ごっこってことでいいんですか?』
棘『しゃけしゃけ!』
灰原雄『面白そうですね!!』
七海建人『場所と開始時間、それから、時間制限はありますか?』
五条悟『制限はなし、それから術式を使うのもなしにしよう。ここはあえて平等性を持たせてあげないと僕なんかすぐ理玖の所にトべちゃうから!』
釘崎野薔薇『アンタが平等性とか言うなんて、当日は槍でも降りそうね』
真希『つーか、弱い奴らに合わせてやる感がムカつく』
五条悟『え〜?僕なりの配慮なのに〜?』
『ねえ待って、普通にパーティーしようよ?なんでこんな事になったの?』
夏油傑『理玖の自業自得だよ^^』
乙骨憂太『日頃の行いですね^^』
甚爾『日頃の行いだろ』
『甚爾様には絶対言われたくないんですけど!?』
伏黒津美紀『皆、理玖ちゃんをいじめないで!』
『津美紀ちゃん…!(トゥクン)』
伏黒津美紀『私も参加していい?』
『あれ?』
五条悟『そりゃ勿論!』
『え、あれ?』
夏油傑『それなら、理玖の呪力を封じる呪符も使った方が良さそうだね』
伏黒恵『親父なら理玖さんの匂いで追いますよ』
甚爾『言うんじゃねぇよ恵』
伏黒恵『じゃないとフェアじゃねぇだろ』
『ねえ待って、ねえ?』
伊地知潔高『皆さんのスケジュール調整は、補助監督間で共有しておきます』
『流石伊地知君!仕事が早いわね!!!』
伊地知潔高『ありがとうございます』
『いや褒めてねぇわ!!!』
『いや褒めてるけども!いつもありがとうね!?!?!』
脹相『おれたちはなにをすればいいはてな』
壊相『兄さん、変換しないと皆読みにくいよ』
血塗『俺らも参加できるのか?』
夜蛾正道『勿論だ』
家入硝子『理玖、当日は私が匿ってあげる』
『硝子ちゃん!!!!神!!!!(ノД`)・゜・。』
家入硝子『その代わり、私が理玖を独占するけど』
『硝子ちゃん???ねえ、硝子ちゃん???』
家入硝子『別に、酔わせて襲うなんて思ってないよ』
『硝子ちゃん!!!!』
『なに、皆してなに!?私の味方は誰1人としていないわけ!?』
虎杖悠仁『理玖姉、俺も理玖姉守るから、俺のこと信じてよ!』
『悠仁きゅん…!』
伏黒恵『今の虎杖、宿儺が言った言葉を打っただけです』
『悠仁きゅん!?!?!?!?』
虎杖悠仁『理玖姉ごめんwww』
『いや、なにわろてんねん』
乙骨憂太『www』
棘『www』

「荒井さんどうしよう!!!!!!」

四面楚歌!!完全に逃げ場がない!!運転席の座席に乗り出すように荒井さんに泣きつくと、荒井さんは驚いたようにちらりと私に視線を向けた。ごめんね運転中に!!

「えぇ!?急にどうされたんです…!?」
「31日、私に絶対仕事入れてください!!」
「は、え、31日ってハロウィンの日ですか?」
「うん!!絶対仕事入れて!!神仏系でも宿儺関係でもなんでもいいから絶対仕事にしてぇ!」
「か、確認してみないことには…。丁度信号なのでスケジュールを見てみます。」
「お願いします!!」

信号待ちのタイミングで予定を確認しようとタブレットを掴んだところで、荒井さんのスマホが着信を告げる。

「あ、出ていいよ荒井さん。」
「すみません、伊地知君からです。」
「え、」
「もしもし、荒井です。…お疲れ様です。……ええ、あ、はい…。いやぁ、丁度確認するところでした。………分かりました、はい………はい。お疲れ様です。」

すぐに終わった電話。荒井さんが困ったような顔で後部座席に振り返った。

「すみません、廻神さん。伊地知君がどうしてもハロウィンに予定を入れるなと…。」
「畜生ッ!!」

こうして私の軽はずみな発言により、渋谷事変は起きないものの、地獄のようなハロウィンパーティーの開催が決定した。私はただ、皆のコスプレを見たかっただけなのに!!まあでもポリスコスチュームが見れるだけ嬉しいけどさぁ!?

「なんとかして逃げきらなければ…。でもどうやって…?ていうか場所も時間も私が指定した方が有利なのでは…?」
「廻神さん?」
「ふっふっふっ、こうなったら私が起こしてやろうじゃないの、渋谷事変を…!」
「あの、到着しましたよ?」
「あ、はい、行ってきます。」



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