「あっ、あぁ、ヤダっ、それダメって、」
僕の腕の中で身を捩った理玖。僕と理玖の周りには、傑とオッサンと憂太が吹き飛ばした医務室の瓦礫が、円になった無限の周りでピタリと宙に留まっている。無限の幅を広げて瓦礫を僕達から遠ざけると、一瞬だけ術式を解除した。ガラガラ、パラパラと瓦礫の破片が床に落ちる。誰にも邪魔されたくないから、また無限を張っておいた。後ろから抱き締めるように足の間に座らせた理玖を、他の奴等に見せつけながらセックスするなんて、僕も性格が悪いよね。まあ、皆知ってると思うけど。でも優越感があっていい。理玖はほら、誰にでも優しいし誰にでも好かれてるから、高専の男連中は皆理玖の事好きだと思うよ。理玖のことだし、僕や傑やオッサン以外の男とも関係があるのは知ってる。今更それを責めたりする気もないけどさ、だからこそこの条件が最適だと思った。僕が一番理玖を愛してるし、僕が一番理玖を啼かせるし、僕が一番理玖を分かってる。耳を舐めながら後ろから胸を揉みしだくだけでも、理玖はビクビクと刺激に体を震わせて、甘い声を漏らしている。初めて会った小1のあの頃から、僕だけが一番長く理玖の傍にいた。理玖は術式のせいで誰も選べないって言ってるけど、本当は選べないんじゃなくて、選ぶのが怖いって思ってるんでしょ?だって、理玖が誰か1人を選んでしまえば、僕達は理玖から身を引くどころか、ますます取り合いがヒートアップするような性格の奴等ばっかりだし。まあ、主に僕と傑とオッサンがそうだから、皆の事が大好きな理玖にとっては、自分を取り合って皆の中が悪くなったらどうしよう…って感じに思ってるんじゃないかな。
「理玖、皆理玖が感じてるとこ見てるよ?」
「んぅッ、言わないでって、やっあ、」
「服の上からなのに…ほら、乳首が硬くなってるの分かるよ。理玖ってばやらしい〜。皆ももっと近くで見てあげなよ〜、理玖も見られて興奮してるんだって♡」
「バカぁ、ヤダって言ってるのにぃ、見ないでっ、」
嘘つき。ホントは悦んでるくせに。囚人服は理玖の体のラインが分かるほどピチピチで、胸元に開いた穴から理玖の谷間が見えるし、ショーツも屈めばすぐに見えるくらい裾も短い。中にブラも着けてるだろうけど、カップの上からでも乳首が硬くなってるのが分かる。胸元だけでも曝け出そうと、穴を両手で掴んで左右にビリリッと破いてやれば、理玖が小さく悲鳴を上げた。ブラのカップをずり下げて剥き出しにした理玖のおっぱい。観客である傑やオッサン達にニヤニヤと視線を向ければ、皆して眉間に皺を寄せて睨むように僕達を見ていた。でもオマエ等、ちんこ勃ってるの丸分かりだから。皆して物好きだよねぇ、僕に抱かれる理玖を見て興奮してるなんてさ。
「わぁ〜、理玖のおっぱいだぁ〜♡」
「チッ、アイツいちいちムカつくな…。」
僕がわざとらしく取ったリアクションに、オッサンのデカい舌打ち。傑も七海も血管ブチギレるんじゃないかってくらい青筋を立ててるし、憂太に至っては顔に影差してんじゃん、ウケる。悠仁と順平は顔赤いしチラチラ見てるねぇ、恵と棘はガン見かよ。灰原は…めっちゃ笑顔じゃん、ウケるね。
「…何故俺まで貴様らの
「おやおや、呪いの王とあろう方まで僕と理玖がセックスするところ見てくれるんだぁ〜、光栄だねぇ♡」
「…殺す。」
「やれるもんならやってみなよ。」
「やめて…っ、」
「なぁに、理玖?早く触ってって〜?も〜、おねだり上手なんだからぁ♡」
「んぅッ♡ちがっ、あっ、」
ピリついた雰囲気を悟ったのか、理玖が涙目で僕を見上げた。手錠で繋がれた両手を引き寄せて胸元を隠そうとする理玖に、僕はその腕をやんわりと離して理玖の割れ目に近付ける。耳を舐めながら低く囁くように「こっち、自分で触って」と言えば、理玖はまた涙目で僕を見上げて首をふるふると横に振った。可愛い♡
「こっちは僕が触ってあげるからさ、皆に理玖が気持ち良くなってるところ見てもらおうよ。」
「なんでぇ、やだ…っ、」
「じゃあやめる?やめたら手錠は外れないし、すぐにでも理玖にちんこぶち込みたい連中に無理矢理ヤられるわけだけど。あ〜もしかしてそっちの方が好きだった?」
「んッ、違う…っ、もう、意地悪やだぁ…、」
「……フッ、じゃあほら、自分で触って。僕にいじめられて、自分で触って気持ち良くなってるところ、皆に見せてあげなよ。…ショーツ、自分でズラして、まずはクリだけね?」
「…っ、ぐすッ、んッ、はぁ…っ、はぃ…♡」
鼻を啜った理玖が小さく頷く。網タイプのニーハイソックスを穿いた、柔らかそうな理玖の両足。太ももを擦り合わせている理玖の両膝を掴んでガバッと広げてやると、理玖が足を閉じないように自分の両足を絡めて押さえつける。僕の腕の中で興奮に息を荒げた理玖が、ゆっくりと両手を自分の割れ目に伸ばした。左手でショーツのクロッチを掴んでズラし、右手で自分のクリトリスに触れた理玖。僕はそれを見ながら理玖の耳に舌を這わせ、はぁ…と吐息を吐き掛けながら、後ろから理玖のおっぱいを好き勝手に揉みしだいた。
「んッ、あっ、悟…あぁッ♡」
「こら、理玖、皆に理玖が気持ち良くなるとこ見てください、ってお願いしてから触らないとダメでしょ?」
「うぅ…ッ、ふっ、ん、み、皆…っ、あッ♡」
「早く、」
「ひあッ♡あッ♡」
乳首をきゅうっと摘まんで、指先でカリカリと引っ掻くように弾きながら、耳穴を舌先で穿ると、理玖はまた甘い声を漏らしてピクピクと体を震わせる。皆の視線が理玖に刺さっているから余計に興奮して、感度が上がってるらしい。
「理玖、」
「んんッ♡あっ、はぁ♡はっ、み、んな、ごめんなさい…ッ♡」
「違うでしょ?」
「やぁッ♡んぅ、ふ…っ、理玖が…気持ち良く、なるとこ…っ、見ててください…っ♡」
「はぁい、よく言えたからご褒美あげるね♡理玖も自分でクリ触って?」
「んんぅッ♡あぁ、あっ、悟っ♡ダメッ♡これすぐイくッ♡一緒にしちゃダメっ♡それダメなのぉッ♡んぅうぁあ〜〜〜ッ♡」
ぢゅるぢゅると音を立てて理玖の耳を舐め回して吸い付き、左手で乳首を痛いほどに摘まんで右手は指先で弾く。自分でクリを触りながらビクビクと体を震わせた理玖の割れ目から、ぷしゅっぷしゅっと潮が噴き出したのを、僕は見逃さなかった。ホントに興奮してるんだね、…なんか妬けるなぁ。今理玖を気持ちよくしてるのは僕なのに、僕以外の奴等に見られて興奮してるんだもんね?自分で付けた条件とはいえ、すげぇムカつく。まあ、皆僕と理玖のセックスが1回で終わると思ってるだろうけど、僕が理玖に伝えた条件はヌカロクだし、6回するまでは手錠は外れない。そもそも6回で終わるつもりもないしね。僕の気が済むまで理玖とセックスするから。
「理玖ったら、まだなにもしてないのに潮噴きまでしちゃってぇ〜、どんだけ興奮してんのさ。そんなに見られながらするセックスが好き?」
「はっ、はぁ、んッ、好き…♡」
「……へぇ、じゃあもっと見せてあげないとね?」
「あッ♡あぁ、あ、悟っ、んぅ、ちゅーしてぇ♡」
「いいよ、」
理玖からキスをねだってくれたことが嬉しくて、彼女の唇に噛みつくようにキスをした。両手は理玖の乳首やおっぱいをいじめたまま、理玖の口内を貪るように舐め回していく。ぢゅるぢゅると唾液を啜る音を立てて、ごくりとその甘い唾液を飲み下すと、唇を離して舌を伸ばし、口を開けた理玖も僕に舌を伸ばした。舌先からたらりと垂れた僕の唾液が、理玖の舌に乗る。理玖はねだるような声で「もっとちゅーして♡」と僕に甘えてくれたのが嬉しくて、そのおねだりに応えながら右手を理玖の割れ目に伸ばした。キスをしながらくぐもった声を漏らし、自分でクリを弄る理玖の右手。その下にある割れ目を指でなぞって濡らし、ゆっくりと指を埋めた。
「んぅ〜ッ♡はっ、ふっ♡んぁ♡」
「凄い音してる♡理玖の好きなところ、ここだよねぇ♡」
「あッ♡あぁ、あっそこッ♡そこ好きっ、んんぅ、きもちっ、悟もっとぉ♡」
「愛してるよ、理玖。」
「んあぁッ、あっ私もッ♡好きッ♡悟すきっ、あぁ、ああダメまた出ちゃうッ、ぁああ〜〜ッ♡」
刺さる視線が痛くも痒くもないほど、僕の目には理玖しか映っていない。理玖も同じだ。僕の腕の中で身を捩りながら、涙目で僕を見上げてイヤイヤと首を横に振る理玖の目には、僕しか映っていない。掌に温かい飛沫が掛かるのを感じながら、理玖の中から指を引き抜いた。パタパタとシーツに降りかかってシミを作った飛沫。僕の指先から滴るほどのそれをぺろりと舐め取れば、果汁のような甘い味が口内に広がる。理玖の体がどこもかしこも香しくて甘い事を、理玖を抱いたことがある奴なら皆知ってる。でも今だけは、僕だけがそれを独り占めしている。その事実が途轍もない嬉しくて、幸せだと思う。
「理玖、愛してるよ、早く僕を選んで?」
「…あ、あっ、悟…愛してる…ッ♡」
「僕だけの理玖でいて、」
「んぅッ♡ダメッ♡できないっ、あっ、ああっ、またイくッ♡ダメダメダメダメぇッ♡」
理玖を自分だけのモノにしたくて縛りつけたいのに、いつものらりくらりと逃げられて縛れない。これは僕だけじゃないと思うけど、凄く……悔しいよ。