禪院直哉は静かに暮らせない


俺の名前は禪院直哉。この物語の主人公や。(※違います。)憧れの甚爾君と、俺の嫁の理玖(※違います。)がなんと公園のベンチでちゅーしとった!これはとんでもない事態や!

「な、なんやこの感じ…!俺は今まさに…!」

俺は不思議なものに目覚めた!漫画やアニメを見た時と同じ感じや!俺の好きな2人がちゅーしてんのや!正直興奮した!俺は今、最高に「ハイ!」ってやつやぁぁあああ!

「と、甚爾君!理玖抱えてどこ行くん!?た、多目的トイレ…!?」

一体中でナニが行われてるんや…!禪院直哉!想像力を働かせろ…!

(ほわんほわんほわんほわん)
「理玖…愛してるぜ…!(キラーン☆)」
「甚爾様…私も…!(キュルーン☆)」

そないな事になってたんかああああ!!(※違います。)た、たまらへん…!多目的トイレで愛し合う2人!!最高にええ話や…!!それを俺は引き裂こうとしとったんか…!なんていけずな事をしたんや俺は…!甚爾君、理玖、俺は見守るで…!こういうのをなんていうんやったか…!?お、おしかぷ?!そ、そうや、確かそんなんや!甚爾君と理玖は俺のおしかぷや!

「そうと決まれば…このトキメキをどうするかが問題やな…。…待てよ?」

調べによれば、理玖はあの悟くんとクラスメイトらしいな。しかも夏休み中は殆ど悟君ちに泊まっとった。…まさか、悟くんも理玖を狙っとるんか!?アカン…!俺的最強トップ2が理玖を取り合っとる…!?これはまさしく逆トライアングラー…!

「そんな展開ありか!?俺は、俺はどないすれば…!」

理玖…!なんて罪な女なんや…!

「いや、それでこそ俺の嫁や…!」

これは俺の想像力がフル稼働するわ!これはどうじんしとか言うのが出るで!

「お…!出てきた!」

甚爾君と理玖が手を繋いで出てきた…!一体中でナニしとったん?!俺の想像通りなんやったら最高や!!ええぞもっとやれ!!

「直哉様、そろそろ京都に戻りますか?」
「うるさい、俺は今大事な事を考えてんねん!適当にホテルとるとかしいや!」
「か、かしこまりました…!」

あ!!!また甚爾君が理玖にちゅーしよった!!!し、しかもあれは…!お、大人なキッスや…!甚爾君が理玖を家まで送るのを追いかける。理玖が家に入る前に甚爾君に抱き着いて…ま、またちゅー!俺の胸はきゅんと締め付けられる。こ、これが噂の尊いってやつか!!!!ハ…!甚爾君がこっち来、

「オイ、」
「甚爾君!」
「理玖に手ぇ出したら殺すぞ。」
「だ、出さへん!それより俺は甚爾君と理玖が幸せな姿を見守りたい…!!2人は俺のおしかぷや!」
「…なに言ってんだ?」
「悟くんと理玖を取り合ってるんやろ!?でも俺は甚爾君と理玖の組み合わせが一番おうてると思う!見ててトキメキが止まらへん…!」
「…頭大丈夫か。」
「正常やで、甚爾君!応援してる!!!ほな、おやすみ!!」
「…なんだったんだアイツ…。」

俺は悟君と理玖が写った写真を眺める。…二人ともええ笑顔や。次は甚爾君と理玖が写った写真を眺める。…甚爾君が…あのめったに笑わん甚爾君がわろてる…!

「俺の嫁はなんて罪な女なんや…。でもそこがええ…!」

他にも写真を眺める。二人とも理玖とおる時はめっちゃ幸せそうや。甚爾君と理玖の組み合わせもええけど、悟君と理玖の組み合わせも捨てがたい…!2人とも理玖とどんな話してるん!?なんでこんなに楽しそうな顔してん!?クソ…甚爾君にはああ言ったけど、正直俺は迷うてる。探偵からもろた調査資料を読み返す。

「なになに、悟君は毎日理玖と手を繋いで、学校でもずっと一緒。なに…!?さ、悟君ともちゅーしてんのか!」

(ほわんほわんほわんほわん)
「理玖…好きだぜ…!(キラーン☆)」
「悟…私も…!(キュルーン☆)」

くぅ…!この2人の組み合わせも正直堪らん…!あの最強の五条悟君が、理玖にだけ見せる顔がある…!そんなん萌えるに決まってるやん…!そんであれか!?悟君には理玖しかおらんとかで…!

(ほわんほわんほわんほわん)
「理玖…俺にはお前しかいないんだ…!(顎クイッ)」
「悟…!(トゥクン♡)」

たまに見せる切なげな悟君の表情に理玖はたまらず悟君に…!くぅ〜!!!これもたまらん!!ええ話や!!かける!!これは描ける!!どうじんしとやらが出てておかしない!!むしろ俺が出したる!!ま、待てよ!俺は今しがた甚爾君と理玖を応援すること決めたばっかしやろ!?それなのに…それなのに…!クソ…!俺は、俺は一体…!

「どうすればええんやあああああ!!!」

(☆甚爾×理玖と悟×理玖、禪院直哉の苦悩は続く!!)



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