バースデーオフ会その後


「今日はお疲れ様。明日は丁度日曜日だし、ゆっくり休みなさいよ。特に馨は色々あったでしょ?」
「はい、歌姫さんありがとう。」
「んじゃ、また月曜な。」

馨と一緒に地下の駐車場からエントランスに入った。コンシェルジュが俺達を見てにこやかにお辞儀をする。今日のオフ会で貰った差し入れやプレゼントは、歌姫たちが念の為に一度中身をチェックしてから俺達の元に来る流れだ。これで俺たちを取り巻くストーカー問題も落ち着くだろ。エレベーターに乗り込むとドッと疲れが押し寄せてきた。

「はぁあああ…づがれ゛だぁああ…、」
「お疲れ様、お兄…悟、」
「ん、馨もお疲れ。これでまた落ち着いて活動できるだろ。」
「…うん、ありがとう、色々してくれて。」
「んー?馨の為なんだから当たり前だろ?馨〜…、」
「ふふ、はぁい。」

俺が馨に向けて両手を広げると、馨はちょっと恥ずかしそうに、でも嬉しそうに俺の腕の中にすっぽりとおさまった。

「…そういえば今日アイツも来てたな、脹相とかいう奴。」
「あ、来てたね!なんかすっごく大きいバラの花束貰ったの。凄く高そうなスーツ着てた。」
「やっぱ金持ってる奴だったんだな。つーか、俺との握手はいいから馨と握手させろ、俺が真のお兄ちゃんだ、とか言ってたわ。」
「真のお兄ちゃんってなんなんだろうね?」
「知らね。」

部屋に着くとコートを脱いで、馨とソファに座ってJwitterとJnstagram用の写真を撮る。馨のほっぺにキスをしてる写真を撮ると、馨も俺のほっぺにキスをした。

「…もっかい。」
「えー、ジュイートしない?」
「しないしない。」

馨が俺の頬にもう一度キスをするタイミングで、俺は馨の唇にキスをした。パシャリ、シャッターボタンも押したし、馨も目をぱちくりさせてるし、めっちゃ可愛い。

「も、もう、」
「馨顔真っ赤じゃん。かわいい。」
「…好き。」
「俺も。馨愛してる。」
「…ふふ、誕生日おめでとう!」
「ありがと。馨も誕生日おめでとう。」

スマホをテーブルに置いて馨を抱き締める。そのままちゅっちゅっ、とキスをして、唇を啄んだ。馨が小さく息を漏らす。それが堪らなくエロくて俺は既にちんこが勃っていた。いやだって馨が可愛すぎるんだから勃つだろ、普通。そのままソファに馨を押し倒す。馨が俺を見上げて恥ずかしそうに唇を結んだ。

「はぁ…可愛すぎだろマジで…、」
「…悟?」
「ん?」
「…好き。」
「フッ、俺も。」

馨の耳にキスをする。ピクリと震える馨が可愛くてそのまま耳に舌を這わせた。馨が俺のセーターをキュッと握った。いちいち可愛すぎる…。

「マジで今日はめちゃくちゃ抱くから。」
「…う、うん、」
「馨…愛してる。」
「ぁ、んっ、」

耳元で低く囁くと馨はまたピクリと震える。俺と同じ色の馨の長い髪を撫でて、手に取った一房にキスをする。シャンプーの匂いが残っていてドキリとする。俺と同じ匂い。俺と同じ髪と目。俺の妹だけど、最愛の恋人。馨のセーターの中に手を入れる。馨のお腹が温かくて気持ちがいい。

「俺の馨、」
「あっ…、悟、冷たい…、」
「馨が温めてくれるでしょ。」
「…うん、」

セーターを捲り上げて馨のお腹にキスをする。ブラの上から顔を押し付けて息を吸い込むと、ふわりと馨の甘い香りがした。めっちゃいい匂いする。はぁ…めっちゃ好き。馨の背中に手を回すと馨が背中を浮かせた。ブラのホックを外して馨のおっぱいにしゃぶりつく。俺が触れる度にピクリと震える馨が可愛い。乳首を指先で転がしながらニヤニヤと馨の顔を見れば、馨は顔を赤くしたまま小さく声を漏らした。

「馨乳首勃ってんじゃん。」
「ぅ…、ん、だってぇ…、」
「かわいい。」
「ぁ、…はぁ…、ん、」

乳首をちゅうちゅう吸っていると、馨はスリスリと足をすり合わせていた。タイツの上から太腿を撫でまわせば馨はまた小さく声を漏らす。

「下も触って欲しい?」
「…うん、」

馨のスカートとタイツを脱がせると、ショーツの上から割れ目を嗅いだ。馨が慌てて俺の頭を突き離そうとする手を掴んで止める。

「や…やだ、」
「はぁ…馨の匂い…、」
「ぁ…、お兄ちゃん、」
「名前で呼んでくれなかったからまだやるわ。」
「あっ、待って、さ、悟…!」
「ん〜?」
「やっ、」

胸を揉みながら、ショーツの上から馨の蕾を唇で啄む。馨がピクリと震える。ショーツをずらして指で割れ目を撫でれば、そこは厭らしくてらてらと濡れて光っていた。

「馨、俺の指舐めて。」
「ん…ふ…ぁ、」
「はは、えっろ。」
「んん…、」

濡れた指を馨の割れ目に入れる。すぐに俺の指に纏わりついて来た内壁を優しく撫でるように愛撫すれば、馨はまたピクリと腰を揺らして俺の名前を呼んだ。指を曲げてざらついたそこを擦る度に、馨は小さく可愛い声で啼く。それが嬉しくて馨にキスをしながら何度も馨のいいところを掻き乱した。馨が腕で口元を押さえるのを遮って、舌を絡めてキスをする。

「馨、愛してる。」
「あっ、悟っ、んッ、好き…ぁっ!」

ポタポタと飛沫がソファにシミを作る。馨がはぁはぁと息を乱していた。馨の体を抱き抱えて寝室へ運ぶと、俺も服を脱ぎ捨てた。馨のセーターも下着も全部剥ぎ取って、俺は引き出しからゴムを取り出した。パッケージを歯で挟んで馨の隣に寝転がると、馨が俺のお腹に手を伸ばした。今まで口ではさせなかったけど、今日くらいやってもらおうかな。

「馨、俺の舐めて。」
「え…、ど、どうしたらいいの?」
「咥えて。」

馨がオロオロと視線をさ迷わせる。俺がベッドの淵に座ると、馨を足の間に座らせる。馨が緊張した顔で俺のサトルくんを見てごくりと唾を飲み込んだ。馨の白くて細い手が俺のサトルくんを掴む。やば…、超興奮する。

「咥えたり舌で舐めたりしながら手で扱く。出来る?」
「…やってみる…、」
「ん、歯は当てんなよ?」
「んっ……ほう?」
「ん…、はぁ…上手、」

馨が一生懸命俺のサトルくんを咥えてる。それがまた可愛くて俺は馨の頭を撫でながら、にやける口元を押さえた。やべぇ…動画録りてぇな。流石に嫌がるか…?

「馨、」
「は…ぁ…ん、ん…?」
「もういいよ、早く馨に挿れたい。」
「…ん…、」

馨が口元を拭って、俺にキスをした。さらりと流れた馨の髪が俺の肩に触れて擽ったい。ゴムを付けて馨を俺の上に座らせた。馨がきゅっと目を瞑って小さく声を漏らす。

「馨、動いてみて。」
「え…、どうするの…?」
「好きに動いていいよ。」
「え…ぅ…、」

馨が困ったように俺の肩に手を置いた。俺が下から突き上げると、馨が可愛い声で啼く。けどすぐに動きを止めれば、馨は物足りなさそうな顔で俺を見る。

「ほら、動けって、」
「…で、でも…、」
「馨が俺のちんこで気持ち良くなってる所見たい。」
「うぅ…、ズルい、」
「ほら。」
「…んっ…、はぁ…ぁ、ん…、悟…好き…、」

馨がゆるゆると腰を振る。それが可愛くてふいに突けば、馨は面白いくらい大きい声で啼いた。自分の声に驚いて真っ赤な顔で俺を睨む馨。俺はにやにや笑いながら、馨に優しくキスをした。

「愛してる、馨。」
「私も愛してる…悟、」

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