配信:仲良し兄妹が幼馴染とクリスマスパーティーしてみた!Part3


「も〜、ごじょにゃん、ダメでしょ?」

エプロンを外してごじょにゃんを抱き抱えるとお風呂場へ向かう。すぐにバタバタと悟が着いて来た。ごじょにゃん用のベビーバスと猫用のシャンプーを持って来てくれたらしい。

「馨、」
「あ、ありがとう、」
「俺も手伝う。2人でやったが早いだろ。」
「悟ー、カメラはー?」
「オマエら適当に喋っといてー!」
「え、大丈夫?」
「なんとかなるだろ。」

ごじょにゃんにベビーバスに入ってもらって、私はシャワーでお湯を出して温度を確かめる。

「ごじょにゃん濡らすよー?」
「んにゃん、」
「ブルブルすんなよ。」

ゆっくりと足元からお湯を掛けていき、ごじょにゃんの体を少しずつ濡らしていく。毛に絡んだ強力粉をできる限りお湯で流しておいた。悟は私がごじょにゃんを洗う様子を浴室の入り口に座ってじっと見つめている。

「ごじょにゃん一回出てくれる?こっち、おいで、」

とんとんとタイルを叩くと、ごじょにゃんはビチャビチャとお湯を纏った体でベビーバスを飛び出た。

「ぶぇっ、コイツ!」
「あはは、」

悟にお湯が飛んだらしい。タオルで顔を拭った悟。ベビーバスの中に溜まったお湯を流してもう一度ごじょにゃんに入ってもらった。シャワーで少しお湯を溜めて、猫用のシャンプーをプッシュする。泡立てたそれでわしゃわしゃとごじょにゃんを洗った。

「大人しいね、ごじょにゃん。いい子いい子〜。」
「なー、俺にもいい子してよ。」
「えー?どうしたの?」
「いいから。」
「手泡まみれなんだけど。」
「いい子のちゅうして!」
「ちょっ、大きい声出したら響くから、」
「してしてしてぇ!」
「お兄ちゃん!」

脱衣所に転がってバタバタする悟に、私は溜め息。もう、仕方ないなぁ…。

「1回だけだからね?」
「イエーイ!」

すぐに起き上がった悟に近付いて、ちゅっと唇に触れるだけのキスをした。今日は硝子ちゃんも傑君もいるし、一応配信中だから。

「はい、これで我慢して。」
「もっかい!」
「ダメ、早く戻らないとだから!」
「ちぇー。」

ごじょにゃんをしっかり洗って泡をお湯で洗い流していく。何度も流して綺麗に粉も泡も落ちたことを確認すると、長い毛を絞るように余分な水気を落とした。すぐにごじょにゃんがブルブルして水を飛ばしてきた。

「わっ、」
「クッソ、コイツまた!」
「お兄ちゃんタオル取って、」
「ん、」

受け取ったバスタオルで顔を拭ってごじょにゃんの体を包むように水気を拭いてあげた。

「あっちで乾かそうね、ヒーターあるから。」
「んみゃん、」
「ドライヤー持って行くわ。」
「ありがとー、」

ごじょにゃんをバスタオルで包んだまま部屋に戻ろうとしてると、丁度硝子ちゃんが来た。

「お、終わった?」
「今からそっち戻るよ、」
「サラダは終わった。生地も夏油がもう終わるって、」
「ありがとう、助かりましたー。」



「ただいま〜!馨はごじょにゃん乾かしてるから、その間僕と傑と硝子でピザ盛りつけちゃうよ〜!」
【西中の虎:お、おかえり!】
【恵:おかえりなさい。】
「僕達がいない間なんの話してたの?」
【おにぎり:すじこ!】
【モブ佳:おかえりなさい!】
「あー、なんだっけ。」
【直哉ちゃんねる:馨ちゃん映せや!!!】
【モブ子:悟君馨ちゃんごじょにゃんおかえり!】
【脹相:馨ーーー!!】
「私達がいつから知り合いなのかって話。」
【菜々子:ゲロイケメンが増えたんだけど!?】
「あーね。」
【美々子:菜々子、言葉遣い。】
【ミゲル:オマエガ悟トイウ男カ。】
「あ?なんかカタコトな奴いんじゃん、ウケる。読みにく。」
【ミゲル:ワオ!!】
【恵:さっきからなんなんですかアンタ。】
【ミゲル:見テ分カレ!】
【パンダ:ごじょにゃん綺麗になったのか?】
【呪いの王:女を出せ。オマエ達じゃつまらん。】
【真人:(*^▽^*)ゲラゲラ】
「あ?呪いの王通報。」
【呪いの王:( ˘•ω•˘ )】
「悟、めん棒は?」
「あ、その辺に…あった、」
【モブ子:悟君はいつから馨ちゃんが好きなの?( *´艸`)】
「ん?いつから?馨が生まれた時からだけど。」
【モブ代:ごちそうさまです!!】
【モブ美:生まれた時からずっと馨ちゃん一筋なの!?】
【モブ佳:彼女とか作らなかったの!?】
「何?質問コーナーになってんの?」
【おにぎり:高菜!いくら!(・∀・)】
「ああ、そういう流れになってね。」
【西中の虎:悟君馨ちゃんの事ホント好きだよな!】
「彼女とかいらないし。俺には馨がいればいいから。」
【モブ佳:え…、つまり…?!】
【モブ子:待って悟君、もしかしてその顔で…、】
「恥ずかしげもなくよく言うな。」
【モブ美:悟君は童の貞ですか!!?!?】
「いつも言ってんじゃん。」
【ミゲル:何ノ話ダ?】
【はいばら:学校でも言ってますよね!】
「何?童貞?いや、んなのとっくに卒業してるけど。」
「おい、」
【恵:は?】
【モブ美:!?!?!?!?】
【モブ佳:!?!?どゆことおおお!?!?!】
【西中の虎:え…、】
「今何の話してるのー?」
【脹相:どういうことだ!!!!馨!!!!】
【呪いの王:つまり何だ、女とヤったか。】
【真人:マジで?ウケる!】
【直哉ちゃんねる:あ゛?】
「馨愛してるよって話!!」
【モブ代:待って、悟君の初めての相手はまさか…馨ちゃん…?】
「あーそうそう、」
「おい悟、」
【モブ子:これはつまりやる事やってますね…( ^ω^ )ゴチデス!】
「はぁ!?何の話してるの!?」
【恵:相手誰ですか。】
【野薔薇様:マジで口兄う…。】
【モブ美:馨ちゃんにだけ聞こえてなかったwww】
「はい、1枚目完成!シーフードだよ〜!」
【直哉ちゃんねる:馨ちゃんの初めては俺が全部貰う約束やけど?】
【モブ代:存記乙。】
【直哉ちゃんねる:あ?なんや自分通報したろか。】
【モブ代:さーせん!】
「硝子ちゃんなんの話?」
【ゆうた:僕は何も聞いてません…( ˘ω˘ )】
「馨愛してるよって話ー。」
【おにぎり:おかかああああああああああ!!!!!!】
「硝子ちゃんまで!?傑君!」
【パンダ:また視聴者ドッキリか?】
【ミゲル:ドッキリトハナンダ。】
「馨ちゃん愛してるよって話だよ。」
【パンダ:カタカナ読みにくいぞ。】
【ミゲル:ミゲル泣カナイ。】
【おにぎり:おかかああああああああああ!!!!(ノД`)・゜・。】
「ごじょにゃん乾いた?」
「もうちょっと!」
【真人:兄妹でヤっていいわけ?】
【脹相:俺はお兄ちゃんだぞ!!!】
【恵:いいわけないだろ。】
【呪いの王:( ˘•ω•˘ )】
「皆騙されてるのウケるね!兄妹でヤっていいわけないでしょ?」
【恵:本当にやってないんですね?】
【西中の虎:またドッキリ!?紛らわしいって!】
【野薔薇:どっちにしろ馨さんに手出したら口兄う。】
【73:ひっぱたきますよ。】
「2枚目完成!」
【モブ佳:私は騙されない…!ドッキリなはずない…!( ˘ω˘ )】
「悟、心臓に悪いからやめてくれ。」
「なんで?」
【モブ子:悟君と馨ちゃんが幸せなら良き!!!】
「五条ほんとクズ。」
【直哉ちゃんねる:馨ちゃんの初めては俺が貰う。】
「直哉通報。」
【直哉ちゃんねる:なんでや!!】
【脹相:馨は俺の妹だ。俺が馨の初めてを貰う。】
【真人:だから妹だったらダメじゃないの?】
「ごじょにゃん乾いたー!」
【脹相:俺はお兄ちゃんだぞ!!】
【恵:馨さんおかえりなさい。】
【西中の虎:馨さんおかえり!】
【野薔薇:馨さん!!】
「馨〜♡」
「ぎゃっ!」
【美々子:この人が馨?】
【菜々子:ヤバ!そっくりじゃん!】
「もうピザ焼き始める?」
【ミゲル:コレガ妹…。】
「そうだね!」
「オーブン余熱にしておいたよ。」
【ゆうた:馨さんおかえりなさい!】
「傑君ありがとう、」
【おにぎり:いくら!(*´ω`*)♡】
「傑ママ〜!」
【モブ佳:傑さんのママ力…!( ˘ω˘ )】
「ママじゃないよ。」
【灰原:馨ちゃんおかえり!】
【73:おかえりなさい。】
「あ、ただいま!それで?」
【直哉ちゃんねる:馨ちゃん!!!俺が全部もろたるから!】
【呪いの王:やっと来たか、女。】
【真人:馨ちゃーん!(^^)/】
「何の話してたの?」
【モブ代:馨ちゃんおかえり!】
「僕と馨がヤったかどうかって話♡」
【モブ美:馨ちゃんおかえりなさい!】
「何を?」
【モブ子:馨ちゃんおかえり!ごじょにゃんは綺麗になった?】
「何ってそりゃセックスでしょ。」
【恵:ほんとにやったんですか?】
「はぁ!?なんでそんな話になってんの!?」
【ミゲル:妹、顔ガ赤イゾ。】
【モブ菜:馨ちゃん…?!】
【直哉ちゃんねる:馨ちゃん嘘やろ…?俺とあんなに愛し合うたやん!?】
【恵:通報します。】
【直哉ちゃんねる:なんでや!!】
「ほら馨、僕とヤったの?ヤってないの?」
「最っ低!お兄ちゃんのバカ!」
「いでっ!」

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