6(麗央ver)
***
ぼっこぼこのタコ殴りの制裁を与えるために、隣の家の扉を開けるとそこには、
「お、おかえりなさいませ。ご主人様っ」
「…………は?」
猫耳メイドの格好をした、とてつもなく馬鹿な下僕がいた。
(下僕のくせに)
(…俺に喧嘩売ってんのか)
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