2
「美智子…!!美智子みちこ…っ!」
「ぁ、が、ぁ゛あぁぁアア!!んンン…ッ!!」
(あとちょっと、あとちょっと左突いてくれれば、イけるのに…っ!)
首を締められ、顔を殴られ、極めつけはデカチンで期待させといたくせにクッソ下手くそな腰振り。
…こんな男、結婚なんてできるわけがない。
そう、思うのに…左の薬指には指輪が嵌められてて…できちゃってるんだから世の中すげーよなー。
「んぶぅ…っ!!!」
「依人クンはほんと…ッ、色々慣れてる、から楽でいーわー」
そんな思考に浸る余裕もなく、普段ちゃんと洗ってんのかどうなのか疑わしい別の野郎のちんこが口の中に突っ込まれた。
最早条件反射で舌と指を存分に駆使して扱いてやれば、喜んで腰を振る。
どんだけ溜めてたのか、精液が濃くてネバネバしてる。
加えてさっき散々俺の孔で擦って綺麗になったはずなのに、まだくっせぇし汚い。
目の前の毛が生えてる男の股間で景色がいっぱいになって、…そういえばコイツも結婚してたっけとぼんやり考えた。
その間にも別の男に、右側の薄く白い胸板の中心のぷっくり赤く腫れてる乳首の先端をなめられ、しゃぶられる。
男達の太い肉棒が、中学生でまだ未熟で小さな俺の尻を何度も何度も犯す。
複数の男が腰を振って自分を犯すのに必死になっている様は、かなり異様だった。
(最初はあんなに男とヤルことに否定的だったのにな)
今はそんな昔のこと、覚えてすらいないだろう。
目をギラギラさせながら、火傷したように熱い肚のナカを何度もパンパンパンパンッ!って突き上げてくる。
「依人クン…上のちっちゃなおまんこ口開けて」
「ぁ、…っ、あー…」
腰を打ち付けられ、乳首を弄られながら口を開けば、びくびくしてるちんこからどろりとした白濁液を舌で受け止めさせられる。
飲みこむと、おっさんは下卑た顔で満足げに笑った。
こんな頭のおかしいやつらは、結婚したってすぐに捨てられるはずだ。
…だから、黙ってるんだろう。
可愛い奥さんの代わりに俺で満足して、発散して、…家に帰ればごくありふれた父親のような顔で家族と話す。
(…ホント、大変だよなー)
変な性癖を持ってる人間も、周りも。
俺も人のこと言える思考してないけどさ。
「ちゃんとこっち見ろよ美智子…!!」
「…っうげぇ…ッ!!」
俺のナカに挿入し、気持ちよさそうに腰を振ってたはずの男に突然腹を殴られた。
中に入ってるちんこにも衝撃が加わり、腸内が締め付けをキツクする。
「は、…いってぇ…」
(…俺は美智子じゃねーんだけどね)
ぼやきながら、仕方ないなーとため息を吐いて腰をねっとりと揺らし、肚に力を入れたり抜いたりして、内壁でちんこを扱いてやる。
「は、ァ…っ、美智子…!イイ…ッ良いぞ…!…うぐ…ッ」
「ぁあ゛、!はぁン…!ぁ、ぁ…」
呆気なく相手がイき、痙攣した。
まだこっちがイケてないから、中途半端に赤く腫れてめくれた襞がびくびくしてて疼く。
「…ん…」
ごぽりと泡立った精液を零しながら引き抜かれると…また別の男が股の間に跨ってきた。
そいつのちんこを見る…と、パンパンに腫れ上がった亀頭、その先端から我慢汁をダラダラと流している。
「…う、へ、ぇ………」
巨大な肉棒の亀頭部分が、また俺の孔のナカ…小さく痙攣を続けている場所に呑み込まれていく。
[
back]
TOP栞を挟む