不機嫌な野良(佐藤ver)
……
………………
頬を、何かで叩かれている。
そう気づき、ゆっくりと重い瞼を持ち上げた。
身体は倒れているのに、…手は何かに持ち上げられていて…
ぼんやりとした視界の中、…手錠をはめられている両手と、繋がれてるベッドと…、誰かの不満そうな顔が見えた。
「まだ僕と遊んでるのに、一人で寝るのは酷くない?」
眠りに堕ちていた俺のほっぺをぺちっと軽く叩かれ、何故か拗ねたような声音を零される。
しかもぬぷっと玩具を引き抜き、もう一度ゆっくりと挿入された。
「ひろ、…っ、くな…ッ、ぃぁッ!!」
酷くない、と言いかけた言葉は唾液にまみれて音にならない。
起きたばっかりなのに、感じすぎる身体にパニックになる。
(…ま、た…)
「…っ、ぁ…ッ、!ん…ッ、!もう、や、ら…っぁ、!!」
「うわ…佐藤のナカ、かき混ぜすぎてぐちょぐちょに泡立ってきてる」
「…っ、ぁ、が…っ!ぁ…!」
ぶちゅ!とよくわからない液体を数回に分けて尻穴に注ぎ込まれ、何度も何度も繰り返し玩具でこねられ、混ぜられた。
何度イっても、出したばかりでも、一瞬の休憩さえ許されない。
グチュグチュグチュ…ッ、と身体が揺さぶられ、水音が一層大きくなる。
けど、今孔のどこを強く刺激されてるのか認識できない程、身体中が蕩けていた。
息をする暇もなく再びちんこに加え、尻の穴も異常なほどヒクヒクしてくる。
(…っ、くる、また、あれが、ク、る…っ、)
「ぁ、あ、ぃ…っ」
イク…直前、
ぴたっと玩具の動きが唐突に止まった。
「…ッ、んぇ…っ、?ら、れ…?」
なんで、と呂律の回らない口で責めるように問えば
「イキそうだったから」
「…ッ、」
なんて、…死刑囚に対する裁判官の有罪宣言のような台詞が返ってきた。
「ぅ゛、ぅぇ…っ、」
尻をゆるゆる振っても、本当に何もしてくれなくなった。
玩具は一向に動く気配を見せない。
「…っ、り、りろ、ぃ…っ、ひぐ…っ、」
酷い。と言おうとした言葉さえままならない。
ここまでしたんなら、最後まで責任を取ってほしい。
快感で狂いそうになってて、しかもイク寸前のこんな状態で止められたら、
とろけて、 くちゃくちゃになって、
ばかになってきた頭は、イクことしか考えられない。
「…っ、イきた…っ、イキ、らいぃ…っ、う、ぇ…っ、」
後ろで飲みこんでいる玩具を使って少しでも快感を得ようと、内壁がグネグネ動いて自分から締め付けにいく。
発情した獣のように腰を振って、えぐ、としゃくりあげる喉のせいで余計に息が苦しくなった。
「…っ、ふ、ぁぁ……」
玩具をくちゅりと引き抜かれ、指をその蕩けて熱くなった孔に差しこまれる。
「ぁう…っ、」
「…ナカ凄いびくびくしてる」
指全体でやわらかいところをくにゅくにゅされながら温度や変化を執拗に堪能された。
そのせいで余計にひくっひくっと痙攣している内壁が疼いてしまう。
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