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先走りを分泌しまくり、とろとろに濡れてるから巻き付けるだけでくちゃ、と音がして滑りそうになっている。
「ひ、きつ…っ、ぃ、」
先程の行為によって、いまだに勃起して硬くなっているそこは嵌められたリングのせいで締め付けられて痛い。
「……っ、」
ぱち、
次に同じように竿のさっき巻いた場所の少し上。
ちんこの真ん中。次に亀頭の少し下。
次々と、大事な場所にわっかが巻き付けられていく。
「この全部から電流が流れるんだって。楽しみだね」
「…い、いやだ…ぁっ、」
くす、と笑みを零す気配と、わっかの上からなぞってくる指。
四つもリングを嵌められ、こんなに沢山の場所から電気なんて流されたら…。なんて想像するだけで恐ろしい。
込み上げてくる恐怖に、瞼が更に熱を帯びる。
楽しい玩具を見つけた子どものような表情で笑う野良に、ぶるぶると首を横に振る。
「こわ、こわい…っ、らぁ、ろ、ら…」
「ん?」
ガチャガチャと手錠をはめられた手を動かして恐怖に怯える。
必死に首を後ろに動かして、懇願するように見上げた。
「おねが、おれがい、だから」
「うん。何?」
心なしか優しい表情で頷いてくれる野良に、少しだけほっと息を吐く。
リモコンを手にもち、目の前でしゃがみこんだ彼はいい子いい子と怯える子どもを慰めるように俺の髪を撫でた。
「…ぁ、」
それだけで、全身から力が抜けるんじゃないかと思うほどに心が安らぐ。
ふ…、と気が緩む。
「佐藤。ちゃんと聞いてるから、言っていいよ」
「…あの、いま、ながそうとしてるでんきのこと、らんだけど、」
「うん」
まるで夢かと思うぐらい、野良が俺のたどたどしいひとつひとつの言葉に目を細めて頷いてくれる。
(もしかして、言えばやめてくれるんじゃないか…?)
絶対にそんなはずはないってわかってるのに。
けど、そう思えてしまうような謎の錯覚に陥った。
じっとその綺麗な瞳に見つめられて、とくんとくんと胸が高鳴る。
「でんき、」
「…うん」
「…っ、でんき、でんきだけは、や」
掠れた声で、口ごもりながら続きを言おうと唇を開いた。
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