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授業中だとはいえ、保健室に来なくても、通りかかることはあるかもしれない。
もしかしたら、今も誰かに見られてるかもしれない。

ちょっと漏れたおしっこが、さっくんのちんちんをしごく手によってグチョグチョと下着の中で水音をたてる。


「お願い、だから、やめ、」

「やめれるわけないでしょう?」

「…っ、」


こんなに泣きそうになって懇願してるのに、

優しく目を細めてこっちを見下ろすさっくんは、妖艶に微笑んだ唇で、


「”教師”として、淫らな格好をなさっている”生徒の音海くん”には、特別に個人指導が必要ですから」


…そんな、悪魔みたいなセリフを口にしてきた。


「こんなに胸元をはだけさせて…誰かに襲ってほしいんですか?」

「…っ、な、にを、」


そんなわけない、と否定しようとした言葉は、途中で聞こえてきた呟きによって消える。


「――着替えさせるの下手すぎ。あのクソガキ」


珍しく雑な口調で、不機嫌を全く隠しもせずにその表情と声に含ませていた。

そして、オレの腰を抱き寄せたまま、顔を埋めてくる。

さらりとした艶のある黒髪が肌に触れ、唇が首筋から胸元をなぞってきた。


「ガキ、って、なんで、それ、知って、」

「全部、見てましたから」


それが当然であるかのように、

…さらりと、零されたその言葉に、一瞬今の自分の状況を忘れる。


「――え?」


さっくんが、あの場所にいた…?

正孝に着替えさせてもらってる時、近くにいた…?

(…いや、それはない)

絶対に、ない。
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