4(男主視点)
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「おい!おい!おい!」
「…ふぇ…え!?」
「…ぉ、おはようございますぅ〜?」
「寝ぼけてる場合じゃないぞ、“ユエ”」
「ユエ?」
「…何となくユエだと口に出たんだが…違うか?」
「と言われても、ここは何処、私は誰状態だったりしますっ」
笑顔で答えた女…ユエを、相当のバカだと俺は判断した。
「ここは“ふぁ・でぃーる”っていうせかいだよ。」
「へぇ〜、ファ・ディールかぁ…」
「…おい…何と話してる?」
俺は、目の前で起きてる現実を受け入れられずに、ユエに尋ねた。
「ん〜?えーと、サボテン?かな?
かわい〜ね君、何て名前?」
こいつ、植物が歩いて喋っている事に、何ら疑問を抱かないんだな。
「ぼくはさぼてんくん。」
「サボテン君って言うんだぁ♪
ヨロシクね♪」
「うん。よろしくユエとユウト♪」