決意
※裏有り
ギシギシとベッドの軋む音と、パンパンと打ち付ける音、喘ぎ声が山岳の部屋に響いていた。
『ぁっらっめえっ』
「湊ちゃん、これ好きっ、だよね」
『やっあっぁっ』
湊がビクッと大きく仰け反ると、繋がっている山岳は湊の腰を逃げないように押さえ、それを押し付けた。
イッたばかりの湊の目がとろんとして惚けていると、山岳はゴリゴリと押し付けるように動きを再開した。
『ひっぁっしゃ、がくぅ…あっ』
「ギューギュー締め付けてるね」
『あっぁアア』
「ここ、好き?」
『ひっぁっすきぃい』
「んぁっ…かわい」
再びビクリと大きく仰け反る湊。
山岳は湊の締め付けに、思わず声を漏らした。
そして自身を湊から引き抜くと、湊の太ももに精液をぶっかけた。
山岳はハアハアと荒い息を整えながらも惚けた様子の湊に体を預けるように抱きしめた。
『しゃ、…がく』
「湊ちゃんのえっち」
『んっ、さんがくも、でしょ』
「そうだね」
山岳は湊の首筋をちゅぅっと吸い上げ、紅い華を咲かせた。
暫くして、湊も山岳も服を着たとき、ふと山岳が湊を見ると、先程山岳がつけたキスマークがくっきりと残っていた。
湊はそのことに気付いておらず、山岳の視線に首を傾げた。
『山岳?』
「湊ちゃん、えろーい」
『へっ!?んっ』
「隙だらけだね」
ちゅっと口付ける山岳に顔を赤くしてしまう湊。
山岳はそんな湊の耳元にもキスを落とし、「またシようね」と囁いた。
湊は真っ赤になりながらも小さく頷いた。
湊が家に帰ると母と目が合った。
母は湊の首筋に紅い華があることに気付き、ニヤニヤとした表情をしていた。
「湊、いつの間に彼氏作ったのよ〜」
『へ?』
「今度紹介してね」
『えっ』
「あ、あと避妊はちゃんとするのよ〜」
『!』
湊はボンッと顔が赤くなり、急いで洗面台に向かった。
そして鏡に映る自分の首筋にキスマークがある事に気付いた。
『キスマーク…つけられてる…』
湊はキスマークの消し方と、ついでに首につけられた意味を調べた。
そこに書かれていた、独占欲というワードに湊は何とも言えない気持ちになった。
『(今度、ちゃんと伝えよう)』
湊はそう決意し、キスマークの消し方に書かれていたアイシングと軽くマッサージをしたのであった。