07

「あっ、ぁっン…、…んぁ、…ン」
 萎えかけていた星川のモノが、再び硬さを取り戻し始める。レオのモノより長く太いそれは、星川の最奥にがつがつと容赦なくぶつかる。ロキが腰を振るたび、相当な硬さで、星川の前立腺を何度も抉る。
「…アぁ、あ、そこ、やだ…ッ!」
 強烈な快感が、背骨を通って全身にびりびりと伝わる。今まで感じた事のないほどの強烈さで、自分がどうなってしまうのか分からない恐怖が襲う。
「…もう、むりッ、…やめ、あぁッ、…そこ、ごりごり、すんなッ…!」
 ロキは容赦なく星川の前立腺を抉り、レオは乳首を懸命に舐め続ける。
「―――アアあぁっ!」
 ロキの根元に亀頭球ができ、奥にどくどくと精液が注ぎ込まれる。同時に、星川は背を仰け反らせ、弾けた前が飛沫を飛び散らす。星川はだらしなく口を開いたまま、仰け反らせた背をびくんびくんと波打たせる。頭の中は真っ白だ。男にこの姿を見られていることも脳裏から消し飛んでいる。
「…あぁ、ぁ、ぁ」
 白濁を出し切ると、後から違うものがじょろじょろと零れ出る。
「漏らすほど悦かったんですか?」
 星川には、男の嘲笑も聞こえていない。尿が星川の身体を伝い、地面を濡らしていく。未だに身体をビクつかせる星川の口端からは唾液が零れ、目からは生理的な涙が溢れている。
「完全にメスですね」
 大量の精液によって、星川の腹が孕んでいるかのようにどんどん膨らんでいく。
「…ぁ、ぁ…、ぁ」
 星川の目の焦点は合っておらず、どこを見ているか分からない。ただ、強烈な快感だけが星川を襲っている。
「もっと悦くなれますよ」


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-家庭内密事-
-彼の衝動-