喉まで出かかってる言葉がある。ここ一ヶ月くらい、ずっと言おうとして、でもさすがに今じゃないかを繰り返しここまできた。だって子供たちのいる学園内で、先生のプライベート且つ教育的によろしくないことを話してしまったら、きっと学園中の先生方から総攻撃をくらう。だから今、久しぶりに帰ってきたこの家で。
「土井せんせ〜、もう戸閉めていい?」
きり丸もバイトへ行ったところだし。
「ああ……。というか先生じゃないだろ、いまは」
半助の声色からして、数少ないこの休日に、私と思う存分いちゃいちゃしたいという考えが透けている。全ての条件が揃った今なら、言える。
「ごめんごめん。寂しかった?」
「べつに、ずっと同じ職場にいただろう」
そっぽを向くわりに、私がわざと時間をかけて窓をしめていたら、案の定待てなくなって、音も立てずに後ろにやってくるのだから、相当寂しかったのだろう。触れ合えなかっただけで。その可愛らしさに、体を捻って正面から抱きついた。
「こ、こら。いきなりそんなくっついて……」
「じゃあ離れる?」
「なっ、それは話がちがうっ」
先生と呼ぶなと言っておいて、心はまだ忍術学園にあるようで、口ぶりは普段の先生通り、羞恥心と自制心に塗れているが、体は正直とはよく言ったもの。節くれだった手は力強く私の体に回されている。
「ねえ、半助にずっと言いたかったことがあるんだけど」
「……えっ?なっ、なに?」
「学園で言っちゃうと色々と大変なことになりそうだったから」
「はあ?……っまさか、やめてくれ。そんな、わたしが時間をつくってやれなかったからか……?」
えっ?なにが?首をかしげる。心なしか声が震えているような。
「そっ、それともっ……いや、あれは仕方がなくっ!ずっとふたりきりになれる機会がなくて、名前の顔を見るだけでつらくなって、しまって……その、まぐわえないから、ひとりでおさめるために……何回か、さけてしまったけど……!すまん!君と別れるなんてわたしはっ」
「あ、ちがうよ」
「はえ……?」
「いや、おっぱい大きくなりすぎじゃない?って」
「は、はあ……?はああああああっ!?なんだそれはぁっ」
わたしの心配を返せと顔を真っ赤にする半助は置いておいて。いやほんとうに。警備のために屋根裏を何度か這っていたことがあったけど、寝巻きの時なんて上から見たら、ぷっくりした乳輪までのぞいていたから私はもう驚きに驚いて。一瞬山田先生の奥さんでも泊まりに来てるのかと思ったら、よく知る男、それもなかなかに良い体格をしたあなただったから。
「ほら、掴みやすくなった気がする」
「ひぃっ!そんなことないから……ほら、もう布団も敷いたし……」
「やだ。このおっぱいに満足しないとここから動けない」
すると窓の裏側、すぐ外からはご近所さんたちの世間話が聞こえてきて、半助の顔は赤から青、青から赤、と忙しない。その間も引き締まったもちっもちの胸を、手のひらいっぱいに感じて私は満たされていく。
「んっ、うっ、やめて、名前、きかれてしまうっ!今ならまだっ」
今ならまだ、服も着てるし万が一入られてきても誤魔化せる。今ならまだ、会話も盛り上がっているから聞かれないで終われる。確かにバレることもなく布団に入れて、半助が待ち望んでいたまぐわいもできるかもしれない。
「普通はおっぱい揉まれたくらいじゃ声なんて出ないけどね」
「そ、それは……あぅんっ♡」
「ねえ脱いで」
「いやだ……いやだぁっ……」
「乳首、死んじゃうくらい触ってあげるけど」
生唾を呑み込む音がいやに響いた。
最近は男の一番敏感な部位よりも乳首がお気に入りらしく、半助にとっては願ってもない申し出だろう。布団に入ってしまえば堪え性のない人だから、「いれさせてくれ♡おねがいだから♡」と腰を振って強請ってすぐ射精してしまうことばかりで、なかなか胸をいじめてあげる時間が取れなかった今日この頃。壁越しにご近所さんがいるこの場所では、どれだけ挿れたかろうと、挿れさせてくれとは言ってこないと見た。
「わたしの、へんになっちゃったけど、嫌わないでくれるか?」
濡れた唇に自分のを重ねると、半助はおずおずと服を脱ぎ出す。下を脱ぐ必要はなかったのだけど、服をきっちり着た私の前で手綱(褌)一丁になる彼は滑稽で興奮する。
「思った以上に変になっちゃってるね。自分でいじりすぎちゃったの?」
そこらの巨乳の女よりも大きく尖っているであろう半助の乳首。前までは乳輪だけがぷっくりひろくて、先端はそんなことなかったはずなのに。なんて助平。触らない方が無礼だと手を伸ばす。
「わらわないで、きいてくれる?……んっ、んっ♡なまえに吸われるのがきもちよくて、でも学園じゃたのめなかったからっ、うぁんッ♡♡ん、ふーっ♡そ、そうこにあるきゅうばんをつかって……んぃいっ♡」
「道具に手出しちゃったんだぁ。ね、わたしの口とどっちがいーい?」
「なまえの♡くちがいいっうぁっ♡か、かまないでぇっ」
「吸盤はこんなことできないもんね」
「ん"ぁああぁ"ッ……♡♡♡それ、だめ……はぁ、いたいぃ……♡♡」
舌の中でころころ転がるそれはおもちゃのようで、いつまでもこうしていられそう。
外に耳を傾けると、大家さんも会話に混ざって、なかなか大きな花を咲かしているようだから、半助の声はそとで遊ぶ子供たちのもののように、彼らには雑音にしか聞こえないんだろう。それに気づかない半助は、私の首に口をやって声を抑えようとしているが。
「バレるのこわいんだぁ。くりくり♡」
「うっ♡ひぅっ♡そりゃあそうだろ……っ♡」
広い背中が少しの刺激で揺れるたび、開けてはいけない扉から、征服欲がまろび出そうになる。指先だけでこれほど弱ってしまう半助に、自称ライバルの彼ならなんと言うだろうか。
いじられすぎてぷっくり真っ赤になった乳首を今度はどうしてあげよう、とニタついていると、外から面白い会話が入ってくるじゃないか。
「ちょっとヤダ大家さんっ!服に染みついちゃってるじゃない」
「え、あ、あ〜!しまったしまった。さっきの昼餉かなぁ」
「乾いてるなら爪でカリカリってしたら取れるんじゃないかしら」
その間もずっと私の肩で荒く息をする半助の耳で、大袈裟に「ふぅん、カリカリするといいんだぁ」と囁くと、情けない声が漏れる。
「ほら!爪でやってみてくださいな!カリカリって」
「そうそう、簡単なのは取れるわよねぇ」
「だって半助。ふふ、こうかなぁ?かり♡かり♡かり♡かり♡」
「や、やめっ、う"ぁッ♡やっ♡こらぁ"っ♡」
きっともう唯一纏っている手綱の中は気持ちが悪いことになってるんだろうな。膝をあげて勃起ちんぽを確認すると、芯を持ったそれが膝に押されて腹の方へ反り、すかさず半助が腰を振る。膝をおろすと半助は犬が媚びるような声で鳴く。
「落ちないわねぇ。それなら汚れた部分を摘んで擦ってみたらどう?」
「ふーむ。擦り合わせる、か」
「今度はつまんで、くりくり♡ってするってさ」
「や、なまえっ、もうっ……ぁひッ♡ん"ぐぅ♡つままれると、よわいからぁ♡」
「こうかな?くりくりくりくり♡こりこりこり♡くにくにくにくに♡♡」
「んぁああッ♡♡こえ♡がまんできなひぃ♡♡♡あう"ぅ"ッ♡♡だめぇええ♡♡ごめんなしゃッ♡お"っ!♡♡こ"れもぉ"っばれちゃうっ♡♡♡んあッ♡き"もち、だめ、ほぉっ♡♡」
倒れそうな体を支えるために、私に体重をかけて膝を震わすその姿はどうしようもなくみっともない。押し付けられている胸も、反った腰も、その先にある余分な肉がない尻も。思いっきり叩いてやりたいけど、それこそ事件性を見出したおばちゃんたちが家に上がってきそうだ。ただでさえ「ん?なあにいまの」「ネズミじゃないかしらねえ」「半助はまったく掃除しに帰って来ないんだから!少しは教訓にするべきだわ」と意識がこちらに向けられているのだから。
すると落胆した大家さんの声がおばちゃん達の魂に火をつけた。
「よごれ、取れなかったなぁ……洗濯するしかないかぁ」
「ちょいとお待ち」
「うえぇぇっ!急に引っ張らないでくださいよっ。伸びちゃうじゃない!」
半助の手が弱々しく肩にかけられて、頭を何度も横に振っている。そうだよね、布じゃなくたって、引っ張られたら伸びちゃうかもしれないし。それでも可愛い半助に変わりはないけどね。
「静かにね♡」
「ぉ"っ〜〜〜〜♡♡♡は、あぁぁぁ……ッ♡♡ふーっ♡ふぅっ♡のびるぅぅぅ♡♡♡だめだめだめだめぇ♡♡♡」
口から涎を垂らして許しを乞うも、もう何に怯えて私の手を止めてほしかったのか、よくわからなくなっているんだろう。顔が蕩けて、最後の抵抗としてヤダヤダ言っている。
「ちょっとおばちゃん!貸してちょうだい!」
「だめよそんな引っ張ったら!」
「ああ勝手に擦ったりしないでくださいよっ!」
「もう少しカリカリすれば取れそうなの!」
大家さんの服はご近所さんみんなで取り合いになって、大層な扱いをされているらしく、悲鳴が聞こえてくるのはさすがに哀れで笑った。そんな哀れな彼に共鳴するように、私の下にも一人、惨めな男が。 床にペタンと座って、手綱を押し上げたちんぽと、つまみやすくなった乳首をだらんと引っさげて私を見ている。ちゅうちゅう。
「あ"っ♡♡あっ♡ああっ♡♡これ、いいっ、これすきぃッ♡♡なまえがちゅう♡ちゅうって♡わたしのおっぱいすってるのっ♡♡ア"ァッ♡かわい♡かわいくてっ♡ああぁ"ぁあ♡♡♡♡おっぱいでなくてっごめんん♡♡んふぅッ♡♡お"っ……ほぉ♡♡♡♡♡♡」
「おっきい声はだぁめ♡おくちでちゅう♡しようねえ」
「んっ♡ふむッ♡♡ん"ぅう♡♡♡は、むっ♡♡んちゅ♡♡ちぅっ♡♡ん、はぁッ♡♡♡あ"ん"
んんっ♡♡ごめ、ごめんなあっ♡♡♡うるさくなっちゃうの♡♡おぁっ♡とめら"れ"なくてぇっ♡♡♡♡もぉなんか、でりゅ♡♡♡おねがっ♡♡なんかでひゃうかりゃっ、でちゃッ♡♡んっ♡♡」
「イっちゃえ♡イっちゃえイっちゃえイっちゃえ♡ほらおっぱいだけでなっさけなくイきなよ♡ご近所さんにも手伝ってもらった乳首いじり♡耐えられなくて射精しちゃうんだ♡せっかくお布団敷いてくれたけどおちんぽ我慢できなくて♡こーんなただの床の上で無駄打ち射精♡私のおまんこにもいれさせてもらえないで♡かわいそうなはんすけ♡♡」
「ううっ♡♡うっ、お、おまんこ……っ♡♡はぅうっ♡なまえのっ♡んあ"ッあああっ♡♡♡♡」
「想像して腰振ってるの?♡布の中に閉じ込められたおちんぽ、おまんこの中にいるって勘違いして嘘のセックス♡してるんだねえ♡♡私が触ってあげてるのはこのだらしな〜いちくび♡なのに♡」
「もっ、やらっ♡お"ぉ"♡いぐぅ♡♡ォ"♡いっ、いく♡いく"いく"いく"ぅ"!!!?!?やめっ、お"ぉ"っ♡いっちゃう"ぅ"♡♡もっ、やらっ、お"ぉ"♡ お"ほっ♡お"ぁ"!?!?!?ほっ♡おぉ"っ♡♡あ"へっ♡♡あんッ♡♡♡ひっぁあ"あ"〜〜〜♡♡♡♡とまらなぁ"あぉ"ッ♡♡やめっ、お"ぉあ"っ♡♡」
「全部だしてね〜♡♡♡ぎゅう〜♡♡」
「だしゅ♡♡あっあ"〜ッ♡♡♡もっと、だしゅからっ、みててぇ♡♡♡なまえっ♡♡しゅきぃ♡♡♡う"ぅぅう〜ッ♡♡こりこりちゅよぃいッ♡♡まだでりゅう♡♡♡♡なまえのいじわるぅ♡♡♡んんっ♡♡はっ♡はうっ♡あぁっ♡……イ"っ♡まら"いく"ぅっ♡♡♡あ"っ♡おぉ"おッ♡♡いぎゅいぐいぐう♡♡♡あっあ"あぁぁああ"ぁあっっ♡♡♡♡」
取れた〜!と外から大喝采が響くと同時に、半助はぐったりして私の方へ倒れた。
「これじゃ学園で我慢できなくなるのもそのうちだね」
「はぁっ、はぁ……うるさあい……おまえがどうにかしなさい……♡♡」