「え、練習試合?また?」
「またってなんだよー」
「いや、ちょっと前に青城と試合したって言ってたし」
「そうだけど。顧問が頭下げてようやく組んでくれた試合でさ、それに相手は因縁のライバルなんて言われてる高校なんだ。」
「へー。」
「燃えないわけがねーべ。」
にっ!と隣の席の彼は笑う。
本当に笑顔が似合う男だ。
「まぁ、そうかな」
GW中遠征に来てんだって、そう言いながら席替えで隣になった菅原が、ぐんぐんヨーグルトを飲みながら言った。
「どこでやるの?」
「うちの体育館」
「いつ?」
「GW4日かな。何見に来てくれるの?」
「うーん、清水とも話したいからさあー」
「なんだよ、目的は清水かよ」
「他に何が?」
「俺らの応援にも来てください」
ったくよーとため息つをつき、ズズッと最後までぐんぐんヨーグルトを飲み干すと、いそいそと机の中から何かを取り出し「ほれ」と見せてくれた。
短期合宿のタイムテーブルだ。
「4日目は9時集合で午前中は練習で、午後から音駒との練習試合だ」
「へー、試合は笑う13時からね」
終わりは16時か。そのあと片付けがあって、少しだけ清水と話す時間はあるだろうか…。
「あ、そうだ、町田今週土曜暇か?」
「土曜って練習試合の日?」
「そっ!」
「別に予定は何もない…けど…」
「ちょっとだけ手伝って欲しいなぁって」
「何を?」
「清水を」
「え?」
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