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『…寝てました』
緑「だと思った」
私は21時を回っても連絡がなかったので一休みといい、少し寝ていた。
電話越しに彼が笑っているのがわかる。
彼から電話を切る様子はない。
『お久しぶりです、お仕事大変やったんですか』
私はおかずを温め直すためにソファかれ立ち上がった。
緑「そうなんだよねー、仕事もなれたから任されることが多くなってさ」
『えー唯さんがバリバリ仕事やってんの想像つかへん』
私は笑いながらそう言うとコラっ、と彼も笑いながら返してくれた。
緑「そういえば名前は洋酒飲めたっけ」
『あんま飲みませんね』
緑「持ってきたから飲み比べでもするか」
『何種類あるんですか?』
緑「3!」
『荷物重っ』
緑「いやー、2リットルを3本もつのマジで血行止まるかと思った。あ、着いたよ」
彼との電話を切って私は玄関へと向かう。
ドアを開けると唯さんが立っていた。
今日はスーツのようだ。
ひと目でいいものなんだろうと分かるスーツだ。
いつもはだらしなくパーカーを着ているのに、とギャップですこしドキッとした。
緑「こんばんわ、名前」
『はい、どうぞ上がってください』
緑「雨上がってよかったよ」
『その荷物で雨は流石にね』
唯さんは、よいしょ、とリビングのテーブルにお酒の瓶を並べる
『スコッチ、…ライ、バーボン…きっついウイスキーばっかやないですか』
緑「いやいや、お湯で割れば甘みが出て美味しいのばっかだよ」
『ふーん』
時計をみると22時を回っていた。
『ご飯なんか食べました?』
緑「ううん、なんも食べてない」
『よかった、座っててください。持ってきますから』
緑「待ってました!」
年上の男性なのは分かっているが幼い笑顔にこちらまで嬉しくなった。
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