リボルバー@

最初は、純粋な "憧れ" だった。

他を寄せつけない強さが魅力的だった。
凛とした瞳は雄弁さを語り
上向きにあげられた口角からは余裕を感じ
どんな局面に立たされようとも冷静さを欠くこともなく
頭の先から爪の先まで一挙一動全てが美しかった。

私は、そんなリボルバー様を心から尊敬していた。
そして、信念を貫くリボルバー様の力になりたくて必死だった。


毎日毎日デュエルに勤しんでいるといつの間にか力がついていった。
努力の末私はスペクターや三騎士の皆さんと同じような立場になっていった。

その頃になるとリボルバー様も私のことを覚えてくださり、時折話しかけてもくれるようになった。舞い上がるような幸福だった。このまま死んでもいいとさえ思えた。
リボルバー様が私を見て私の名を読んでくださる度に胸がいっぱいになった。
そしてもっともっと憧れのリボルバー様のお役に立ちたい、そう考える日々だった。


憧れが恋へと変わったのは、バイラさんの一言によってだった。



ここから話が上手くいかなかったので供養です。ちなみにスペクターとは同じ施設で育ったという裏設定もありました。
いつか完成させられたらいいなあ…!



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