「これ………私も行くの?」
「「当前だ。」」
運命を君と。
19.Reject
散々騒いで帰っていった氷帝軍団。
レギュラー達は練習に戻り、真田と蓮二と名前は、先程跡部から渡された資料を見ていた。
「1週間の合同強化合宿か…」
「悪くないとは思うが。
これに書かれているのを見る限り、全国行きに有力な学校がいくつか誘いを受けているらしいな。
どうする弦一郎?」
「うむ…悪くはない話だ。我々も参加する方向でよいな?」
「あぁ。場所は………さっきからどうした名前?」
「………………………この、参加校ってさ…」
先程から資料を見て微動だにしていなかった名前に声をかけた蓮二。
どうやら、誘いを受けている参加校の欄を見ているようだ。
「参加校が、どうかしたのか?」
「転校した先々でテニス部のマネージャーをした学校が全て入っている、といったところか?」
「ッ…なんで知ってんの開眼くん!!!」
「俺が知らないとでも?全て調査済みだ。」
「どんだけですか。」
昨日の今日で、どんだけ調べてんだこの人…と思いながら、再び資料に目を向けると、やはり見慣れた学校名がいくつか並んでいる。
氷帝学園、青春学園、立海大附属中学、山吹中学、不動峰中学、六角中学、四天宝寺…
誘いを受けている学校の半分が、以前名前がマネージャーをしていた学校だった。
もちろん、マネージャーをしていた=婚約者候補の者がたくさんいると言うことになる。
「これ………私も行くの?」
「「当前だ。」」
名前の顔が、凄まじく引きつった。
「いや、ほら、私その日、予定あるから!」
「却下だ。」
「いやでも私その日体調悪くなるから絶対!!」
「どんな根拠だそれは。」
「とにかく無理!!激しく無理!!!絶対無理!!!!」
「そこまで嫌か。」
顔を真っ青にして顔をぶんぶんと振り、冷や汗をかいている名前に少し戸惑う2人。
だが、
「名前も強制参加だ。」
「ノォォォオオオオオオッッッ」
next.
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