練習時間も終わり、皆が集められている中、例の合宿の件が話されていた。


「この合宿に我々も参加することとなった。
レギュラー陣とマネージャーは強制参加となる。
場所や日時等は、先ほど配ったプリントに書いてある通りだ。
各々確認をしておくように。」

「合宿は来週からとなる。
各自、準備をしておくように。
以上だ。解散!」









運命を君と。
20.Lovable Stupid








各々が解散して行く中、名前は、1人真剣そうな面持ちで考えていた。











どうしたらバックレることが出来るだろうかと。




「名前せんぱーい!!!」
「んー?何かねワカメ君。」


笑顔で名前のところに走ってきた赤也。
名前にワカメと呼ばれることは、少し諦めたようだ。


「一緒に帰りましょ♪」
「何抜け駆けしとぉ?赤也?」


すかさず、名前を誘った赤也の後ろから、仁王が割り込んできた。


「なんだ、仁王先輩も名前先輩狙いですかー?」
「狙いじゃなか。俺のモンやけぇの。」

「仁王…?」


名前の肩を引き寄せて、自分のものだと宣言する仁王。
あとからやってきたブン太は、後ろから、2人を引き離した。


「おぉ、怖い怖い。保護者の登場やの。」
「勝手に自分のもの宣言してんじゃねーよ。」
「丸井先輩のものでもないじゃないすかー!」
「うっせーバカ也!!」
「ちょ、バカ也ってなんすか!?」
「ぉ、ぴったりやのぉ。バカ也?」
「仁王先輩まで…!?」

「そーだ!!!!」


3人が言い合いをしている中、ずっと考え続けていた名前が突然叫んだ。


「…なんだよぃ、名前。」

「ブン太、私、
旅に出r「バカなこと言ってねーでさっさと帰るぜ。」
…………いい案だと思ったのに…。」






ぶつぶつ言いながら歩き出した名前。





やはり、頭が少しおかしいようだ。



その姿を見て、
ポカーンとしている赤也。
ただ笑っている仁王。
深い溜息をつくブン太。






結局、4人で帰ることになったのである。











「あ、じゃぁじゃぁ、その間だけ神隠しに合うとか!!」

「「「無理だろ。」」」










next.

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